■日立造船、英国で大型ごみ焼却発電プラント受注
時事通信-2016年7月1日
日立造船は1日、英エネルギー大手SSE(英ノッティングリー)が出資するフェリーブリッジMFE2(FM2)から、大型のごみ焼却発電プラントの建設工事を受注したと発表した。完全子会社でごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手掛ける日立造船イノバ(スイス・チューリヒ)を通じた取引。(2016/07/01-13:25)
英国はEU離脱という結果になったが、
EU諸国、廃棄物枠組み指令のなかで,
最近は、埋立回避から焼却率が徐々に増えてきている国も、、
日立造船 2016年07月01日
英国の大型ごみ焼却発電プラント建設工事を受注 ~1炉当たりの処理量が当社グループ最大~Hitz日立造船株式会社の100%子会社でごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などの事業を展開するHitachi Zosen Inova AG(スイス、CEO:Franz-Josef Mengede、以下、HZI)は、このほど、英国・大手エネルギー会社SSE plc(以下SSE)が出資する特別目的会社Ferrybridge MFE 2 Ltd.(以下、FM2)からごみ焼却発電プラント建設工事(ストーカ式焼却炉:2,030t/日=1,015t/日×2炉、発電出 力:68,800kW)を受注しました。本件はHZIの英国における9件目の受注工事となり、1炉当たりの処理量は当社グループ最大となります。
本件は、ウェストヨークシャー州ノッティングリーにあるSSE所有のフェリーブリッジ発電所敷地内においてFM2がごみ焼却発電事業を行うものであり、 HZIはFM2より土建工事を含むごみ焼却発電プラントの建設工事をフルターンキー契約で受注したものです。同発電所内には、HZIによって建設されたご み焼却発電プラント(発電出力:67,800kW)が2015年から順調に稼動しており、本実績が高く評価され、受注につながりました。
欧州では都市ごみを焼却処分ではなく、埋立て処理している国も多く、英国やポーランドなど、埋立て処理比率の高い国ではごみ焼却発電プラントの需要が高まっています。
当社グループは、ごみ焼却発電事業における世界No.1を目指し、HZIをはじめグループ全体でシナジーを強化していきます。
なお、本プラントの概要は以下のとおりです。
1.出 資 者:SSE plc
2.発 注 者:Ferrybridge MFE 2 Ltd.
3.施設規模:ストーカ式焼却炉2,030t/日(1,015t/日×2炉)、発電出力68,800kW
4.建 設 地:ウェストヨークシャー州ノッティングリー
5.納 期:2019年7月
まだ2012年までのデータしかないが、、、、
●EU一般廃棄物処理割合、国別の2010年、2011年、2012年をみてみると~
(抜粋)