鎌倉市のごみ減量化施策は興味深い、、
基本理念：「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指して
建通新聞 2016年6月30日
鎌倉市は、ごみの減量・資源化と生活排水の適正処理や、ごみ処理施設の整備計画などについて２０１６年度から10年間に取り組む内容を盛り込んだ「第３次一般廃棄物処理基本計画（素案）」をまとめた。 ...
平成26年度 リサイクル率 Ｒ’は48.2％(リサイクル率Ｒは48.5％)
（そのうち約16％分は植木剪定材の資源化）
人口10万人以上の市町村で全国トップレベル
ただし、1人1日当たりのごみ排出量は全国平均の947g/人日よりも多い
平成26年度1,031g/人日（生活系765g/人日＋事業系266g/人日）
現状で,これだけ資源化を実施していると、、、
もう、、生ごみの減量・資源化を徹底してやる他はないが、、
バイオマスやさまざまな資源化処理方式も模索したようだが、
新焼却施設の計画(「本編」「資料編」）となってしまったので、脱焼却方式は期待できず、
鎌倉市HP 更新日：2016年6月23日
第３次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画(素案)への意見募集について第３次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画は、平成２８年度から１０年間の長期的・総合的な視点で、ごみの減量・資源化及び生活排水の適正処理等について定めるものです。
本市は、焼却施設の老朽化を背景として、焼却量を削減するとともに、新ごみ焼却施設を整備し、将来に渡り安定したごみ処理を行うことが求められて います。そして、環境負荷の少ない「循環型社会」を形成するために、市民、事業者、行政が連携・協働して３Ｒを推進し、焼却量や埋め立てによる最終処分量 を限りなくゼロに近づける「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指しています。この計画素案へのご意見を募集します。
意見募集の内容意見応募チラシ（PDF：164KB）
応募用紙 （PDF：103KB）/（ワード：80KB）
第３次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画(素案） （PDF：3,794KB）
※ なお、下記の市施設で、閲覧及び配布を行っております。
市役所本庁舎１階ごみ減量対策課、各支所、名越クリーンセンター、今泉クリーンセンター、笛田リサイクルセンター
平成２８年６月２８日（火）から７月２７日（水）まで （期間内必着）
提出方法～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
鎌倉市のごみ処理コスト、
公表されていたので計算してみた、
23区の平成25年度ごみ処理経費の総額は1,246億円、ごみ処理原価が55,559円／トン（収集・運搬）なので、
人口173,530人の鎌倉市、61,008円/トンは効率がいいといえるのだろうか？
「燃えないごみ、危険有害ごみ、食用油」はいがいとかかっていない？
焼却灰の外部委託などはどこに入っているのか？
リサイクル費用、江東区と比較してみると、
「飲食用カン・ビン」がかなり高い、
ﾐｯｸｽﾍﾟｰﾊﾟｰは三栄レギュレーターに売却と聞いていたが、ヤードでの処理、収集運搬費かな、、
「植木剪定材」は山梨県で民間委託にしてはあまり経費がかかっていない、、いいな、、
鎌倉市のペットボトルは独自ルートにしては経費かかりすぎでは、
容器包装プラスチックの経費が少額過ぎて驚いた、、指定保管施設の経費が少ないのだろうか？
製品プラスチックもずいぶん経費がかかっている、良質のPP、PEだと有価で引き取るような話もあったが、、、
（円/トン） 経 費 3,599,174,586 66,922 53,782 ごみ 2,451,684,971 40,186 61,008 燃やすごみ、粗大ごみ
臨時ごみ 2,264,966,655 38,311 59,121 燃えないごみ、危険有害ごみ、食用油 186,718,316 1,875 99,583 資源物 1,147,489,615 26,736 42,919 飲食用カン・ビン 220,989,030 2,079 106,296 新聞、段ボール、雑誌・ボール紙、布類 188,015,618 8,620 21,812 ﾐｯｸｽﾍﾟｰﾊﾟｰ、紙ﾊﾟｯｸ 137,630,008 2,436 56,498 植木剪定材 300,439,284 10,897 27,571 ペットボトル 95,709,960 503 190,278 容器包装プラスチック 200,568,800 2,188 91,668 製品プラスチック 4,136,915 13 318,224
鎌倉市「第３次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画(素案） （PDF：3,794KB）」より作成