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東海第2原発で放射性廃液漏れ 外部への影響なし(1リットル当たり37万ベクレルが漏れ続けている)/茨城

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TBS「東海第二原発で放射性廃液750リットル漏れ」より



■東海第2原発で放射性廃液漏れ 外部への影響なし

47NEWS-2016年6月2日
 2日午後2時55分ごろ、茨城県東海村の日本原子力発電東海第2原発の廃棄物処理棟の室内に液体がたまっているのを 作業員が確認した。原電が調べたところ、1リットル当たり37万ベクレルの放射性物質が検出された。作業員の被ばくや、建屋の外への放射性物質の漏えいは ないという。
 原子力規制庁によると、室内には液体廃棄物の入ったタンクの中の気体から水分を除去する装置があり、液体はこの装置を囲む堰内にたまっている。装 置から放射性廃液が漏れた可能性があるとみている。日本原電によると、漏れた廃液は2日午後8時現在、約750リットルで、漏れ続けているという。

原発施設、ずさんなな管理体制、、、

■東海第二原発で放射性廃液750リットル漏れ
TBS News-2016年6月3日
 茨城県東海村にある東海第二原発の建屋内で、放射性物質を含む廃液およそ750リットルが漏れ出たことがわかりました。
 日本原電などによりますと、2日午後3時前、東海第二原発の廃棄物処理棟で、室内に廃液がたまっているのを作業員が見つけました。漏れ出た廃液はおよそ750リットルあり、1リットルあたり37万ベクレルの放射性物質が検出されたということです。
 廃液は建屋の外には漏れておらず、外部への影響はないということです。(02日22:25)

日本原子力発電株式会社

プレスリリース

2016年06月02日 東海第二発電所 管理区域内での放射性廃液の漏れについてNEW


東海第二発電所管理区域内での放射性廃液の漏れについて

 当社、東海第二発電所(沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット)は、第25回定期検査中(全燃料取出中)のところ、本日14時55分頃、廃棄物処理棟※1の地下1階で液体が溜まっていることを確認しました。その後、上部に位置する階(タンクベント処理装置室※2)においても液体が溜まっていることを確認しました。当該2か所の液体の放射能濃度を測定し、表面汚染密度を評価したところ、タンクベント処理装置室内の液体が基準値である40Bq/cm2を超えていることから、16時56分に保安規定第94条※3に基づき、立入制限区域を設定しました。
 なお、液体は当該装置まわりの堰内に留まっており、液位の上昇はありません。
 現在、詳細原因については調査しています。
 本事象による環境への放射能の影響はありません。

※1:廃棄物処理棟:発電所内で発生する放射性廃棄物(液体、固体、気体)の処理と貯蔵のための施設
※2:タンクベント処理装置
室: 放射性廃液を貯蔵しているタンク内の圧力を管理する設備
※3:保安規定第94条:管理区域内における放射線管理上の特別措置について定めた条文

添付資料 東海・東海第二発電所位置図


 


■ 「凍土壁」凍らず、セメント系注入決定 福島第1原発で規制委
SankeiBiz-2016年6月2日
 原子力規制委員会の検討会は2日、東京電力福島第1原発の汚染水対策で、建屋周辺の土壌を凍らせる「凍土遮水壁(とう どしゃすいへき)」が完全に凍結しないため、周辺にセメント系の材料を注入する東電の計画を了承した。運用開始から2カ月が経過しても汚染水抑制の効果が 見えず、追加工事が必要と判断した。東電は近日中に工事に着手する。
 東電によると、凍土壁周辺の地中温度は測定箇所の97%で0度を下回ったものの、1号機北側、東側と4号機南側では7・5度を超え、凍らない箇所が複数残った。石の多い地層で水が流れやすくなっていることが原因とみられ、工事で隙間を埋め凍結を促進する。
 規制委は、海側から段階的に進める凍結範囲の拡大について、地下水位の急激な変化などのリスクが小さいことから、山側の95%まで凍結する次の段階への移行も了承した



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