■日立造船、日立造船、7月から電力小売り事業開始-ごみ発電受注増を視野に
電気新聞-2015/05/15
日立造船は7月1日から電力小売り事業を開始する。当面は自治体向けに納めた国内約60カ所のごみ焼却・発電プラントを中心に電力の調達を進め、売電事業 を展開する。日立造船グループ内での供給から始め、9月から公共施設や民間企業向けに展開する方針だ。同社にとって、新電力(特定規模電気事業者)事業参 入の意義は売電による収益だけではない。自社が納めたごみ焼却・発電プラントから電力を購入し、同じエリアへ供給する地産地消モデルは、総合評価落札方式 の一般競争入札で提案力強化につながる。
日立造船は2010年にスイスのイノバ社を買収。ごみ焼却・発電プラントを世界各地で展開している。これまで470施設・230万キロワットの納入実績が ある。このうち、日本国内の実績は約60施設・33万キロワット。こうした実績を生かすため、昨夏から電力小売り事業の検討を開始。今年1月14日付で新 電力の届け出を行った。(4面)
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■タクマ バイオマス発電設備好調、売上高1000億円回復
神戸新聞-2015年5月14日
環境プラントメーカーのタクマ(兵庫県尼崎市)が14日発表した2015年3月期連結決算は、バイオマス発電設備が好調で、売上高が前期比7・8%増の1038億7400万円となった。千億円を超えたのは3年ぶり。年間配当は前期比3円増の9円とする。