容リ協会、平成31年度の落札結果(3素材):速報版(消費税抜き)をホームページで公開、
(PETボトル上期分の落札結果速報は2月27日に掲載)
落札結果の再商品化事業者および市町村への通知は昨日済ませたようだ、、、
4素材・落札結果、一覧表等は、3月末契約後、4月上旬にホームページで公開のようだ、、、
気になるプラスチック製容器包装は、
・プラスチック合計の落札数量は前年度より6,780トン多い663,581トン、
・コークス炉化学原料化の落札数量は前年度より53,556トン多い217,113トン←落札単価は前年比16.1%(7,598円)低下し、39,539円/トン
・材料リサイクルの優先枠は入札可能量の50%とした。←落札量は全体の53.4%
・プラスチック合計の落札単価は、前年比2.6%(1,302円)低下し、48,960円/トン
平成31年2月19日
平成31年度落札結果(3素材):速報版(消費税抜き)
平成31年度落札結果(ガラスびん、紙製容器包装、プラスチック製容器包装の3素材)について、以下のとおり速報いたします。
PETボトル上期分の落札結果速報は2月27日に掲載する予定です。
なお本落札結果速報は平成31年3月末の当協会と再商品化事業者の契約締結までに変更となる場合があります。
また、以下の表でお示しする単価および金額は消費税抜きの数字です。
1.入札スケジュール
平成30年
12月17・18日
入札説明会
12月21日
3素材・入札開始
平成31年
1月15日
PETボトル・入札開始
1月25日
3素材・入札締切
1月29日
3素材・開札
2月12日
PETボトル・入札締切
2月13日
PETボトル・開札
2月14日
3素材・落札判定会議(選定終了)
2月18日
3素材・落札結果の再商品化事業者および市町村への通知
2月19日
3素材・落札結果速報のHP掲載
2月25日
PETボトル・落札判定会議(選定終了)
2月26日
PETボトル・落札結果の再商品化事業者および市町村への通知
2月27日
PETボトル・落札結果速報のHP掲載
3月7日
PETボトル・落札結果一覧表速報のHP掲載
3月14・15日
再商品化事業者説明会
3月末
契約締結
4月上旬
4素材・落札結果、一覧表等のHP掲載
2.各素材・手法別の加重平均落札単価及び落札数量
素材/手法
加重平均落札単価(円/トン)
落札数量(トン)
平成31年度
平成30年度
前年度増減
平成31年度
平成30年度
前年度増減
構成比(%)
ガラス
びん
無色
5,331
5,040
291
109,885
110,792
-907
30.9%
茶色
6,061
5,742
319
111,771
115,591
-3,820
31.4%
その他の色
10,074
9,164
910
133,840
135,261
-1,421
37.6%
ガラスびん合計
7,346
6,807
539
355,496
361,644
-6,148
100.0%
PETボトル(上期分)
ー
-31,044
ー
ー
111,177
ー
ー
紙製容器包装
-8,828
-9,515
687
20,975
21,827
-852
-
プラスチック製容器包装
材料リサイクル
56,733
54,898
1,835
354,156
393,962
-39,806
53.4%
高炉還元剤化
44,657
39,245
5,412
34,181
36,300
-2,119
5.2%
コークス炉化学原料化
39,539
47,137
-7,598
217,113
163,557
53,556
32.7%
合成ガス化
39,218
35,620
3,598
57,740
62,570
-4,830
8.7%
白色トレイ
54,313
51,412
2,901
390
412
-22
0.1%
プラスチック合計
48,960
50,262
-1,302
663,581
656,801
6,780
100.0%
・PETボトル上期分の落札結果速報は2月27日に掲載します。
・平成30年度の単価・数量は落札時(速報版)の数値です。
参考: 平成30年度速報版 平成30年度落札結果
・表示している落札単価は、有償落札分と逆有償落札分の総合計の金額を落札量で除した加重平均値です。
・指定法人から再生処理事業者へ費用を支払ってリサイクルするものを「逆有償」、逆にPETボトル等で再生処理事業者が指定法人に費用を支払うものを「有償」と表現しています。
3.PETボトル・紙製容器包装の有償および逆有償落札状況
素材
落札単価(円/トン)
落札数量(トン)
平成31年度
平成30年度
前年度増減
平成31年度
平成30年度
前年度増減
構成比(%)
PETボトル(上期分)
有償分
ー
-33,210
ー
ー
108,222
ー
ー
逆有償分
ー
48,274
ー
ー
2,955
ー
ー
合計
ー
-31,044
ー
ー
111,177
ー
ー
紙製容器包装
有償分
-11,541
-11,994
453
17,797.7
18,853.5
-1,055.8
84.9%
逆有償分
6,365
6,209
156
3,177.1
2,973.0
204.1
15.1%
合計
-8,828
-9,515
687
20,974.8
21,826.5
-851.7
100.0%
4.各素材の落札概況
落札概況
ガラスびん
落札数量は前年度より6,148トン少ない355,496トンとなった。
落札単価は三色とも上昇し、ガラスびん合計で7,346円/トンとなり前年度より539円/トン高くなった。
有償入札は無く、逆有償分の見通し額合計(単価×数量)は約26億1千万円となる。
用途別には「びんの原料」用途の全体に占める割合は、74.1%となり、前年と比べ0.1%増加した。
PETボトル
(上期分)
※
紙製容器包装
落札数量は20,975トンとなり、前年度より852トン減少した。
有償分落札数量は前年より1,056トン減少の17,798トン、逆有償分落札数量は前年204トン増加の3,177トンとなった。
落札単価は有償分単価、逆有償分単価がともに上昇し、合計では前年度より687円/トン逆有償化が進みマイナス8,828円/トンとなった。
有償分の見通し額合計(有償分単価×数量)は約2億5百万円、逆有償分の見通し額合計(逆有償分単価×数量)は約2千万円となる。
プラスチック製容器包装
落札数量は前年度より6,780トン多い663,581トンになった。
コークス炉化学原料化の落札数量は前年度より53,556トン多い217,113トンになった。他の手法の落札数量は減少した。
昨年同様、材料リサイクルの優先枠は入札可能量の50%とした。
材料リサイクル落札量は全体の53.4%となり前年度(60%)より低下した。
落札単価は前年比2.6%(1,302円)低下し、48,960円/トンとなった。
コークス炉化学原料化の落札単価は前年比16.1%(7,598円)低下し、39,539円/トンとなった。他の手法の落札単価は上昇した。
※PETボトル上期分の落札概況は2月27日に掲載します。
以上