合理化拠出金額の経年推移
容器包装リサイクル協会が平成29年度分の合理化拠出金をホームページで公表
「市町村への資金拠出制度」が始まった平成20年度分は約95億円、平成22年度は約100億円の拠出金、
平成29年度分は、プラスチックがゼロで、なんと3500万円 、
年々、、、想定費用と実際のリサイクル費用の乖離がなくなって、、、
市町村も、契約量と実際の処理量の乖離をなくそうとするので、、、そのうち拠出金もなくなる、、
拠出金の算定は、「品質」と「低減額」貢献度に応じての支払い算定なので、、
それにしても、こんなもの当てにする方がおかしいのだが、
市町村も入ってくるものはやはり当てにしているだろうから、、、
容器包装リサイクル法、
いちばんお金のかかる収集・運搬・選別・保管が市町村の役割、
特定事業者がリサイクル費用を負担するとはいえ、
市町村の負担が大きすぎる容器包装リサイクル、
平成30年9月06日
平成29年度分合理化拠出金(市町村への資金拠出)の金額を確定
容器包装リサイクル法第十条の二で定められている市町村への資金拠出制度 に基づき、平成29年度分の資金拠出額が下表のとおり確定しましたので、お知らせします。
ガラスびん(その他の色)、プラスチック製容器包装については、「現に要した費用」が「想定額」を上回りましたので、拠出金はありません。
対象となる拠出金総額は、容リ法施行規則に定められた、「品質」基準による配分と「低減額」貢献度に応じた配分により、それぞれ対象となる各市町村・一部事務組合等に配分計算され、9月21日に対象市町村・一部事務組合等に対して支払われる予定です。
市町村ごとの合理化拠出金配分明細は、9月21日以降に当協会ホームページへ掲載予定です。
1. 配分対象市町村数・配分金額(消費税抜き)
ガラスびんPETボトル紙製容器包装プラスチック製容器包装合計
無 色茶 色その他
配分金額(円)
7,814,340
13,875,238
ー
11,889,469
1,274,539
ー
34,853,586
契約市町村数
964
1,016
1,239
1,212
146
1,104
1,565
引取実績有りの市町村数
960
1,015
1,224
1,212
145
1,096
1,565
拠出金配分対象市町村数
960
1,015
ー
1,212
145
ー
1,418
2. 想定額、現に要した費用、差額、合理化拠出金額の一覧(消費税抜き)
分別基準適合物種類想定額②現に要した費用(円)差額(円)
①-②合理化拠出金(円)
想定単価
(円/t)契約量
(特事負担分)(kg)①想定額(円)
ガラスびん(無色)
4,551
107,196,750
487,852,409
472,223,730
15,628,679
7,814,340
ガラスびん(茶色)
5,042
103,826,080
523,491,095
495,740,620
27,750,475
13,875,238
ガラスびん(その他の色)
7,221
124,306,220
897,615,214
986,867,659
-89,252,445
0
PETボトル
972
197,394,398
191,867,354
168,088,417
23,778,937
11,889,469
紙製容器包装
918
22,019,964
20,214,326
17,665,248
2,549,078
1,274,539
材料リサイクル(トレイ)
40,417
464,913
18,790,388
17,021,759
材料リサイクル(トレイ以外)
54,191
332,781,160
18,033,743,841
17,141,566,888
合成ガス化
37,149
76,276,380
2,833,591,240
2,661,555,130
高炉還元剤化
36,579
36,004,070
1,316,992,876
1,372,338,641
コークス炉化学原料化
43,243
214,603,020
9,280,078,393
10,646,107,067
プラスチック製容器包装計
-
660,129,543
31,483,196,738
31,838,589,485
-355,392,747
0
合計
-
-
-
-
34,853,586
→合理化拠出金の経年推移グラフ
→想定額、現に要した費用、合理化拠出金の経年推移グラフ
想定額、現に要した費用、合理化拠出金額の経年推移
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想定額(円)=想定単価(円/トン)×想定量(トン)想定単価:直近3ヶ年の支払実績単価の平均 ※想定単価は、3年ごとに見直し、3年間固定で適用。
想定量:毎年の市町村からの申込み量(特定事業者負担分のみ)
市町村への合理化拠出金制度
合理化拠出金って? 何?
平成20年4月から施行となった「市町村への資金拠出制度」は、容器包装ごみのリサイクルが合理的・効率的に進められ、想定よりもリサイクル費用が少なく済んだ時(下図①)には、
その少なく済んだ分のうち半分を、事業者側から市町村へ資金をお支払いするものです。(下図②)
毎年9月上旬に、協会からそれぞれの市町村へ「品質」基準と、「低減額」貢献度に応じて、前年度分の支払いが実施されます。(下図③)
※なお、品質については、保管施設ごとに評価されます。