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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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23区 光が丘清掃工場建替工事の現場をみてきた~ (巨大な全覆い仮設テントの解体中)

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光が丘清掃工場建替工事の現場 光が丘IMA(ショッピングモール)側から(2018年6月19日)

 

先日、清掃一組のHPで「各建替工事の全景写真等を更新しました」 となっていたので、、、

さっそく光が丘清掃工場の最新の工事写真をみてみると、、、
なんと、もう全覆いテントの壁面は骨組みだけになっていた~

光が丘清掃工場建替工事全景写真(平成30年5月29日)

 

 

 

 

 

 

 

 



清掃一組「光が丘清掃工場建替工事 工事写真」(全景)(平成30年5月29日現在)


清掃一組の写真は、最新といっても2週間以上のタイムラグがあるので、

建設工事請負のタクマ・鴻池特定建設工事共同企業体「光が丘清掃工場建替工事施工状況のご案内」のホームページのライブカメラ映像で確認すると、もうテントが残っているのは屋根部分だけになっていて、周辺は骨組みだけ、、、その骨組みもどんどん解体されつつあったので、

梅雨の合間の晴れ間となって真夏のような暑さとなった午後、、、
全覆いテントとやらが全て解体される前に、、実際この目で大きさを見てこようと光が丘まで行ってきた~

なにしろ、旧清掃工場の建物そのものを、そっくりテントで覆って解体撤去工事をするという、、いわば、前代未聞の突拍子もないキチガイじみた発想というか、 または、金に糸目をつけずに、なによりも周辺住民の安心のためというか、粉じんや騒音クレーム回避のためというか、もしかすると、ゼネコン事業者など諸々の利権絡みなのかもしれないし、、もちろん、解体現場の労働者の安全安心が第一番というのかもしれないし、、、とかなんとか、いろんな思いを抱えながら、先ずは百聞は一見にしかずで現場をみてくることにした~(杉並清掃工場解体時は、プラットホームの解体現場のテントは見学した)

ほんとうに大きかったな~
まるでお化けテント、骨組みだけでもかなりのインパクトあり、、、

週間工程表(平成30年6月第4週)を見ると、
只今、①テント解体、②杭打設、③既存杭引抜、④掘削工、⑤地盤改良となっている~

   

光が丘IMA(ショッピングモール)側から

   

光が丘公園側から


公園側の現場入口には、「情報コーナー」もあった~、

   

光が丘公園側から

ほんとうに団地のど真ん中の清掃工場、
光が丘清掃工場の建替工事、なにしろ光が丘駅すぐそばである、
光が丘IMA(ショッピングモール)や光が丘公園は人通りも多く、立ち止まって清掃工場の解体現場をみる人も多い、あの巨大な仮設テント、解体中の骨組み、現場作業員の動きなどをツイッターで投稿している人も多い、、、


そうして考えると、、、
あの巨大なお化けのような全覆いテント、設置も解体も巨額を投じているのだろうが、無駄ではないのかとも思えてくる、、
光が丘は、300トン/日(150トン/日・炉×2基)炉ではあるが、余熱利用で地域の熱供給などおこなうのでかなりの割高で、、タクマ・鴻池JVとの契約金額は約336億円(税込)だった。(その後、土壌汚染対策工事による契約金額の変更があり約344億円) 足場を作ったり、仮設テントの骨組みも、高所での作業現場となっていたが、くれぐれも事故など起きないようにと願うのみ、、、

23区の清掃工場建替工事では、練馬清掃工場ではじめて全覆いテントの使用、その後、杉並清掃工場、目黒清掃工場建替で全覆いテントは設計仕様書に組み込まれたようだ、なにしろ、23区の清掃工場、いまや、どこも住宅密集地の中での建替となっているので、一概に、税金の無駄遣い、必要ないとは言えない状況なのかもしれない、、、


 ← ↓ このサイト、音が出るので要注意

タクマ・鴻池特定建設工事共同企業体「光が丘清掃工場建替工事施工状況のご案内」サイト、
ライブカメラもあって、、様子がよくわかる、また工事写真や動画など豊富でとてもわかりやすい
煙突解体や全覆いテントの施工、清掃工場解体の動画(早送り)はYouTubeでも公開されていて、とてもおもしろい~

■煙突解体

 

■全覆い仮設テント施工

 

 

この建屋解体をみていて思うに、、、テントで覆われた密閉空間の中での解体作業、粉じん等の周辺への飛散はないにしても、少しでも間違って、万が一でも防塵設備や集じん器などがうまく機能しないと作業環境は最悪になると、、逆に作業者の安全が心配になった~ 雨降りなど天候に左右されないのはいいかもしれない、、なにごともうまくいけばいいが、いろんなトラブル、ヒューマンエラー、各種のアクシデントはつきまとうので、、、安全第一がなによりで、 ■清掃工場建屋解体

 




23区 光が丘清掃工場の解体工事、煙突がいつのまにか短くなっている、、、2017年08月19日
23区清掃一組、光が丘清掃工場建替工事はタクマ・鴻池特定建設工事共同企業体(335.8億円)2016年06月28日
23区 光が丘清掃工場の今、昔、、清掃工場だよりから~(平成28年3月末で 閉鎖予定)2015年11月20日

 

 

 


彦根愛知犬上広域行政組合 新ごみ処理施設整備基本計画(素案)に対する意見公募について(概算事業費は350億円規模を想定)

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市町村が新しい廃棄物処理施設の建設計画などを公表すると、、一応、どのような廃棄物処理方式かを開いてみることにしている。
そして焼却処理の場合、焼却炉か溶融炉かのチェックもするのだが、、、

彦根愛知犬上広域行政組合の「彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)」では、処理方式はストーカ炉となっているのだが、、、
なんと、容器包装プラスチックを燃やす場合と分別する場合で施設規模を二通り提示しているので、、、どういうこっちゃ、彦根愛知犬上広域行政組合の構成市で、彦根市の場合は「容器包装プラスチック」の分別回収を実施している。他の愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町は指定法人ルートでの容器包装プラスチックの契約はなし。場合によっては、彦根市も容器包装プラスチックの分別回収をやめる可能性もあるのか? 理念として、「経済性に優れた施設」などというのもうたっているし、

熱回収施設の施設規模
処理対象ごみ:燃やすごみ 、 リサイクル施設からの可燃残渣 、 災害廃棄物 ( 可燃物 ・ 柱角材等破砕物 )
147t/日(73.5t/日×2炉) ※ケース①・②:容器包装プラスチックおよび廃食用油を燃やすごみに含む場合
144t/日(72t/日×2炉) ※ケス③:容器包装プラスチックおよび廃食用油を分別する場合


建設候補地も示されて入るが、、
以前、「新ごみ処理施設の建設候補地を公募/応募を16年7月まで受付」ということで、
建設を受け入れた地元区(自治会)には、3億円を限度にまちづくり支援を行うと公募していた組合だ、
候補地選定委員会


 概算事業費は350億円規模を想定/基本計画素案を公表/彦根愛知犬上広域行政組合
株式会社建設ニュース (ブログ) 2018年6月21日
 滋賀県彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町で組織する彦根愛知犬上広域行政組合は、「彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)」を公表した。1日当たり144-147㌧の熱回収施設(ストーカ式焼却方式)と、同31-35㌧のリサイクル施設を整備する。直営方式での概算事業費は20年間の維持管理運営費を含めて341-351億円(税込)を見込む。2018年度に基本計画を定めるとともに、事業方式を検討、19、20年度に基本設計を行う。21年度半ばから2年程度で施設整備事業者を選定し、23年度半ばから実施設計と施工に着手する。完成は27年度半ばの予定だ。...


彦根愛知犬上広域行政組合

彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)に対する意見公募について

[2018年6月20日]

彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)に対する意見公募について

 彦根愛知犬上広域行政組合では、昨年度、愛荘町竹原区を新たなごみ処理施設の建設候補地とすることを決定し、現在施設整備に関する基本計画の策定を進めています。

 つきましては、計画(素案)がまとまりましたので、皆さんのご意見を広く取り入れるため意見公募を実施します。下記の方法でご意見等をお寄せください。

 いただいたご意見等は、別途設置している彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画検討委員会の考え方とともに整理したうえで組合ホームページなどで公表します。

 なお、ご意見等に対して個別には回答いたしませんので、あらかじめご了承ください。

素案の公開場所 彦根愛知犬上広域行政組合 窓口およびホームページ 彦根市 生活環境課 (彦根市役所彦根駅西口仮庁舎3階) 愛荘町 行政相談コーナー (愛荘町役場愛知川庁舎1階) 愛荘町 町民ホール (愛荘町役場秦荘庁舎1階) 豊郷町 住民生活課 (豊郷町役場1階) 甲良町 住民課 (甲良町役場1階) 多賀町 産業環境課 (多賀町役場1階) ご意見等の募集期間  平成30年6月20日(水) ~ 平成30年7月20日(金)  

彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)に対する意見公募関係書類

彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)1/2 (サイズ:3.74MB) 彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)2/2 (サイズ:5.82MB) 彦根愛知犬上地域新ごみ処理施設整備基本計画(素案)の概要 (サイズ:680.54KB) 意見提出様式 (サイズ:30.00KB

活発な意見飛び交う 厚木市金田の新ごみ処理施設 厚木市金田の新ごみ処理施設

ごみ処理非常事態宣言の豊橋市 「雑がみ分別袋」配布 ごみ減量のきっかけに、、

豊島清掃工場焼却熱利用実現可能性調査検討業務委託のプロポーザルを実施します

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豊島区 更新日:2018年6月20日

豊島清掃工場焼却熱利用実現可能性調査検討業務委託のプロポーザルを実施します

豊島清掃工場焼却熱利用実現可能性調査検討業務委託に係る事業者を選定するにあたり、公募型プロポーザルを実施します。

概要

豊島区は、平成22年度から平成24年度にかけて「豊島清掃工場排熱利用基礎調査」を行い、豊島清掃工場の排熱利用について関係事業者の意見や想定される課題を一定程度集約し、基本的な考えを整理しました。一方、平成27年7月に池袋駅周辺地域が「特定都市再生緊急整備地域」の指定を受けたことを契機に、池袋駅西口地区や東池袋一丁目地区において、都市再生特別地区を想定した市街地再開発事業の検討が民間主導で進んでおり、安全・安心なまちづくり、低炭素社会の将来的な実現に向け、既存の地域冷暖房施設以外の熱の受け入れ先や、民間主体環境負荷軽減の取組が想定されています。

以上の背景をふまえ、本業務は豊島清掃工場の焼却熱利用実現可能性について、関係事業者(東京23区清掃一部事務組合、地域冷暖房事業者、開発事業者、鉄道事業者等)の意見や課題を集約するため、関係事業者からの情報・意見収集及び勉強会を開催し、豊島清掃工場を含む全体のシステム、事業スキームなどを検討、技術的な観点から清掃工場焼却熱を利用した施設計画(案)を具体的に策定します。

当該業務は焼却熱利用実現可能性について、効果的かつ効率的に実施する方法の提案を必要とするため、公募型プロポーザルを実施し、受託者の選定を行うこととします。

詳細は~

 

そういえば、2012年頃にも
「豊島清掃工場、豊島区が東池袋地区の地域冷暖房に排熱の利用を検討中」というニュースがあった、、、

関連(本ブログ)
23区 豊島清掃工場 排熱利用を検討 2012年08月20日

 

一関地区広域行政組合 一般廃棄物の新焼却施設、狐禅寺への建設断念「合意形成の協議できず方針を変更」

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狐禅寺への建設断念 一関・新廃棄物焼却施設
岩手日報 2018年6月22日
  一関地区広域行政組合(管理者・勝部修一関市長)が同市狐禅寺(こぜんじ)地区に建設を計画する一般廃棄物の新焼却施設について、勝部市長は21日、同地区への建設を断念する意向を示した。協議の相手だった住民組織の同地区生活環境対策協議会の役員体制が整わず「これ以上の建設に向けた合意形成の進展は困難」と判断した。賛否で住民が対立し、訴訟にも発展した新施設建設は白紙に。候補地選定は暗礁に乗り上げた。 ...

<ごみ焼却場>一関市長、建設断念「合意形成の協議できず方針を変更」
河北新報 2018年6月22日
組合は14年3月、新たなごみ焼却施設と最終処分場、放射性汚染廃棄物の仮設焼却施設を狐禅寺地区に一括整備する案を発表。その後、ごみ焼却施設建設に ...

新日鉄住金大分製鉄所「転炉滓処理場」で高熱のスラグと水が反応して爆発事故

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新日鉄住金大分製鉄所で小規模な爆発事故
OBS大分放送ニュース 2018年6月22日
22日朝、大分市の新日鉄住金大分製鉄所構内で小規模な爆発事故がありました。けが人はいませんでした。22日午前6時すぎ、大分市西ノ州の新日鉄住金大分製鉄所構内にある「転炉滓(てんろさい)処理場」で爆発がおき、壁面にある窓の一部が焼けました。事故当時、処理場に人はおらず、けが人もいませんでした。消防などによりますと、この処理場は鉄を精製する際にできる「スラグ」に水をかけて冷却する施設で、高熱のスラグと水が反応して爆発が起きたとみられています。大分製鉄所は爆発の原因を詳しく調査するとともに、「ご心配をおかけし、大変申し訳ございません。再発防止に努めます」とコメントしています。

(再)23区清掃一組 平成30年度第1回「区民との意見交換会」開催は7月4日(水曜日)14時00分から

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清掃一組「「区民との意見交換会」開催チラシ(PDF:296KB)」から

 


23区清掃一組の「区民との意見交換会」は平成30年7月4日(水曜日)14時00分から~
テーマは、
 ①一組の現状について
 ②清掃工場の延命化について

意見交換会、
第1回は平成22年11月、今回は23回目となる~



東京二十三区清掃一部事務組合 更新日 2018年6月4日

平成30年度第1回「区民との意見交換会」の開催について

平成30年度第1回「区民との意見交換会」を以下の通り開催いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。

参加に当たっては、事前に申し込みが必要です。

1.募集要領

「区民との意見交換会」開催チラシ(PDF:296KB)

2.日程

平成30年7月4日(水曜日)14時00分から16時00分まで(13時30分開場)

※当日は13時55分までにご来場ください。

3.テーマ 一組の現状について 清掃工場の延命化について 4.場所

東京区政会館14階入札室(千代田区飯田橋3丁目5番1号)

5.定員

40名(申込順)

6.申込方法

平成30年6月4日(月曜日)9時から平成30年6月29日(金曜日)17時までの間に、専用メールフォーム又はFAXでお申し込みください。申込みは、参加希望者1名につき1通でお願いします。
参加は申込順とし、参加希望者が定員に達した場合は、申込期間内であっても募集終了とさせていただきます。参加の可否については申込者全員にお知らせします。
申込みに際しての個人情報は、「東京二十三区清掃一部事務組合個人情報の保護に関する条例」に基づき適正かつ厳正に管理します。

専用メールフォーム

※一部の携帯電話ではご利用できない場合があります。

FAX申し込み用紙(参加希望票)のダウンロード(PDF:123KB)

※FAX送信先:03-6238-0620

詳細は~

 

 

東京二十三区清掃一部事務組合

新着情報

6月21日

区民の皆様へ

中防不燃・粗大ごみ処理施設整備事業計画(素案)説明会の開催について NEW

6月4日

区民の皆様へ

平成30年度第1回「区民との意見交換会」を開催します

5月1日

持込業者様へ

事業系一般廃棄物の持込みについて

6月22日

区民の皆様へ

目黒清掃工場建替だより創刊号を掲載しました NEW

6月22日

区民の皆様へ

財政状況の公表(平成29年度下半期)を掲載しました NEW

6月22日

区民の皆様へ

墨田清掃工場だより第44号を掲載しました NEW

6月21日

区民の皆様へ

平成30年度東京二十三区清掃一部事務組合職員(技能Ⅵ)を募集します NEW

6月15日

区民の皆様へ

平成29年度ごみ量の確定値を掲載しました

6月15日

区民の皆様へ

千歳清掃工場だより第41号を掲載しました

6月13日

区民の皆様へ

平成30年6月までのえんとつ総選挙結果を掲載しました

6月12日

区民の皆様へ

平成30年第2回東京二十三区清掃一部事務組合議会定例会開催のお知らせ

6月6日

区民の皆様へ

第22回世田谷清掃工場運営協議会資料を掲載しました

6月4日

持込業者様へ

産業廃棄物(紙くず・木くず・繊維くず)の一時受入停止について

6月4日

区民の皆様へ

板橋清掃工場だより第54号を掲載しました

6月4日

区民の皆様へ

緑地を開放し、区民の皆様に桜のお花見を楽しんでいただきました

5月31日

区民の皆様へ

一般廃棄物処理基本計画改定検討委員会(第1回)の会議資料と会議要録を掲載しました

5月30日

持込業者様へ

持込ニュース23第32号を掲載しました

 

 


23区 光が丘清掃工場建替工事の現場をみてきた~ (巨大な全覆い仮設テントの解体中)

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光が丘清掃工場建替工事の現場 光が丘IMA(ショッピングモール)側から(2018年6月19日)

 

先日、清掃一組のHPで「各建替工事の全景写真等を更新しました」 となっていたので、、、

さっそく光が丘清掃工場の最新の工事写真をみてみると、、、
なんと、もう全覆いテントの壁面は骨組みだけになっていた~

光が丘清掃工場建替工事全景写真(平成30年5月29日)

 

 

 

 

 

 

 

 



清掃一組「光が丘清掃工場建替工事 工事写真」(全景)(平成30年5月29日現在)


清掃一組の写真は、最新といっても2週間以上のタイムラグがあるので、

建設工事請負のタクマ・鴻池特定建設工事共同企業体「光が丘清掃工場建替工事施工状況のご案内」のホームページのライブカメラ映像で確認すると、もうテントが残っているのは屋根部分だけになっていて、周辺は骨組みだけ、、、その骨組みもどんどん解体されつつあったので、

梅雨の合間の晴れ間となって真夏のような暑さとなった午後、、、
全覆いテントとやらが全て解体される前に、、実際この目で大きさを見てこようと光が丘まで行ってきた~

なにしろ、旧清掃工場の建物そのものを、そっくりテントで覆って解体撤去工事をするという、、いわば、前代未聞の突拍子もない発想というか、 または、金に糸目をつけずに、なによりも周辺住民の安心のためというか、粉じんや騒音クレーム回避のためというか、もしかすると、ゼネコン事業者など諸々の利権絡みなのかもしれないし、、もちろん、解体現場の労働者の安全安心が第一番というのかもしれないし、、、とかなんとか、いろんな思いを抱えながら、先ずは百聞は一見にしかずで現場をみてくることにした~(杉並清掃工場解体時は、プラットホームの解体現場のテントは見学した)

ほんとうに大きかったな~
まるでお化けテント、骨組みだけでもかなりのインパクトあり、、、

週間工程表(平成30年6月第4週)を見ると、
只今、①テント解体、②杭打設、③既存杭引抜、④掘削工、⑤地盤改良となっている~

   

光が丘IMA(ショッピングモール)側から

   

光が丘公園側から


公園側の現場入口には、「情報コーナー」もあった~、

   

光が丘公園側から

ほんとうに団地のど真ん中の清掃工場、
光が丘清掃工場の建替工事、なにしろ光が丘駅すぐそばである、
光が丘IMA(ショッピングモール)や光が丘公園は人通りも多く、立ち止まって清掃工場の解体現場をみる人も多い、あの巨大な仮設テント、解体中の骨組み、現場作業員の動きなどをツイッターで投稿している人も多い、、、


そうして考えると、、、
あの巨大なお化けのような全覆いテント、設置も解体も巨額を投じているのだろうが、無駄ではないのかとも思えてくる、、
光が丘は、300トン/日(150トン/日・炉×2基)炉ではあるが、余熱利用で地域の熱供給などおこなうのでかなりの割高で、、タクマ・鴻池JVとの契約金額は約336億円(税込)だった。(その後、土壌汚染対策工事による契約金額の変更があり約344億円) 足場を作ったり、仮設テントの骨組みも、高所での作業現場となっていたが、くれぐれも事故など起きないようにと願うのみ、、、

23区の清掃工場建替工事では、練馬清掃工場ではじめて全覆いテントの使用、その後、杉並清掃工場、目黒清掃工場建替で全覆いテントは設計仕様書に組み込まれたようだ、なにしろ、23区の清掃工場、いまや、どこも住宅密集地の中での建替となっているので、一概に、税金の無駄遣い、必要ないとは言えない状況なのかもしれない、、、


 ← ↓ このサイト、音が出るので要注意

タクマ・鴻池特定建設工事共同企業体「光が丘清掃工場建替工事施工状況のご案内」サイト、
ライブカメラもあって、、様子がよくわかる、また工事写真や動画など豊富でとてもわかりやすい
煙突解体や全覆いテントの施工、清掃工場解体の動画(早送り)はYouTubeでも公開されていて、とてもおもしろい~

■煙突解体

 

■全覆い仮設テント施工

 

 

この建屋解体をみていて思うに、、、テントで覆われた密閉空間の中での解体作業、粉じん等の周辺への飛散はないにしても、少しでも間違って、万が一でも防塵設備や集じん器などがうまく機能しないと作業環境は最悪になると、、逆に作業者の安全が心配になった~ 雨降りなど天候に左右されないのはいいかもしれない、、なにごともうまくいけばいいが、いろんなトラブル、ヒューマンエラー、各種のアクシデントはつきまとうので、、、安全第一がなによりで、 ■清掃工場建屋解体

 




23区 光が丘清掃工場の解体工事、煙突がいつのまにか短くなっている、、、2017年08月19日
23区清掃一組、光が丘清掃工場建替工事はタクマ・鴻池特定建設工事共同企業体(335.8億円)2016年06月28日
23区 光が丘清掃工場の今、昔、、清掃工場だよりから~(平成28年3月末で 閉鎖予定)2015年11月20日

 

 

 

廃棄物処理施設整備計画の閣議決定及び意見募集の結果について

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環境省「廃棄物処理施設整備計画の概要 [PDF 1.3 MB]」から抜粋

 

廃棄物処理施設整備計画の閣議決定及び意見募集の結果について 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく廃棄物処理施設整備計画について、2018年度から2022年度を計画期間とする新たな計画が、本日閣議決定されましたので、お知らせいたします。
また、平成30年5月8日(火)から5月28日(月)に実施した「廃棄物処理施設整備計画(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)の結果についても、お知らせいたします。

1.新たな廃棄物処理施設整備計画について

(1)背景

 廃棄物処理施設整備計画は、廃棄物処理施設整備事業の計画的な実施を図るため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の3に基づき、5年ごとに策定されるものです。

今般、2018年度から2022年度の5ヶ年の廃棄物処理施設整備計画(以下「新計画」という。)が、閣議決定されたものです。

(2)新計画について

 新計画は、従来から取り組んできた3R・適正処理の推進や気候変動対策、災害対策の強化に加え、地域に新たな価値を創出する廃棄物処理施設の整備について強調しています。また、人口減少等、廃棄物処理をとりまく社会構造の変化に鑑み、廃棄物処理施設の適切な運営に必要なソフト面の施策についても記載を充実しています。

新計画の本文は別添1、ポイントは別添2のとおりです。

2.意見募集の結果

平成30年5月8日(火)から5月28日(月)までの間、「廃棄物処理施設整備計画(案)」について、国民の皆様からの意見募集(パブリックコメント)を実施しました。

(1)延べ意見提出者数 :  5件

(2)意見数: 7件

(3)御意見に対する考え方

頂いた御意見に対する環境省の考え方は、別添3のとおりです。

添付資料 廃棄物処理施設整備計画 [PDF 472 KB] 廃棄物処理施設整備計画の概要 [PDF 1.3 MB] パブリックコメント結果 [PDF 158 KB]

 

一関地区広域行政組合 一般廃棄物の新焼却施設、狐禅寺への建設断念「合意形成の協議できず方針を変更」

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狐禅寺への建設断念 一関・新廃棄物焼却施設
岩手日報 2018年6月22日
  一関地区広域行政組合(管理者・勝部修一関市長)が同市狐禅寺(こぜんじ)地区に建設を計画する一般廃棄物の新焼却施設について、勝部市長は21日、同地区への建設を断念する意向を示した。協議の相手だった住民組織の同地区生活環境対策協議会の役員体制が整わず「これ以上の建設に向けた合意形成の進展は困難」と判断した。賛否で住民が対立し、訴訟にも発展した新施設建設は白紙に。候補地選定は暗礁に乗り上げた。 ...

<ごみ焼却場>一関市長、建設断念「合意形成の協議できず方針を変更」
河北新報 2018年6月22日
組合は14年3月、新たなごみ焼却施設と最終処分場、放射性汚染廃棄物の仮設焼却施設を狐禅寺地区に一括整備する案を発表。その後、ごみ焼却施設建設に ...

日立造、ハノイに駐在所 ゴミ焼却発電設備を強化

アルミ缶リサイクル率、5年ぶり高水準92.5%

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 アルミ缶リサイクル率、5年ぶり高水準92.5%
WEB産業新聞 2018年6月25日
 アルミ缶リサイクル協会は22日、2017年度の飲料用アルミ缶リサイクル率(再生利用率)が、前年度比0・1ポイント増の92・5%と、5年ぶりの高水準だったと発表した。使用済みアルミ缶(UBC)の回収が堅調に推移し、協会目標である「安定的に90%以上のリサイクル率を維持する」を3年連続で上回った。国内で消費されたアルミ缶のうち、国内で再生利用されたUBCの割合は、1・0ポイント減の75・1%だった。 ......

太陽工業と日立造船 世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~

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 クリーンパーク折居の外観                            次世代煙突
日立造船「世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~」から

 

日立造船のニュースリリースをみていたら、、、
世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~」というのがあった~

「次世代煙突」は、従来のごみ焼却施設の煙突に用いられてきた外壁コンクリートやPCパネルに替わり、軽量素材である「フッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材」を採用した新工法とのこと。

個人的には、廃棄物焼却施設の煙突は、その地域にとって、ごみ焼却施設であることを知らしめる煙突であって欲しい。従って、煙突を煙突らしく見せないためのデザイン性というのはナンセンスのようにもおもうが、、(23区の有明清掃工場の煙突も、デザイン的にはクリーンパーク折居の外観と似ている。円筒ではなくペンシルビルのようなデザインで、おまけに時計までついている~ )

もちろん、地震大国日本で、耐震性や環境性に優れたものを選択できることはいいのだろうが、、専門的なことは全くわからないので、、、、

この煙突が適用された城南衛生管理組合の「クリーンパーク折居」は
2018年3月にしゅん工、4月1日より運営業務を開始したようだ。

 

日立造船 2018年06月21日

世界初の次世代煙突が完成 ~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~

                                              taiyo_logo.jpg                            hitz_logo.jpg     

2018年6月21日
太陽工業株式会社
日立造船株式会社

世界初の次世代煙突が完成
~デザイン性・耐震性・環境性に優れた構造の煙突を開発~

 

太陽工業株式会社(大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木 秀文、以下、太陽工業)と日立造船株式会社(本社:大阪市住之江区、社長:谷所 敬、以下、日立造船)は、このほど、デザイン性・耐震性・環境負荷の低減に優れた「次世代煙突」を世界に先駆けて完成させました。本煙突は、城南衛生管理組合クリーンパーク折居(所在地:京都府宇治市)において適用されました。

■次世代煙突の概要
「次世代煙突」は、従来のごみ焼却施設の煙突に用いられてきた外壁コンクリートやPCパネルに替わり、軽量素材である「フッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材」を採用した新工法です。2011年に太陽工業と日立造船の共同で開発がスタートし、国土交通大臣指定性能評価機関である一般社団法人日本膜構造協会(東京都港区、菅原進一代表理事)の技術審査を経て、2013年より販売を開始しました。

1枚の膜パネルで大面積を覆うことができ、取り付け作業も内部から行うことで工期短縮を実現します。また、膜材を透過した光が煙突内部の空間に明るさをもたらしてメンテナンス時の作業性向上を実現し、さらには外壁塗装が不要なため、維持管理コストの低減にも繋がります。

詳細は~

 

 

日立造船 2018年04月24日

クリーンパーク折居が竣工・運営開始

日立造船株式会社グループ(日立造船株式会社、Hitz環境サービス株式会社、株式会社環境総合リサーチ)は、城南衛生管理組合(管理者:山本 正 宇治市長)より、折居清掃工場更新施設整備運営事業を2015年に受注し、同施設の建設を行ってきましたが、このほど、竣工し、当社が出資する城南環境テクノロジー株式会社が2018年4月1日より運営業務を開始しました。

■本事業の目的
竣工から32年を経過した折居清掃工場の老朽化に伴い、新施設を基本方針である「安全・安定的に処理できる施設」「環境に配慮した施設」「経済性に優れた施設」「ごみの持つエネルギーと水資源の有効利用」のもとに建設し、安心安全な工場運転を長期的に行なっていきます。

■当社グループの役割
新施設のEPC(調達・設計・建設)、旧工場の解体工事、跡地利用工事、20年間の運営業務を請け負いました。新施設には、当社が開発した燃焼画像認識システム「CoSMoS®(Combustion Sensing Monitor System:コスモス)」 、無触媒で窒素酸化物の発生を抑制する「NeoSNCR®」などの最新技術を導入しています。

■効果
「CoSMoS®」や「NeoSNCR®」などを活用し、焼却炉の安定運転を実現していきます。

<概要>

    1.施設名称 :クリーンパーク折居     2.所在地 :京都府宇治市宇治折居 18 番地     3.事業名称 :折居清掃工場更新施設整備運営事業     4.施設規模 :ストーカ式焼却炉115t/日(=57.5t/日×2炉)、発電出力:2,110kW     5.事業期間 :設計・施工期間 2015年2月~2020年3月    ・施設の引き渡しは2018年3月      ・現折居清掃工場の解体工事、跡地利用工事を含む。    運営期間    2018年4月~2038年3月(20年間)       6.発注者 :城南衛生管理組合(管理者:山本 正 宇治市長)     7.契約金額 :150億円(税抜き)


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クリーンパーク折居の外観


クリーンパーク折居の受注時のニュースリリースは下記をご覧ください。
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2015/02/001560.html

東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2018年3月)

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※図は東京都環境局パンフレット「東京都廃棄物埋立処分場」より 





環境局のHP、ときどきチェックしていたのだが、、、
まったく更新されなかったので、、、もう測定自体を中止したのかと思った、、、
やっと平成30年1月からの測定結果が出てきた。とりあえずは、平成29年度までをグラフにした~
測定結果に大きな変化はないが、、

日々運び込まれる、大量の放射性物質含む下水汚泥や廃棄物の焼却灰等、 下水汚泥焼却灰は中防外側処分場(その2)、 上水スラッジや清掃工場焼却灰は新海面処分場Bブロックに、、東京都が測定している放射線量も、時々0.09μSv/h、0.08μSv/h、0.07μSv/h、などもでてくるが、今は0.1μSv/hを超すことはない。(2011年当時は、1μSv/h越も、0.7μSv/hや0.5μSv/hも)

もっとも2013年10月に測定器の変更をしてからは数値は大幅にダウン、そのままそれを維持している。
最近は放射線量に大きな変化はないものの、、若干線量が上がれば覆土量で対処するのだろう??

平成23年10月から中央防波堤外側処分場で受け入れていた多摩地域の下水汚泥焼却灰は、放射性物質の濃度低下で資源化が回復してきたということで平成26年6月で搬入は終了した。

 

2017年4月からの放射線量測定結果など(平成29年4月~)

東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果

平成29年度
平成30年1月から3月までの結果(PDF:199KB)
・平成29年10月から12月までの結果(205 KB) pdf
・平成29年7月から9月までの結果(205 KB) pdf
・平成29年4月から6月までの結果(204 KB) pdf


1)空間線量率測定箇所

2)排水処理場処理水等測定箇所


3)埋立処分場等放射線量測定結果(μSv/h)

◇処分場内及び環境局中防合同庁舎(平成29年4月~)


◇下水汚泥焼却灰埋立エリア(A)(平成29年4月~)

中央防波堤外側埋め立て地(その2)


◇新海面処分場Bブロック埋立エリア(B)(平成29年4月~)

上水スラッジ、清掃工場焼却灰(主灰)、清掃工場焼却灰(集じん灰) 埋立エリア


◇清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)(平成29年4月~) (指定廃棄物)

清掃一組のHPでの測定結果公表はほぼ1ヶ月遅れ、最新で11月分 


4)排水処理場処理水等測定結果(汚泥はBq/kg、処理水及び浸出液はBq/L)
(平成29年4月~)

第一排水処理場処理水①
第三排水処理場処理水②
第一排水処理場脱水汚泥③ ← 微量ではあるが常に検出あり(時々不検出)
第三排水処理場脱水汚泥④ ← 一度だけ微量の検出あり
外側11号ポンプ井浸出液⑤
外側20号ポンプ井浸出液⑥
BブロックB1ポンプ井浸出液⑦
BブロックB2ポンプ井浸出液⑧
Bブロック集導管浸出液⑨
Bブロック中央ポンプ井⑩
③④以外はすべてで「不検出」維持
不検出の場合、Cs134、Cs137のそれぞれの検出下限値あり

詳細は 東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果

 

 

2015年4月~2017年3月までの放射線量測定結果など(平成27年4月~平成29年3月)

東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果

平成28年度
・平成29年1月から3月までの結果(248 KB) pdf
・平成28年10月から12月までの結果 (247 KB) pdf
・平成28年 7月から 9月までの結果 (245 KB) pdf
・平成28年4月から6月までの結果 (246 KB) pdf

平成27年度
・平成28年1月から3月までの結果(244 KB) pdf
・平成27年10月から12月までの結果 (244 KB) pdf
・平成27年 7月から 9月までの結果 (244 KB) pdf
・平成27年 4月から 6月までの結果 (183 KB) pdf

1)空間線量率測定箇所


2)排水処理場処理水等測定箇所


3)埋立処分場等放射線量測定結果(μSv/h)

◇処分場内及び環境局中防合同庁舎(平成25年4月~)

 

◇下水汚泥焼却灰埋立エリア(A)(平成25年4月~)

中央防波堤外側埋め立て地(その2)


◇新海面処分場Bブロック埋立エリア(B)(平成25年4月~)

上水スラッジ、清掃工場焼却灰(主灰)、清掃工場焼却灰(集じん灰) 埋立エリア


◇清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)(平成25年4月~) (指定廃棄物)

 


4)排水処理場処理水等測定結果(汚泥はBq/kg、処理水及び浸出液はBq/L)

第一排水処理場処理水①
第三排水処理場処理水②
第一排水処理場脱水汚泥③ ← 微量ではあるが常に検出あり(時々不検出)
第三排水処理場脱水汚泥④ ← 一度だけ微量の検出あり
外側11号ポンプ井浸出液⑤
外側20号ポンプ井浸出液⑥
BブロックB1ポンプ井浸出液⑦
BブロックB2ポンプ井浸出液⑧
Bブロック集導管浸出液⑨
Bブロック中央ポンプ井⑩
③④以外はすべてで「不検出」維持
不検出の場合、Cs134、Cs137のそれぞれの検出下限値あり

詳細は 東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果



2011年5月~2015年3月までの放射線量測定結果(平成23年5月~平成27年3月)

東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果
平成26年度
・平成27年 1月から 3月までの結果(181 KB) pdf
・平成26年10月から12月までの結果(185 KB) pdf
・平成26年 7月から 9月までの結果(181 KB) pdf
・平成26年 4月から 6月までの結果 (84 KB) pdf

平成25年4月以降の測定については以下のとおりとする。
・下水汚泥焼却灰、上水スラッジ、清掃工場焼却灰(主灰、集じん灰)の各埋立エリアでは、高さ1.0mと0.5mの測定値が近似していること及び作業員の安全確保のための測定であることから、今後は1.0mのみ測定することとする。
・清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)については、放射性物質汚染対策特措法に基づき、東京23区清掃一部事務組合が測定していることから、都は測定しないこととする。
○平成25年10月の測定より、富士電機㈱NHC7(エネルギー補償有り)を使用
それ以前の放射線量の測定機器は ”LUDLUM Model-3型” を使用


放射線量測定機器を「エネルギー補償有り」に変えることで、平成25年10月以降は下がってはいるが、大きな変化は無し、、
国を挙げて、原発事故も、放射能の影響も、まるでなにもなかったようみせたいのだろう。そういうことには躍起になっている、、、

☆放射能濃度等測定方法ガイドライン(平成25年3月 第2版)環境省

1)空間線量率測定箇所
これまでは、新海面処分場Bブロック、「上水スラッジ(B)」「清掃工場主灰(C)」「集じん灰(D)」と埋立エリアを分けていたが、4月からはBブロックの一括記載。



2)排水処理場処理水等測定箇所




3)埋立処分場等放射線量測定結果(μSv/h)

◇処分場内及び環境局中防合同庁舎(平成23年5月~平成25年3月)



(平成25年4月~平成27年3月)



◇下水汚泥焼却灰埋立エリア(A)(平成23年5月~平成25年3月)



 A  下水汚泥焼却灰埋立エリア
(平成25年4月~平成27年3月)




◇上水スラッジ埋立エリア(B)(B2)(平成23年5月~平成25年3月)



 B    上水スラッジ、清掃工場焼却灰(主灰)、清掃工場焼却灰(集じん灰) 埋立エリア
(平成25年4月~平成27年3月)




◇上水スラッジ埋立エリア(B0)(B2)(B3)(B4)(平成23年5月~平成25年3月)



(平成25年4月~平成26年3月)




◇清掃工場焼却灰(主灰)埋立エリア(C)(C2)(C3)(平成23年5月~平成25年3月)



(平成25年4月~平成26年3月)




◇清掃工場焼却灰(集じん灰)埋立エリア(D)(D2)(平成23年5月~平成25年3月)



(平成25年4月~平成26年3月)




東京都は、平成25年4月からは、一時保管エリアの放射線量測定は、
「放射性物質汚染対策特措法に基づき、東京23区清掃一部事務組合が測定していることから、都は測定しないこととする。」ということである。

◇清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)(平成23年5月~平成25年3月)




清掃一組、一時保管エリア(E)の測定結果、平成26年4月分からホームページ上で公表
●空間放射線量率測定結果(指定廃棄物一時保管場所)について

◇清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)(平成25年4月~平成27年3月)

放射性物質濃度8,000Bq/kg超は一時保管
平成23年7月7日~9月4日、 10月10日~11月21日

どちらにしても、原発事故以降、もっともセシウム濃度が高かったであろう3月~6月中旬までの焼却灰等は何も測定していない、そのまま埋め立てられているので~

【備考】
○新海面Bブロックエリアの測定は、平成26年4月より埋立作業を行っている周辺部で実施する。
○測定器は、平成25年10月の測定より、富士電機㈱NHC7(エネルギー補償有り)を使用している。
  時定数の3倍以上経過後、測定器の表示値を読み取り、その平均値を測定値とした。

埋立処分場の安全性は、大災害などで処分場が破壊されない限りは、処分場の空間放射線量、処理水や浸出液や脱水汚泥などへのセシウム移行をみていくしか監視のしようもないのだが~ 
なにはともあれ、放射性セシウム含む廃棄物を埋立処分場に封じ込めてもらわなくては!!

4)排水処理場処理水等測定結果(Bq/kg)
第一排水処理場処理水①
第三排水処理場処理水②
外側11号ポンプ井浸出液⑤
外側20号ポンプ井浸出液⑥
BブロックB1ポンプ井浸出液⑦
BブロックB2ポンプ井浸出液⑧
Bブロック集導管浸出液⑨
Bブロック中央ポンプ井⑩
以上、すべてで「不検出」
10月からは、不検出の場合、Cs134、Cs137のそれぞれの検出下限値あり


第一排水処理場脱水汚泥③は、
放射性セシウム含む上水スラッジ・焼却灰等の埋立以降、常に若干のセシウムを検出し続けていた。測定開始以来始めて2013年2月には不検出。その後も時々は不検出、そしてやはり若干は検出の繰り返し~ いいもわるいも、否応なく処分場に埋め立てられている現実、言わば、処分場は最後の砦、そこで封じ込めてもらうしかない。1滴たりとも漏れ出る状況を何とかしてほしい。まだまだ、長い長いこれからが正念場なのだろうが、





【備考】
○ 排水処理場処理水等の測定は、平成26年3月31日試料採取分から、次のとおり実施する。
  ▽ 1グループ;
    第一排水処理場の処理水と汚泥、外側浸出液(20号ポンプ井) 、Bブロック浸出液(B2ポンプ井、集導管)
  ▽ 2グループ;
    第三排水処理場の処理水と汚泥、外側浸出液(11号ポンプ井) 、Bブロック浸出液(B1ポンプ井、中央ポンプ井)
  ▽ 測定頻度;
    各グループを毎週交互に測定する。ただし、汚泥が発生しないときは、その汚泥については翌週以降に測定する。
○ (-)は測定していない箇所を示す。
○ 不検出の場合、不等号を表示しているが、上段は134Cs、下段は137Csの検出下限値を示す。

詳細は:■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果


日々運び込まれる、大量の放射性物質含む下水汚泥や廃棄物の焼却灰等、
下水汚泥焼却灰は中防外側処分場(その2)、
上水スラッジや清掃工場焼却灰は新海面処分場Bブロックに
各埋立エリアも一杯になると、次のエリアへ、また上層部への埋立へと~~

それにしても、国が責任をもって処理する指定廃棄物(江戸川の8000Bq/Kg超えの飛灰)は、新海面処分場Bブロック『清掃工場焼却灰(集じん灰)一 時保管エリア(E)』にいつまで仮置きしておくのだろう。東京都は、これまで一時保管エリア(E)の放射線量も測定の上で公表していたが、平成25年4月 からは、「清掃一組が測定しているので、都は測定しないこととする。」ということである。
※清掃一組、一時保管エリア(E)の測定結果、平成26年4月分からホームページ上で公表

放射性物質含む下水汚泥や廃棄物の焼却灰等が埋め立てられる廃棄物処分場、一般の人が立ち入ることはないとはいえ、埋立処分場の維持・管理の安全性を監視 するには、素人では、今のところ、公表される放射線量と処分場からセシウムが漏れ出していないかどうかの監視程度しかできないので、、


23区 清掃工場の放射能等測定結果の推移(2011年6月~2018年5月)

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☆江戸川清掃工場の飛灰セシウム濃度の推移(2011年6月~2018年5月)

 
福島第一原発事故から7年以上経過し、、、
23区の清掃工場の焼却灰などの放射能濃度もだいぶん低減したが、、、
しかし、、、まだまだセシウムが検出される、、、

 

東京二十三区清掃一部事務組合
放射能濃度及び排ガスアスべスト測定結果について」

焼却灰等、放流水、排ガスの放射能濃度及び排ガスアスベスト濃度測定結果を掲載しています。

焼却灰等測定結果(月に1回測定) 放流水測定結果(月に1回測定) 排ガス(煙突)測定結果(放射能は月に1回測定、アスベストは6か月に1回測定)

(注)測定頻度については、随時、適切な頻度に変更することがあります。

空間放射線量率測定結果について

清掃工場の敷地境界及び工場内灰処理設備等での空間放射線量率測定結果を掲載しています。

また、指定廃棄物の一時保管場所での空間線量率測定結果も掲載しています。

(敷地境界及び指定廃棄物の一時保管場所については、1週間に1回測定、工場内設備等では、2週間に1回測定)

空間放射線量率測定結果 被ばく防止の取組 東京二十三区清掃一部事務組合放射線障害防止指針(平成30年4月1日改定)(PDF:215KB) 東京二十三区清掃一部事務組合放射線障害防止実施細則(平成30年4月1日改定)(PDF:396KB)

詳細は~

 

2017年4月からの焼却灰等の放射能測定結果

江戸川清掃工場、2018年5月8日の測定結果は飛灰処理汚泥 セシウム合計504Bq/Kg(前回は447Bq/Kg)

23区の清掃工場の放射能等の測定結果
主灰のセシウム濃度は、セシウム134及びセシウム137も不検出の工場も増えてきた。飛灰・飛灰処理汚泥については、セシウム134は不検出工場もあれど、セシウム137はまだまだとうぶんは検出が続くのだろうか、
全ての工場でセシウムと縁が切れるのはいつになるのか、

排ガスのアスベスト測定は、2016年4月から全工場で6ヶ月に一度となった。
排ガスアスベスト濃度測定の変更について(PDF:189KB)


東京二十三区清掃一部事務組合ホームページより
焼却灰等の放射能濃度測定結果(平成30年5月採取分)(PDF:134KB)

測定機関 株式会社 むさしの計測
測定方法 放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)
廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル(国立環境研究所)
使用測定器 ORTEC社製 ゲルマニウム半導体検出器 GEM25-70


●主灰の放射能濃度測定結果(主灰又は流動床不燃物)《放射性セシウム》
【2017年4月~】

葛飾、足立、江戸川以外は不検出の工場が増えてきた~


今年度、主灰のセメント原料化を予定している清掃工場
中央、港、品川、大田、千歳、新江東、有明の主灰のセシウム濃度推移
板橋、墨田、練馬、北も開始?

ほぼ不検出が続いている有明清掃工場は、事業系の持込ごみのみ搬入工場
(家庭系ごみは、管路収集分(全体の4%)で、ごく一部あり)


これまで、飛灰と飛灰処理汚泥を1回/2週の測定をしていたが、2017年4月からは、飛灰処理汚泥のみの測定を1回/月以上ということになった。排ガス測定の変更もあり 詳しくは、「清掃一組のこれまでの放射能対策と今後の放射能測定について
ただし、千歳、墨田、北、渋谷の4工場については、中防灰溶融施設で飛灰処理を行うので、飛灰処理汚泥が発生しないため、飛灰の測定1回/月を継続する。


●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2017年4月~】


●飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2017年4月~】



清掃一組の「灰溶融処理休止計画」で、板橋は平成27年度で休止となり、
平成28年度以降は多摩川と葛飾のみの稼働となる

●溶融飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2017年4月~】

葛飾、4月~6月は定期点検か、、、
それにしてもいつ稼働するのやら、点検以外でも停まっていること多い、

葛飾、溶融炉の稼働をすれば、8月の溶融飛灰処理汚泥は939Bq/Kgと~
キレート処理しなければどれだけあったのか?
足立、葛飾と主灰のセシウムは高濃度の工場ではあるが、,,
それにしてもセシウムの濃縮実験でもしているのか?
葛飾の溶融炉など残してしまって、、、




●溶融スラグ 放射性セシウム合計
多摩川清掃工場※2
世田谷清掃工場(ガス化)5月15日不検出
葛飾清掃工場※2
※1 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。また、( )内は検出下限値を表します。
※2 「-」の工場は、測定結果が得られていない又は定期補修工事等により測定していません。


そのほかの測定結果
放流水の放射能濃度測定結果(平成30年5月採取分)(PDF:84KB)
排ガスの放射能濃度測定結果(平成30年5月採取分)(PDF:117KB)
空間放射線量率測定結果(平成30年5月分)(PDF:155KB)

空間放射線量率測定結果(指定廃棄物一時保管場所)について
空間放射線量率測定結果(平成30年5月分)(PDF:172KB)

関連(本ブログ)
23区 清掃工場の排ガス(煙突)のアスベスト濃度測定結果の状況(2012年6月~2017年12月) 2018年03月27日

 


2011年6月~2017年3月までの測定結果

●主灰の放射能濃度測定結果

【2011年6月~2013年3月】

【2013年4月~2015年3月】

【2015年4月~2017年3月】

 

●主灰のセメント原料化を予定している清掃工場
中央、港、品川、大田、千歳、新江東、有明の主灰のセシウム濃度推移
板橋、墨田、練馬、北(?)も開始

 

●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性ヨウ素131》

【ヨウ素は2011年6月~2014年3月で測定終了】




●飛灰の放射能濃度測定結果

【2011年6月~2013年3月】


【2013年4月~2015年3月】

【2015年4月~2017年3月】


●飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果

【2011年6月~2013年3月】


【2013年4月~2015年3月】


【2015年4月~2017年3月】



●江戸川清掃工場《放射性セシウム》

【2011年6月~2013年3月】



【2013年4月~2015年3月】

【2015年4月~2017年3月】





●溶融飛灰放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】


【2013年4月~2015年3月】

【2015年4月~2017年3月】



●溶融飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果
【2011年6月~2013年3月】


【2013年4月~2015年3月】

【2015年4月~2017年3月】




参考:【グラフ縦軸を「対数」(Log)表示】














空間放射線量率測定結果(1月12日~1月23日)(PDF:134KB)

あまりにデータが固まってしまうので、年度ごとにグラフを分けた。
●23区清掃工場 敷地境界空間放射線量率推移(東西南北)






※東西南北地点の他に、灰処理設備から最も離れた地点の測定結果も別途あり


●清掃工場の工場内灰処理設備付近での空間放射線量率測定結果

但し書き
※ 測定値は、当組合工場職員等による測定です。
測定方法:「放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)」(指示値を5回読み取った平均値)
使用測定器:日立アロカメディカル(株)製 TCS-172B(エネルギー補償型シンチレーション式サーベイメータ)
富士電機(株)製 NHC-7(エネルギー補償型シンチレーション式サーベイメータ) (※2)
※ 測定値は気象条件等により変化します。
※ 敷地境界は地上高さ1m、工場内灰処理設備等は設備から5cmと1mの距離での測定結果です。
※ 次に掲げる項目は、それぞれ両施設を含む敷地境界で測定しているため、測定結果は同じ値となっています。
  1 大田清掃工場第一工場及び大田清掃工場(新工場)
  2 中防灰溶融施設及び破砕ごみ処理施設
※1 灰処理設備から最も離れた地点です。
詳細は~

 


江戸川、葛飾といつまでも放射線量の値は高い
東京都健康安全研究センターの環境放射線測定結果からグラフを作成してみた~

●江戸川の測定場所は江戸川区 上篠崎(都立篠崎公園)


一日のうちでも最大値と最小値でだいぶん違う、

最新データ
●江戸川


●江東


同じ23区の中でもかなりの違い

●新宿、江東、大田、足立、江戸川(最大値と最小値の平均値)

測定場所
新宿 新宿区 百人町(健康安全研究センター)
江東 江東区 青海(産業技術研究センター)
大田 大田区 羽田空港内
足立 足立区 舎人公園(都立舎人公園)
江戸川 江戸川区 上篠崎(都立篠崎公園)


23 区の清掃工場放射能等測定は2011年6月中旬から測定を開始している。福島原発事故直後、2011年3月下旬、4月、5月の放射性セシウムは、そのまま 通常の扱いで埋立処分場に埋め立てられている。下水汚泥焼却灰等の放射能測定結果は2011年5月測定分から公表されている。3月下旬、4月測定結果は一 部のみ公表。

参考
測定方法:放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)

笛吹市、有料指定可燃ごみ袋を導入、1年で可燃ごみ回収量14%減少/山梨

大阪震度6弱 壊れた家具やがれき…地震ごみ処理が本格化

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毎日新聞「大阪震度6弱 壊れた家具やがれき…地震ごみ処理が本格化」から


大阪震度6弱 壊れた家具やがれき…地震ごみ処理が本格化
毎日新聞-2018年6月26日
 18日の大阪北部地震で激しい揺れに襲われた地域で、壊れた家財道具や家屋のがれきなど災害ごみを処分場に持ち込む住民が相次いでいる。震源となった大阪府高槻市では、24日以降に市営の施設に運び込まれるごみの量が急増。23、24日の土日を利用して自宅などの片付けを進めた市民が多かったためとみられ、職員たちが対応に追われている。  ...

 

「災害ごみ」持ち込み増 後片付け進み 大阪北部地震
日本経済新聞-2018年6月25日
大阪府北部で震度6弱を観測した地震の被災地では住宅の後片付けが進み、ごみ処理場に持ち込まれる壊れた家具などの「災害ごみ」が増えている。高槻市の処理施設「高槻クリーンセンター」では25日、住民らが割れた食器の入った段ボールなどを車に積んで続々と訪れた。 ...地震による災害ごみなどが集められた処理場(25日午後、大阪府高槻市)
地震による災害ごみなどが集められた処理場(25日午後、大阪府高槻市)

 

 

23区 清掃工場の「ごみ性状調査結果(平成29年度)」 ごみ組成 & ごみの重金属等含有量は~

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グラフは、清掃一組「ごみ性状調査結果」より作成


清掃一組ホームページで、平成29年度の「ごみ性状調査結果」が公表された。
それぞれのデータをグラフにしてみた~

清掃工場での焼却ごみ、またプラスチックの割合が増えている~
平成29年度は、多摩川、世田谷、足立清掃工場はプラスチックの割合が20%を超す工場。いずれも、清掃工場所在区は容器包装プラスチックの資源化を実施していない区である。しかし、なぜか、中央、品川、練馬、江戸川工場も前年度よりも、プラスチックの割合が2%前後増加している、、

  東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2018年6月25日
ごみの中身(ごみ性状調査結果)

ごみ性状調査の結果を掲載しています。

性状調査とは、ごみの組成等の実態を把握することにより、清掃工場や不燃ごみ処理センターの適正な運営を図るための基礎資料を得るために実施している調査です。

平成29年度測定結果

中央清掃工場(PDF:196KB)

港清掃工場(PDF:196KB)

北清掃工場(PDF:196KB)

品川清掃工場(PDF:196KB)

大田清掃工場(PDF:196KB)

多摩川清掃工場(PDF:196KB)

世田谷清掃工場(PDF:196KB)

千歳清掃工場(PDF:196KB)

渋谷清掃工場(PDF:196KB)

杉並清掃工場(PDF:196KB)

豊島清掃工場(PDF:196KB)

板橋清掃工場(PDF:196KB)

練馬清掃工場(PDF:196KB)

墨田清掃工場(PDF:196KB)

新江東清掃工場(PDF:196KB)

有明清掃工場(PDF:99KB)

足立清掃工場(PDF:196KB)

葛飾清掃工場(PDF:196KB)

江戸川清掃工場(PDF:196KB)

 

 

平成29年度ごみの中身

(平成29年度清掃工場等ごみ性状調査報告書をもとに作成)

ごみの中身(PDF:62KB)

 

平成29年度のごみ組成割合は、
清掃工場に搬入されたごみでは紙類が42.64%で一番多い
そのうち、資源化可能な紙類がどれくらい燃やされたことだろう~
プラスチックの割合は18.91%、ゴム・皮革は1.24%となった

参考までに、23区の家庭系の可燃ごみの組成割合では、、
生ごみ等が40%前後を占める区が多い。紙類は20%~30%台か、、
ということは、やはり、事業系の持込ごみに占める紙類の割合が多いのか、、、


●清掃工場に搬入されたごみ 平成29年度


   平成 29 年度「清掃工場等ごみ性状調査報告書」をもとに作成



●清掃工場別 ごみ性状調査結果(各工場とも年4回調査の平均値)




有明清掃工場は、約4%の管路収集を除けば、すべて事業系の持込みごみ。有明清掃工場は、他工場に比べて紙類が56.48%と一番多い。家庭系の区集収ごみが多いか、事業系の持込みごみが多いかで、ごみの性状もかなり変わってくる。こうしてみると、事業系の持込みごみに「紙類」が多いであろう ことがみえてくる。新江東清掃工場や港清掃工場も、区収集ごみよりも事業系の持込ごみの搬入が多いので、性状調査の紙類も、50%、52%と、、他の工場よりも紙類が多い傾向にある。

各工場の区収と持込みの割合、平成29年度に関してはまだ清掃事業年報が公表されていないので平成28年度で参考に。例年それほど変化はな いとおもうので、、

破砕ごみ処理施設は、粗大ごみ破砕後の焼却施設であったが、、平成27年度で休止となった。数年前から、破砕後のごみは、湾岸地域の清掃工場でも焼却されていたが、破砕ごみ処理施設の休止で、、湾岸地域の清掃工場の組成も若干影響があるかどうか?

●平成28年度の各清掃工場の区収集ごみと持込みごみの割合
(29年度は事業年報がまだ出ていない)

23区清掃工場 区収集・持込  搬入内訳◆

平成28年度は約35%が事業系の持込ごみとなった。
清掃工場により、区収集と持込ごみの割合は大きく異なる


 

有明清掃工場の組成割合、プラスチック類がどんどん増えてしまって、、、気になる、、、
事業系のプラスチック類がどんどん入っているのだろうか、、、
東京 有明清掃工場(江東区)に産業廃棄物を不法投棄か、廃棄物運搬会社社長を逮捕(3年で540回くらい捨てた)」というのもあったけど、発覚するのは氷山の一角だろうから、、、 
またあとで、、、

 



●不燃ごみ処理センターに搬入されたごみ 平成29年度

不燃ごみ処理センターに搬入されたごみの組成割合では、
家電製品が21.87%(前年度20.45%)となった。
小型家電等、各区ともピックアップ回収等で資源化に力を入れている、、

不燃ごみ処理センターに入ってしまえば、
選別後、「鉄」「アルミ」は回収されるがあとは埋立処分となる。



●23区不燃ごみ処理センターに搬入されたごみ組成の推移(%)

「家電製品等」の区分は、平成21年度から、、、


参考までに、、、

●23区 資源回収実績(ピックアップ回収) 区別 (平成28年度)

各区ともがんばっていますね、、、
練馬区が始めた頃は、,,そこまでするかと思ったものだが、、、
拠点回収を増やしても、ごみに出してしまう区民も多い
しかし、,みすみす焼却や埋め立てはしないという取り組み、

 
詳細は関連(本ブログ)
23区 平成28年度の資源回収量  ~平成28年度清掃事業年報(リサイクル編)より~ 2017年08月28日





割合だけでなく、ごみ焼却量に案分すると、、、
23区の清掃工場では、毎年、毎年、年間100万トン以上の紙類が焼却されている。
そのうち、資源化可能な紙類はどのくらいあるのか、、、


家庭ごみは、各区とも、紙類の資源回収(集団回収・行政回収)を実施している、

その一方、23区の清掃工場搬入ごみの35%を占める事業系の持ち込みごみはどうなっているのか、

23区清掃一組の事業系持ち込みごみ「持込承認 廃棄物(受け入れ基準)」には、
「書類、古新聞、古雑誌、シュレッダーくず」なども堂々と受け入れ品目となっている。

産業廃棄物(木くず・紙くず・繊維くず)の「受け入れ基準」には「再生利用できないものに限る」が明記されているが、、

いまどき、全国各地のごみ焼却施設で、事業系ごみの「書類、古新聞、古雑誌、シュレッダーくず」を受け入れている自治体など、珍しい存在、、、
21清掃工場体制の温存のためか、、持ち込み手数料確保のためか、、、、、


23区の清掃工場では、毎年、100万トンを超える紙類を燃やしている!!
平成28年度は116万トンの紙類を焼却した~



まだ平成29年度の清掃工場搬入量などは公表されていないので平成28年度分まで、、
(平成29年度のごみ量は、23区収集ごみ量、持込ごみ量を合わせて、約277万トン)
平成29年度の清掃事業年報が公表されたらまた、、

 

 

参考までに~

☆東京都清掃局「東京都清掃事業百年史」のなかでおもしろいデータを見つけた!!
年度によってかなりの変動はあるものの、紙類はやはり多かったのだ、、、草木は年々減少、
そして焼却不適物とされた「プラスチック類・ゴム・皮革等」も、可燃ごみに混入し、その割合は年々増加していく。


※昭和48~52年度はガラス・陶磁器類の値は合算値である。
出典:東京都清掃局ごみ減量総合対策室資料


 

 

ごみに含まれる重金属類は~

毎年公表される「ごみ性状調査結果(平成28年度)
調査項目は、物理組成(紙類、厨芥、プラスチック類、金属、他)、3成分(水分、可燃分、灰分)、発熱量、重金属含有量等となっている。

「重金属含有量等」をみると、何もプラスチックに限らず、様々なごみに重金属類が含まれているのがよくわかる。たまたま取り出した「ごみ」に、これほども含まれているのだから。 清掃一組として は出口対策が仕事とはいえ、しかし、多額の費用をかけての重金属類など貴重な調査結果である。調査結果の公表だけではなく、さまざまな環境対策に有効に活用してほしい。しかし、この調査は、乾電 池や蛍光灯類を除くということなので、、乾電 池や蛍光灯類を含む場合はどうなるのかの公表もしてほしいものだ。

23区各区では、拠点回収を実施している区も多いが、「乾電池や蛍光灯類」は不燃ごみ扱い。それらが可燃ごみに混入することも多いのが実情。(江東区では、願いかなって、やっと2016年10月から「蛍光管・乾電池の回収方法を見直し」で、ごみステーションで他の不燃ごみと分別して回収することとなった。)


今、水銀に関しては法規制が整い、
平成29年5月18日に水銀に関する水俣条約の締結国が50カ国に達したため、90日後の平成29年8月16日に水俣条約が発効する。そして、大気汚染防止法の一部を改正する法律(平成27年法律第41号)等の水銀大気排出規制に関係する法令は、平成30年4月1日に施行され、同日から水銀排出施設の届出や排出基準の遵守などの水銀大気排出規制が開始されることとなった。廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令等の公布(水銀関係)の施行期日は平成29年10月1日。

23区清掃一組は、もっと水銀対策等にも、毅然として立ち向かうべきなのではないか。廃棄物処理の行政として、ごみを焼却する立場であれば、こうも、わが国の、重金属規制 の緩いことにモノ申さなくては。包装材、印刷インキ、プラスチック柔軟剤・添加剤等など、欧米に比べて、化学物質や重金属類の規制は甘いように思える。入 口対策なしでの出口対策には限界がある。おまけに排ガスの重金属規制もないし。(水銀に関しては法規制ができたが。) 特に、23区の、分別基準、蛍光灯などの水銀含む廃棄物の「不燃ごみ扱い」から、有害ごみや資源物として扱いに変えるなど、清掃工場への搬入阻止となるように、あらゆる対策をしなければ、、、

重金属類は、紙類や厨芥にも含まれているが、
やはりプラスチック類や不燃ごみに多い傾向~

それにしても、、カドミ、鉛、総水銀、総クロムと、、、
平成28年度の練馬、墨田の総水銀、、、
水銀規制も、,,元から絶たなければほんとうにどうしようもない、、、



平成25年度、26年度と、ざ~~と比較してみたが、、、それぞれ年度によりかなりの違いが、、、
まあ、、たまたまピックアップしたサンプル次第での結果に云々いうのも、、、、、、


■重金属含有量(乾電池、蛍光灯類を除く)(mg/kg)

《カドミウム》








《鉛》








《ひ素》






《総水銀》








《セレン》

セレンは、平成24年度調査までは、全ての工場で不検出だったが、、、
平成25年度以降は検出、平成27年度ではかなり検出が増えてきている~
不燃ごみやプラスチックのなにに多く含まれているのか、、、
「環境測定結果」の主灰や飛灰の重金属含有試験でも、セレンは確実に不検出から検出になっている~

セレン(wikipedia) セレン(英: selenium)は原子番号34の元素。元素記号は Se。カルコゲン元素の一つ。セレニウムとも呼ばれる。 用途:金属セレンは、半導体性、光伝導性がある。これを利用してコピー機の感光ドラムに用いられる。またセレンは整流器(セレン整流器)に使われたり、光起電効果によりカメラの露出計やガラスの着色剤[4]、脱色剤に使われる。毒性がある為、現在は使用が制限され多くの用途において代替物質が使用されている。









《亜鉛》








《総クロム》








《リチウム》

電池を除くでもこんなにリチウムが~

リチウム(.wikipedia) リチウム(新ラテン語: lithium[1]、英: lithium [ˈlɪθiəm])は原子番号 3、原子量 6.941 の元素である。元素記号は Li。  用途:2011年におけるリチウムの用途は陶器やガラスなどの窯業用途が最も多く、リチウムの全消費量の29%を占めている。リチウムイオン二次電池などのバッテリー用途でのリチウムの消費量は全体の27%であり、携帯用電子機器や自動車用バッテリーなどの需要拡大に伴いこの用途での消費量は増加傾向にある。窯業、バッテリー用に続く用途として、自動車などに使われる耐熱・耐圧グリース用途、鋼を連続鋳造する際の融剤としての用途、空調用途、合成ゴムの重合触媒など用途が挙げられる[83]。リチウム鉱石はアルミナ、シリカとの化合物なので、すりつぶして窯業材料に用いられる。塩湖かん水から分離された水酸化リチウムは電池に用いられる。








破砕ごみ処理施設は粗大ごみの破砕後の焼却施設、
平成27年度の重金属含有量はカドミウム、鉛、ひ素、総水銀、セレン、亜鉛、総クロム、リチウムと、軒並み高濃度の含有。破砕ごみ処理施設は2015年度で処理を終了。今年度から休止となったので、これらの破砕ごみは、湾岸地域の清掃工場で焼却となる、、、環境対策追っつくか、、、

《破砕ごみ処理施設》 平成27年度



《破砕ごみ処理施設》 平成26年度


《破砕ごみ処理施設》 平成25年度

 

関連(本ブログ)
23区清掃工場「平成27年度 環境調査結果」から、焼却灰等に含まれる重金属類の測定結果は~ 2016年06月16日

 

東京都 下水処理における汚泥焼却灰等の放射能測定結果の推移(2011年5月~2018年6月)

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葛西水再生センター(江戸川区臨海町)は、セシウム合計829Bq/kg(前回は670Bq/kg)
葛西も、上がったり下がったり、、、
多摩地域では、セシウム134の不検出も増えてきた、23区部でも不検出がでてきた~

例年、春先からセシウム濃度が上昇傾向となるので、、、今後もまだまだ、、
事故直後からみれば、ずいぶん下がったが、、、、このさきまたどうなるか~

急上昇、急降下から、再び上昇傾向、やっと下がって、、当分は、上がったり下がったり、,また上がったりと、、、、、
福 島第一原発の事故から7年が過ぎ、、セシウム濃度も,当時に比べればかなり下がったものの、まだまだ当分は上がり下がりもあるだろう、全ての施設で、セシ ウムが100Bq/kg以下、そして検出下限値以下になるのはどれくらいの年月を要するか考えると気が遠くなる。2017年からグラフを別立てして、もう しばらくセシウム濃度の変化をみることにする。


平成30年4月より、下水処理における放射能濃度等測定等の測定頻度は月1回に変更
そういえば「都の廃棄物埋立処分場での放射線量測定結果」も、平成29年度が「平成29年10月から12月までの結果」で止まったままで、平成30年1月から3月までの測定結果が忘れられている。こちらも測定頻度の変更なのか、、たんなる更新忘れなのか???ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。

←クリックで拡大 頻度見直し資料 (232.5KB)

東京都下水道局

下水道 放射線情報(平成30年(2018)) 下水処理における放射能濃度等測定結果(6月26日発表)

 東京都下水道局で汚泥処理を行っている各水再生センター、スラッジプラントの汚泥焼却灰及び混練灰に含まれる放射能量並びに各施設の敷地境界(東西南北)・敷地中央の空間放射線量の測定結果をお知らせします。
1 放射能量測定結果
   試料採取日 3月21日~4月19日
(1)汚泥焼却灰

【2017年4月~】

【23区】

 

【多摩地域】


☆セシウムは上がったり下がったりの繰り返し、、、
多摩地域では、セシウム134の不検出もではじめた~
と はいえ、検出下限値にかなりのばらつきがあるので、,,不検出といえども、他地域の検出下限値よりも小さな値もあり、数字をどうとらえればいいのかも難し い。どちらにしても、かなり小さな数字とはいえ、不検出の場合は、下限値以下の場合はかぎりなくゼロの可能性もあるし、、、検出ということはやはり確実に 検出されたという結果でもある。

それにしても、下水道終末処理施設とはよく言ったもので、,,
さまざまなものが水に流されて集まってくるところ、、、

放射性ヨウ素が気になって過去の検査結果も洗い出してみた。(ヨウ素-131(131I) 半減期 8.04日)
下 水道局の場合、福島原発事故後の2011年5月の測定時は、脱水汚泥の放射能測定もあったが、、、脱水汚泥のヨウ素は当初は常に2桁検出、ときには3桁の 検出が続いていたが、,,不検出が多くなって、2011年12月末で脱水汚泥の測定はなくなった。それ以降は、汚泥焼却灰の測定結果のみとなった。

下水汚泥焼却灰でも、原発事故由来とも思えないヨウ素の検出がときとしてある。
そして、検出される地域は、一定のパターンがあるように見受けられる。清掃工場の焼却灰のヨウ素検出もそうであったが…
そこからなにが読み取れるのか? 

2011年、2012年は、全ての施設でヨウ素不検出も多かったが、、、
全ての施設で不検出の場合の測定日は除いて、1施設でも検出があった場合のみ抽出した。
とりあえずグラフにしてみた~ 

【放射性ヨウ素】

  1.放射能濃度測定結果

試料採取日 5月22日~6月12日

(1)汚泥焼却灰

単位:Bq/kg

施設名放射性
ヨウ素131放射性
セシウム134放射性
セシウム137 東部スラッジプラント(江東区新砂) 不検出
(< 24) 25 310 葛西水再生センター(江戸川区臨海町) 不検出
(< 25) 69 760 みやぎ水再生センター(足立区宮城) 焼却炉停止中のため測定なし 新河岸水再生センター(板橋区新河岸) 不検出
(< 20) 28 250 南部スラッジプラント(大田区城南島) 不検出
(< 22) 不検出
(< 21) 150 北多摩一号水再生センター(府中市小柳町) 不検出
(< 18) 33 330 南多摩水再生センター(稲城市大丸) 不検出
(< 17) 不検出
(< 22) 70 北多摩二号水再生センター(国立市泉) 不検出
(< 13) 不検出
(< 22) 120 浅川水再生センター(日野市石田) 不検出
(< 13) 不検出
(< 21) 26 多摩川上流水再生センター(昭島市宮沢町) 不検出
(< 15) 不検出
(< 18) 48 八王子水再生センター(八王子市小宮町) 不検出
(< 13) 不検出
(< 19) 84 清瀬水再生センター(清瀬市下宿) 不検出
(< 10) 不検出
(< 19) 92 ( )内の不等号付きの数値は、「検出下限値」です。 ゲルマニウム半導体検出器で測定した結果です。 「検出下限値」とは、測定において検出できる最小値のことをいいます。
放射能濃度の特性として、同じ機器で測定しても、検体ごとに検出限界値は変動します。
たとえば、検出下限値「< 10」とあるのは、検出できる最小値が10Bq/kgであり、加えて検出値が「不検出」の場合は、この焼却灰又は混練灰の放射能濃度は「10Bq/kg未満である」ことを意味します。 (2)混練灰

単位:Bq/kg

施設名放射性
ヨウ素131放射性
セシウム134放射性
セシウム137 南部スラッジプラント(大田区城南島) 不検出
(< 17) 20 240 混練灰とは、汚泥焼却灰に水とセメントを混ぜて飛散防止措置を施し、中央防波堤外側処分場へ埋立てるものをいいます。 ゲルマニウム半導体検出器で測定した結果です。 ( )内の不等号付きの数値は、「検出下限値」です。 「検出下限値」とは、測定において検出できる最小値のことをいいます。
放射能濃度の特性として、同じ機器で測定しても、検体ごとに検出限界値は変動します。
たとえば、検出下限値「< 17」とあるのは、検出できる最小値が17Bq/kgであり、加えて検出値が「不検出」の場合は、この焼却灰又は混練灰の放射能濃度は「17Bq/kg未満である」ことを意味します。

 

2 空間放射線量の測定結果
    測定日 6月3日~6月20日
詳細は~

3 排ガス中の放射能量測定結果
     試料採取日 5月1日~17日

4 放流水の放射能量測定結果
     試料採取日 5月6日~8日
排ガス、放流水、すべて不検出

詳細は~

 

 

東京都下水道局

下水処理における放射能濃度等測定結果

【2011年5月~2013年3月】
【2013年4月~2015年3月】
【2015年4月~2017年3月】




【23区】




【多摩地域】



 

参考【グラフ縦軸を「対数」(Log)表示】
事故直後の数字があまりに大きいので、下降傾向にあると、ついつい安堵してしまうが、それでもまだまだこういう状態が続くのだろう。100Bq/Kg以下にはほど遠い~
セシウム-134の半減期 2.06年、 セシウム-137の半減期 30.1年、









関連(本ブログ)
福島原発事故直後、2011年3月下旬、4月の測定結果は~↓↓
■ 23区 下水処理施設の汚泥焼却灰 2011年3月下旬 17万ベクレル/Kgの高濃度放射性物質(2011年05月13日)

東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2016年12月) 2016年12月28日

 

 

● 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法


厚生労働省

● 「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」

● 放射性物質が検出された浄水発生土の当面の取扱いに関する考え方について

環境省 指定廃棄物として一時保管

● 8,000Bq/kgを超え100,000Bq/kg以下の焼却灰等の処分方法に関する方針


国土交通省  上下水処理等副次産物は一定の基準を満たした処分場であればセシウム10万Bq/Kgまでは埋立可

● 「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」について


東京都

● 浄水場発生土の有効利用

平成25年3月13日に厚生労働省より「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」が通知され、有効利用を再開しました。

この通知により有効利用が可能となる基準値については、以下のとおりです。

園芸用土・・・・・400Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値) グラウンド土・・・200Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
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