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東大阪都市清掃施設組合の第五工場、電気売って金額9億収入、当初の想定より数億円多い

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東大阪のごみ処理施設、電気売って金額9億収入に
産経ニュース 2018年6月14日
 大阪府東大阪市は、昨年本格稼働した市内のごみ処理施設で、平成29年度に余熱を使って発電された電力による収入が約9億円にのぼったと発表した。当初の想定より数億円多いといい、担当者は「思った以上に発電効率がよく、トラブルもなかったため」としている。
 このごみ処理施設は東大阪都市清掃施設組合が運営する第五工場。同市と大東市のごみを焼却する際の余熱を利用し、蒸気タービンを稼働させることで発電。昨年3月から稼働しており、環境省によると、発電機を設置する全国のごみ処理施設のうち、西日本では最も発電効率がよい施設とされている。
 同組合によると、昨年度に第五工場で発電された電力約9500万kWh(キロワットアワー)のうち、約7400万kWhを関西電力に売った。9億円の収入は、ごみ処理施設で年間約40億円かかる運営費の一部にあてられるという。


東大阪都市清掃施設組合の第五工場、西日本では最も発電効率がよい施設となっている~
余剰電力を関西電力に売電しても9億円の収入なんだ、、

少しでも高く売電しようと新電力事業者(PPS)と契約すると、ロジテック破産のように売電未収入のリスクを背負い込むし、、、、廃棄物発電も、バイオマス分は固定価格買取制度による安定収入となっていても、電力自由化による価格変動で売電収入も影響は大きいようだ。

自治体によっては、廃棄物処理施設を「発電所」として位置づけ、本来の目的がどこにあるのかよくわからないようなところも見受けられるが、、廃棄物発電も、売電を従来の電力会社であれ、新電力にであれ、発電が順調に行われてこその収入源である。

昨年度、23区のある清掃工場(600t/日)では、発電機の故障で8ヶ月も発電ができなかったというとんでもない事故も起きている。ともかく焼却炉は通常通りの稼働で、どこかの市のように「ごみ処理非常事態宣言」には至らず、本来の廃棄物の処理には支障がなかったとはいえ、なにが禍となるかはわからない。ちなみに23区の清掃工場余剰電力の売電収入は、稼働19清掃工場で平成27年度は117.7億円、平成28年度は98億円だった。平成29年度は更に落ち込むことだろう。(売電収入は3月分~翌年2月分)


東大阪都市清掃施設組合
第五工場(焼却施設)
建設概要

処理能力    200t/24h炉×2基
設計・施工    JFEエンジニアリング(株)
型 式    全連続ストーカ式(ハイパー火格子焼却炉型)
所在地    東大阪市水走4丁目6番25号
竣 工    平成29年3月15日


環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成28年度)について」から

表-8 エネルギー回収(ごみ処理量当たりの発電電力量)取組の上位10位施設 注32)

31) 市町村・事務組合が設置した施設において比較
    複数の炉の余熱を使って発電している場合は合算

 

関連(本ブログ)
環境省 『日本の廃棄物処理 平成28年度版(平成30年3月)』 一般廃棄物の総排出量は4,317万トン、 ごみ直接焼却率は 80.3%、ごみ焼却施設数は1,120施設に2018年04月12日
一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成28年度)について<ごみ総排出量は4,317万トン、1人1日当たりのごみ排出量は925グラム>2018年03月27日


 

 

 


G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本とアメリカは署名せず

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まあ、、、なんというか、
環境省に期待すること自体がおかしいのかもしれないが、、、

主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめたが、日本とアメリカは署名しなかったというニュース。TBSによると、日本政府関係者は、「プラスチックごみを減らしていく趣旨には賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」とのこと、、、なんでもかんでもアメリカと仲良く横並び、、環境よりも企業への影響を考慮なのか?

G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本署名せず
TBS News 2018年6月10日
 カナダで開催されていたG7=主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。 ...


6月5日は国連環境計画が定める「世界環境デー」ということで、「プラスチック汚染をなくそう」というテーマで使い捨てプラスチックの削減を呼びかけている。国連環境計画の報告書で、「使い捨てプラスチック製品の廃棄量(14年)は中国が最多だが、人口1人当たりの廃棄量は米国、次いで日本、欧州連合(EU)が多いとした。」ということで、日本も、使い捨てのプラスチック対策についての問題意識をもっと深刻に受け止めなくてはならないのに、、、まるで、、他人事のようなアメリカと日本、、

やっと、マイクロプラスチックについては、使用抑制の法規制が今国会で成立するということだが、、それも使用の禁止や使用製品の禁止には至らず、「事業者に使用抑制の努力義務を課す」程度なので、あいかわらず、環境よりも事業者の意向におもきを置いて、日本の環境行政の本気度などその程度かと、、、「プラスチック資源循環戦略」とやらも、この夏には検討が始まるようだが、、、どんなものになるのか、、

関連(本ブログ)
日本もやっと「マイクロプラスチック」使用抑制の法規制、今国会で成立する見込み-与野党 2018年06月05日
遅ればせながら日本もやっと「プラごみ削減戦略?」今夏にも審議会設置となってはいるが~ 2018年05月27日
TBS News 中川環境大臣は会見で、レジ袋について、「将来的に禁止や有料化に向かうことを期待したい」との考えを示しました~ 2018年03月30日



グリーンピース声明:G7海洋プラスチック憲章に日本と米国署名せずーー日本政府はプラスチック汚染を止めるための緊急の行動を

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グリーンピース・ジャパンは「G7海洋プラスチック憲章に日本と米国署名せずーー日本政府はプラスチック汚染を止めるための緊急の行動を」の声明を出したようで、さっそくメールマガジンが届いた~

口先だけの日本政府、
<G7・伊勢志摩サミット>(平成28年5月)では、首脳宣言の「資源効率性及び3R」の項において、陸域を発生源とする海洋ごみ、特にプラスチックの発生抑制及び削減に寄与することも認識しつつ、海洋ごみに対処することを再確認した。今後の展開として「国際的な気運を醸成し、国際連携により効率的・効果的な対策を推進」といいながら~  海洋ごみシンポジウム「2016海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組」から

実行力のない日本政府、
G7海洋プラスチック憲章に日本と米国署名せず、、恥ずかしい限りである、、
国連環境計画の報告書で、「使い捨てプラスチック製品の廃棄量(14年)は中国が最多だが、人口1人当たりの廃棄量は米国、次いで日本、欧州連合(EU)が多いとした。」と指摘されているというのに、、、、

マイクロプラスチックについては、使用抑制の法規制が今国会で成立する見通しというが、それも使用の禁止や使用製品の販売禁止には至らず、「事業者に使用抑制の努力義務課すというもの。ほんとうに、いつまでたっても事業者任せ、せいぜいが事業者の自主規制、事業者の努力義務と、、、なにしろ、レジ袋の削減も、「中川環境大臣は会見で、レジ袋について、「将来的に禁止や有料化に向かうことを期待したい」との考えを示しました~」という始末で、、、環境省が率先して取り組むつもりもないのだろう、、、事業者の自主規制をただただ待っているのか、、、、、

 


グリーンピース・ジャパンホームページからそのまま転載

2018/06/11 グリーンピース声明:G7海洋プラスチック憲章に日本と米国署名せずーー日本政府はプラスチック汚染を止めるための緊急の行動を

プレスリリース - 2018-06-11

国際環境NGOグリーンピース・インターナショナルは6月11日、カナダで開催されていたG7首脳会議で協議されたプラスチックごみの海洋汚染への対策を各国に促す合意文書(G7海洋プラスチック憲章)に、日本と米国が署名をしなかったことを受けて、下記の声明を発表しました。

グリーンピース・インターナショナル事務局長ジェニファー・モーガン 

「プラスチック汚染は、私たちの海、河川、そして地域社会にとって急速に拡大する脅威であり、政府と企業には、汚染を止めるための緊急行動が求められています。G7海洋プラスチック憲章は、プラスチックの生産を削減することよりも、リサイクルとその他の活用を中心においていますが、日本と米国が同憲章に署名すらしなかったことは、恥ずべきことです。同憲章は、問題の緊急性を認めていますが、それを解決するための手段を示すには至っていません。

政府に求められるのは、業界の自主的な規制に任せるのではなく、法的拘束力のある削減目標を定め、使い捨てのプラスチックを禁止すること、そして、新しいリユース型製品の搬送システムを構築することや、企業が作り出している問題への責任の所在を明確にすることです。」

グリーンピース・ジャパンは同日、プラスチック汚染に対するリーダーシップある行動を怠っている日本政府に対し、ソーシャルメディア上で、#私はG7海洋プラスチック憲章に署名しますとのメッセージとともに、使い捨てプラスチック製品の代わりになるグッズとペンを持って写真を投稿し、市民へ同様の行動を呼びかけました。

グリーンピース G7 プラスチック

--

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

 

 

グリーンピース・ジャパンメールマガジンから転載

NEWS: G7の海洋プラスチック憲章に、日本とアメリカだけ署名しませんでした。日本は、海のプラスチック汚染問題への対策で、世界からさらに遅れをとることになりそうです。

昨日入ってきたこのニュースに、思わずあぜんとしてしまいました。日本政府は、海のプラスチック汚染に取り組むことに合意するG7の海洋プラスチック憲章に署名しなかったそうです。[1]署名しなかったのは、G7の中で日本とアメリカだけです。

日本の海域は、世界平均の27倍ものプラスチック汚染が見つかり[2]、東京湾の調査では8割のカタクチイワシからプラスチックが見つかっています[3]。動物たちを傷つけるだけでなく、私たちのところにも戻ってくるなんて、想像するだけで怖くなります。

たくさんの人が、プラスチック汚染を気にかけて、使い捨てプラスチックを減らす努力をしているのに、政府は私たちの関心は低いと思っているのかもしれません。そこで、一つアイデアを考えました!

たとえ政府がプラスチック憲章に署名しなくても「私たちはG7海洋プラスチック憲章に署名します」と、政府にアピールしませんか?私たちグリーンピースのスタッフも、私物のエコバッグやマイボトルと、署名するペンを持って、写真を撮りました。渡辺 洋子さんもペンを片手に、愛用のプラスチックフリーグッズを持った写真をSNSに投稿していただけませんか?「#私はG7海洋プラスチック憲章に署名します」をつけて投稿してください。顔が入っていなくてももちろんOKです!

Twitterに投稿する >

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Instagramに投稿する >

プラスチック汚染を止めるには、私たちの力だけでは足りません。政府も企業もそれぞれの役割があります。政府や企業を動かす原動力は、私たち。今日「#私はG7海洋プラスチック憲章に署名します」で写真を投稿して、声を届けましょう!

林  恵美  グリーンピース・ジャパン プラスチックフリーチーム

P.S. 私たちはもうエコバッグやマイボトルを毎日持ち歩いたり、プラスチック汚染に立ち向かう準備ができていますよね。国レベルでも対策を進めてもらえるように、今日、政府に伝えましょう。

[1] http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3392536.htm

[2] http://www.env.go.jp/water/marine_litter/00_MOE.pdf ←海洋ごみシンポジウム「2016海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組」平成28年12月10日 環境省大臣官房審議官 早水輝好

[3] https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG09H0W_Z00C16A4000000/


 

奈良市のごみ処理施設「環境清美工場」で1万円札279枚と断片29枚発見、粗大ごみに紛れ?

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粗大ごみに紛れ?1万円札279枚と断片29枚発見
日刊スポーツ 2018年6月14日
 奈良市は14日、同市左京5丁目のごみ処理施設「環境清美工場」内で、1万円札が279枚と紙幣の断片が29枚見つかったと発表した。収集された粗大ごみに紛れていた可能性があり、奈良署は拾得物として持ち主を捜している。
 奈良市によると、14日午前10時40分ごろ、工場にごみを捨てに来た市内の男女2人が集積場に散乱している現金を見つけ、男性職員に届けた。ごみは午前7時半以降に市内で収集されたものだという。(共同)

<除染土壌の再利用計画> 二本松市の道路造成に再利用する環境省の実証事業、計画段階からの被害に困惑というけれど、、

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放射能に関すること、放射性廃棄物のこと、放射線量に関する影響など、、、

風評被害などでなく、、ほんとうに心配している人は大勢いる、
なにしろ、国がいう安全・安心は全く信用できないとおもうのだから、、
信頼関係のない政府の安全神話にだまされないようにと必死なのだ、

東京電力福島原発事故以降、
安全にしきい値はないともいわれる放射線が
いろんなところで安全の線引きがされた、社会生活維持という名目で、、

それによって避難区域の線引きがされ、それらはやがて解除され、
空間放射線量、食品の安全基準、そして指定廃棄物の線引きも、

事故前は、原子炉等規制法におけるクリアランスレベル 100bq以下は再利用可能というものが、
廃棄物の焼却灰なども、セシウム8千Bq/kg以下は通常の埋立処理でOKとなり、
あげくは、8千Bq/kg以下は公共事業での有効利用までするというのだから、、、
やはり、ここまですると、風評というよりも、さらなる二次汚染とも言えるのではないかとおもう、、、

風評被害云々の前に、環境省の除染土の再利用計画こそ問題があるのでは、、

<除染土活用>はや風評 売れぬ飼料 二本松・環境省の道路造成事業 計画段階の被害に困惑
河北新報 2018年6月8日
 東京電力福島第1原発事故で発生した除染土を二本松市の道路造成に再利用する環境省の実証事業で、予定地周辺の稲を使った家畜用発酵飼料を手掛ける市内の生産組合が、取引先から購入を拒まれていることが7日、分かった。事業の計画段階から地域に風評被害が生じた格好だ。組合は市と対応を協議する。 ...

<除染土活用>環境省の実証事業 二本松市長「慎重に判断する」
河北新報 2018年6月9日
  東京電力福島第1原発事故で生じた除染土を二本松市の道路造成に再利用する環境省の実証事業について、三保恵一市長は8日の定例記者会見で、実施の可否を「慎重に判断する」と述べた。事業を巡っては、予定地周辺の稲を使う市内の生産組合の発酵飼料が畜産農家から購入拒否されたことが分かっている。


中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略

放射性セシウム含む汚染土や焼却灰の公共事業への再利用、、
結局は、福島の最終処分場や中間貯蔵施設に入れる量をできるだけ少なくするための苦肉の策なんだろうが、、

公共事業への再利用といえば聞こえはいいが、汚染土のバラマキともいえる、、、
日本列島、あちこちで、大雨による災害なども繰り返し起きている、
少しでも早く安全に隔離保管しなくてはならないのに、
多くの除染土等は、まだまだ仮置きのものも多い、、指定廃棄物でさえそのまま状態などで、

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」などで、減容化や再利用を決めてしまって、、、
地域住民の安全安心などそっちのけで、なんのための戦略と言えようか、、、

 

G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本とアメリカは署名せず

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まあ、、、なんというか、
環境省に期待すること自体がおかしいのかもしれないが、、、

主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめたが、日本とアメリカは署名しなかったというニュース。TBSによると、日本政府関係者は、「プラスチックごみを減らしていく趣旨には賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」とのこと、、、なんでもかんでもアメリカと仲良く横並び、、環境よりも企業への影響を考慮なのか?

G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本署名せず
TBS News 2018年6月10日
 カナダで開催されていたG7=主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、具体的な対策を各国に促す合意文書をとりまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。 ...


6月5日は国連環境計画が定める「世界環境デー」ということで、「プラスチック汚染をなくそう」というテーマで使い捨てプラスチックの削減を呼びかけている。国連環境計画の報告書で、「使い捨てプラスチック製品の廃棄量(14年)は中国が最多だが、人口1人当たりの廃棄量は米国、次いで日本、欧州連合(EU)が多いとした。」ということで、日本も、使い捨てのプラスチック対策についての問題意識をもっと深刻に受け止めなくてはならないのに、、、まるで、、他人事のようなアメリカと日本、、

やっと、マイクロプラスチックについては、使用抑制の法規制が今国会で成立するということだが、、それも使用の禁止や使用製品の禁止には至らず、「事業者に使用抑制の努力義務を課す」程度なので、あいかわらず、環境よりも事業者の意向におもきを置いて、日本の環境行政の本気度などその程度かと、、、「プラスチック資源循環戦略」とやらも、この夏には検討が始まるようだが、、、どんなものになるのか、、

関連(本ブログ)
日本もやっと「マイクロプラスチック」使用抑制の法規制、今国会で成立する見込み-与野党 2018年06月05日
遅ればせながら日本もやっと「プラごみ削減戦略?」今夏にも審議会設置となってはいるが~ 2018年05月27日
TBS News 中川環境大臣は会見で、レジ袋について、「将来的に禁止や有料化に向かうことを期待したい」との考えを示しました~ 2018年03月30日



宇佐・高田・国東広域事務組合のごみ処理施設、、どうなるのか?(ごみ焼却場修理費年度平均1億円弱 宇佐市議会)

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宇佐・高田・国東広域事務組合のごみ処理施設、、どうなるのか?

大分合同新聞によると、宇佐市議会は14日、本会議を再開。一般質問を続けた…ということで
ごみ焼却場修理費年度平均1億円弱 宇佐市議会」見出しだけで質問や回答の内容はわからないが、、、

入札にかけられていた時点での焼却炉の概要は
施設の処理能力:115t/日(57.5t/日×2炉、24時間/日運転)
施設の処理方式:ストーカ式

高すぎると契約案件が否決になったごみ処理施設、、、
予定価格も根拠不明となっていたし、、、

予定価格 24,310,000,000 円(税抜)に対し、落札金額は 22,966,000,000円(税抜)、落札率 94.5%
1者入札であれば価格競争はないので、予定価格通りでも落札 そんなものだろう、、

しかし、素人考えだと、ごみ処理施設も競争がなければ予定価格通りとなるし、
競争があっても、格安で建設可能となっても、,,その後の運営や補修などで手抜き、あるいは高くして元を取られれば本末転倒だし、、、
行政側も、しっかりとした建設費なり、運営費なり、補修費の積算をして、メーカーの言いなりにならないようにするしかない、、

日本の廃棄物処理は直接焼却率は約80%(平成28年度)
焼却処理に頼る以上は、安全で、安定的な運転管理ができなければならないし、
安かろう悪かろうでは困るし、、

基本に戻って、「ごみ」そのものの減量に励むのがよい、、、

ちなみに23区の清掃工場、21清掃工場体制で、稼働中は19清掃工場(2清掃工場は建替中)
それら清掃工場の修理費などは随意契約分だけでも毎年100億円を超している。
平成29年度分も昨日ざ~と計算したところ140億円を超していた。なぜか、平成29年度4月1~9月分(各清掃工場契約)の公表が抜けているのでそれは含めずとも、140億円もかかっている~

 

関連(本ブログ)
建設計画が白紙となった宇佐ごみ処理施設(落札事業者決定後 契約案件否決)専門委員会立ち上げへ 豊後高田市長は反発/大分2018年04月24日
宇佐・高田・国東広域事務組合議会 「ごみ処理施設整備・運営事業」 契約議案 賛成少数で否決:ごみ処理施設 白紙/大分2018年02月19日
宇佐・高田・国東広域事務組合 「ごみ処理施設整備・運営事業」契約で3市長が対応を協議(229億円で日立造船落札)/大分2018年02月02日


 

 

マイクロプラスチック使用抑制 努力義務=、改正海岸漂着物処理推進法が成立

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微細プラ抑制へ努力義務=改正漂着物処理法が成立
時事通信-2018年6月15日
 化粧品などに含まれる微細なプラスチック「マイクロプラスチック」の使用を抑えるよう企業に努力義務を課す、改正海岸漂着物処理推進法が、15日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。マイクロプラスチックの使用を抑制する法律は、国内では初めて。
 改正法は議員立法。マイクロプラスチックを含んだ製品がごみとして河川や海に流れ込み、生物の体内に取り込まれて生態系に悪影響を及ぼすのを防ぐのが狙い。主に化粧品や洗顔料、歯磨き粉などに含まれる「マイクロビーズ」を想定している。早期の法改正を目指したため、罰則の創設などは見送った。
 業界団体の日本化粧品工業連合会は2016年3月、約1100社の会員企業に対し、マイクロビーズの使用中止を呼び掛けている。環境省が同年度に実施した調査では、国内で販売されている洗顔料とボディーソープ150製品のうち、2製品にマイクロビーズが含まれていた。

 

欧米は、使用禁止や販売禁止へ、

日本は、やっと 事業者に使用抑制の努力義務、、
罰則なし、2018年夏に施行

 

関連(本ブログ)
日本もやっと「マイクロプラスチック」使用抑制の法改正案(議員立法) 今国会で成立する見込み 2018年06月05日

グリーンピース声明:G7海洋プラスチック憲章に日本と米国署名せずーー日本政府はプラスチック汚染を止めるための緊急の行動を2018年06月11日
G7でプラスチックごみの海洋汚染問題協議、日本とアメリカは署名せず2018年06月10日
遅ればせながら日本もやっと「プラごみ削減戦略?」今夏にも審議会設置となってはいるが~2018年05月27日




南伊勢の処理施設火災 夜、炉の扉開けごみ焼却 町長が陳謝 /三重

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南伊勢の処理施設火災 夜、炉の扉開けごみ焼却 町長が陳謝 /三重
毎日新聞- 2018年6月15日
 南伊勢町営ごみ焼却処理施設「クリーンセンターなんとう」で3月に発生した火災は、職員不在の夜間に焼却炉の扉を開放したまま、残り火でごみを焼いていたことが原因だったことが14日の町議会で明らかになった。小山巧町長は「時間外の作業が招いた火災であり、おわびを申し上げる」と不適切な施設運営を認めて陳謝した。
 火災は3月28日夜から29日朝にかけ、焼却炉近くの工具類の設置場所付近が燃えた。電気ケーブルの焼損などで炉2基が停止し、今月4日にうち1基が稼働再開した。
 倉田育町議の質問に、小山町長は「処理能力を上回る廃棄物が運び込まれ、焼却炉の運転停止後も(残り火で)燃やしていた。空気を内部に入れるため、炉の扉を開けたままにしていた。スプレー缶などの爆発で火が炉の外に飛び出して火災が起きたと思われる」と述べた。この不適切な運営は4~5年前から月1回程度の割合で行っていたという。
 町によると、設備修繕費は約4800万円、近隣自治体などへのごみ処理委託費は1100万円に上っており、町は全国自治協会からの共済金で賄う方針。【尾崎稔裕】

23区清掃一組 平成29年度 23区のごみ量は区収集ごみ量+持込ごみ量で約277万トン、事業系持込ごみは6年連続の増加

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23区清掃一組ホームページで、平成29年度における東京23区のごみ量等の確定値が公表された~

平成29年度、区収集ごみ量と持込ごみ量を合わせて2,765,568.07トン

各区とも、人口は増えていても区収集ごみは減少を維持しているというのに、、、
事業系の持込ごみは6年連続で増加し続けている~

 

東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2018年6月15日

ごみ量(平成29年度確定値)

平成29年度における東京23区のごみ量等の確定値です。

なお、正式な平成29年度ごみ量の詳細については、後日、公表いたします。(8月予定)

《概要》

平成29年度のごみ量は、23区収集ごみ量と持込ごみ量を合わせて、約277万トンでした。

これは、平成28年度と比較して約11,000トン、率にして0.4%の増加でした。

平成29年度ごみ量の確定値について(PDF:267KB)

平成29年度し尿等の確定値について(PDF:293KB)


平成29年度ごみ量について
  平成29年度における23区のごみ量は、区収集及び持込ごみ量を合わせて、2,765,568.07トンでした。
 これは前年度と比較して、11,274.87トンの増加でした。
  内訳は、区収集ごみ量は、1,782,644.23トンで、前年度と比較して5,563.67トン、率にして0.3%の減少でした。
 さらに詳細については、前年度と比較して、可燃ごみは1,236.88トン、率にして0.1%減少、不燃ごみは5,102.12トン、率にして9.8%減少、粗大ごみは775.33トン、率にして1.3%増加しました。
 また、持込ごみ量は、982,923.84トンで、前年度と比較して16,838.54トン、率にして1.7%増加しました。

 

 

 

 

 

松阪市クリーンセンター 不燃物ごみピットに鉄塊が入り込み高速回転式破砕機が故障/三重

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松阪市営ごみ処理場 鉄塊が入り込み、高速破砕機故障 /三重
毎日新聞 2018年6月16日
 松阪市は15日、同市桂瀬町の市営ごみ処理場「同市クリーンセンター」の不燃物ごみピットに12日、鉄塊が入り込み、高速回転式破砕機が故障したと発表した。
 鉄塊は直径15センチ、長さ12センチ、重さ約14キロ。ピット内で破砕されたため、原形や物体名は不明。鉄塊の混入で直径約30センチの破砕機の軸が曲がり、軸受部がダメージを受けた。15日から28日にかけて修理を行うが、この間も不燃物を受け入れる。修理総額は4500万円という。

日立造船 インドでごみ焼却発電プラント設備工事を3件受注

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日立造船株式会社

2018年06月18日

インドでごみ焼却発電プラント設備工事を3件受注

日立造船株式会社の子会社Hitachi Zosen India Private Limited.(インド、社長:堀内秀昭、以下HZIND)は、このほど、同国でインフラ整備事業を手がけるEssel Infraprojects Limited.が設立した特別目的会社(SPC)より、ごみ焼却発電プラント設備工事を3件受注しました。
当社グループのインドにおけるごみ焼却発電プラントに関する受注は2013年に1件初受注して以来、2例目となり、累計で4件となります。

本件の概要は以下のとおりです。

    1.発注者: Essel Infraprojects Limited. が工事毎に設立した特別目的会社(SPC)     2.建設地: ①アンドラプラデシュ州 カダパ   ②アンドラプラデシュ州 T.P.グデム     ③アンドラプラデシュ州 アナンタプル     3.所掌範囲: ストーカ式焼却炉および排ガス浄化システム部分   (焼却炉等の設計および火格子等の主要機器供給に加え、現地での据付      および試運転時のスーパーバイザー派遣、運転・メンテナンスの指導等)     4.処理能力: 各 330t/日     5.発電出力: 各 約6,000kW     6.竣工時期: 2019年    

当社グループは、日本や東アジア、欧州を中心に850件以上のごみ焼却・発電プラントを受注し、世界トップクラスの実績を有しています。
東アジア地域においては、中国大陸で14件、台湾で5件、韓国で8件を受注・納入しています。有望な市場であるインド・東南アジア地域においては、2016年にインドで1件、2017年にベトナムで1件を納入し、現在マレーシアで1件、タイで2件を建設中です。
当社グループは、今後とも環境事業における世界No.1企業を目指し、ますます高まる海外でのごみ焼却発電プラントの需要に積極的に応えていきます。

公文書偽造(ごみ計量票の写しを改ざん )、宮古島市職員に有罪判決 「議会の追及を免れようと犯行」

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 公文書偽造、宮古島市職員に有罪判決 「議会の追及を免れようと犯行」
沖縄タイムス 2018年6月19日
 ごみ計量票の写しを改ざんして宮古島市議会に提出したとして、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた同市職員(45)の判決公判が18日、那覇地裁平良支部であった。松原経正裁判長は「市議会での追及を免れようとした犯行で経緯、動機に酌むべき事情はない。犯行態様も悪質」として、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑1年6月)を言い渡した。被告弁護人は控訴について「検討中」としている。
 事件は2014年度、不法投棄ごみ撤去委託業務の監督をしていた被告が、市議会への報告よりも実際に回収したごみが少ないことが発覚しないよう虚偽の計量票の写しを作成し、同議会に提出した。 ...

 

国ぐるみの文書改ざんであれば不起訴、、、


政府「循環型社会形成推進基本計画」を閣議決定 「プラ資源循環戦略」策定へ、中川環境相「海洋プラスチック対策でリーダーシップを発揮したい」と、、、

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海洋ごみ対策「プラ資源循環戦略」策定へ
毎日新聞 2018年6月19日
 政府は19日、今後5年間の廃棄物政策をまとめた「循環型社会形成推進基本計画」を閣議決定した。微細なマイクロプラスチックなどの海洋ごみ対策を強化するため、使い捨て製品の削減などを柱とする「プラスチック資源循環戦略」を新たに策定する。中川雅治環境相は来年6月に大阪で開催する主要20カ国・地域(G20)首脳会議までに戦略をまとめる方針を示し「海洋プラスチック対策でリーダーシップを発揮したい」と強調した。 ...


なにか笑ってしまう、、、
G7で、海洋プラスチック憲章に日本はアメリカに追随して署名しなかったのに、、、
G20では、「海洋プラスチック対策でリーダーシップを発揮したい」とは、、、
オメデタイトイウカ、イノナカノカワズトイウカ、ハダカノオウサマナノカ
恥ずかしい環境大臣、、、、


環境省 
第四次循環型社会形成推進基本計画 [PDF 2.0 MB]

プラスチックの部分のみ抜粋 ↓ ↓

2 循環型社会形成に向けた取組の中長期的な方向性
 2.3.ライフサイクル全体での徹底的な資源循環
 2.3.1.プラスチック
 プラスチックについては、マイバッグの徹底やワンウェイの容器包装の削減等により排出抑制が最大限図られるとともに、リユースカップ等のリユースも推進されている。使用済みのものについてはポイ捨て・不法投棄により美観を損ねたり、海洋等に流出してマイクロプラスチック10化したりするなど環境に悪影響を与えることなく適正に排出され、質の高い再生利用が行われるとともに、再生材は市場での需要が多く高く売却され、繰り返し循環利用がされている。
 また、焼却せざるを得ないプラスチックをはじめとして、バイオマス由来のプラスチック34の使用が進み、焼却される場合も確実に熱回収されている。さらに、農業用シート、食品廃棄物の収集袋など、分解が望ましい用途については、生分解性のプラスチック35が使用されている。
 こうした取組を通じて、プラスチックの3Rとともに温室効果ガスの排出削減、化石資源への依存度低減、海洋環境等への影響低減等が図られるとともに、資源循環産
業等が活性化されている。    

5国の取組
5.3. ライフサイクル全体での徹底的な資源循環
5.3.1.プラスチック
○ 資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応しながら、中国等による廃棄物の禁輸措置に対応した国内資源循環体制を構築しつつ、持続可能な社会を実現し、次世代に豊かな環境を引き継いでいくため、再生不可能な資源への依存度を減らし、再生可能資源に置き換えるとともに、経済性及び技術的可能性を考慮しつつ、使用された資源を徹底的に回収し、何度も循環利用することを旨として、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略(「プラスチ
ック資源循環戦略」)を策定し、これに基づく施策を進めていく。
○ 具体的には、①使い捨て容器包装等のリデュース等、環境負荷の低減に資するプラスチック使用の削減、②未利用プラスチックをはじめとする使用済プラスチック
資源の徹底的かつ効果的・効率的な回収・再生利用、③バイオプラスチック44の実用性向上と化石燃料由来プラスチックとの代替促進等を総合的に推進する。

注釈
10:マイクロプラスチック:微細なプラスチックごみ(5mm以下)のこと。含有/吸着する化学物質が食物連鎖中に取り込まれ、生態系に及ぼす影響が懸念されている。
34:バイオマス由来のプラスチック:原料として植物などの再生可能な有機資源を使用するプラスチック素材。
35:生分解性のプラスチック:プラスチックとしての機能や物性に加えて、ある一定の条件の下で自然界に豊富に存在する微生物などの働きによって分解し、最終的には二酸化炭素と水にまで変化する性質を持つプラスチック。
44:バイオプラスチック:バイオマス由来のプラスチックと生分解性のプラスチックの総称。

 

第四次循環型社会形成推進基本計画の閣議決定及び意見募集の結果について

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環境省「第四次循環型社会形成推進基本計画の概要 [PDF 767 KB]」から

 

環境省  平成30年6月19日

第四次循環型社会形成推進基本計画の閣議決定及び意見募集(パブリックコメント)の結果について 循環型社会形成推進基本法に基づき、循環型社会の形成に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、中央環境審議会の答申を踏まえ、第四次循環型社会形成推進基本計画を閣議決定しましたのでお知らせします。
併せて、平成30年5月8日(火)から平成30年5月28日(月)に実施した本案に対する意見募集の結果についてもお知らせします。 1.第四次循環型社会形成推進基本計画の閣議決定に関する経緯

循環型社会形成推進基本計画は、循環型社会形成推進基本法に基づき、循環型社会の形成に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために定めるものです。同法の中で、本計画は概ね5年ごとに見直しを行うものとされていることから、環境省では、平成25年5月に策定された現行計画の見直しを検討するため、平成29年 10月に中央環境審議会に諮問を行いました。

中央環境審議会での審議の結果、答申案が取りまとめられ、中央環境審議会長から答申が行われました。答申は酒井伸一中央環境審議会循環型社会部会長より中川雅治大臣に手交されました。これを踏まえ、本日、第四次循環型社会形成推進基本計画を閣議決定しました。

2.第四次循環型社会形成推進基本計画の概要

新たな計画では、環境的側面、経済的側面及び社会的側面の統合的向上を掲げた上で、重要な方向性として、

①地域循環共生圏形成による地域活性化

②ライフサイクル全体での徹底的な資源循環

③適正処理の更なる推進と環境再生

などを掲げ、その実現に向けて概ね2025年までに国が講ずべき施策を示しています。

3.意見募集の結果 (1)意見募集の対象

「第四次循環型社会形成推進基本計画(案)」

(2)意見募集の周知方法

電子政府の総合窓口及び環境省ホームページ

(3)意見募集期間

平成30年5月8日(火)~平成30年5月28日(月)まで

(4)意見提出方法

電子政府の総合窓口(e-Gov)意見フォーム・郵送・ファクシミリ

(5)意見提出者数

19名

添付資料 第四次循環型社会形成推進基本計画 [PDF 2.0 MB] 第四次循環型社会形成推進基本計画の概要 [PDF 767 KB] 「第四次循環型社会形成推進基本計画(案)」に対する意見の募集の結果について [PDF 426 KB]

 

第四次循環型社会形成推進基本計画
いろんな数値目標はでているが、、、

1人1日当たりのごみ排出量 約850g/人/日 2025年度
1人1日当たりの家庭系ごみ排出量 約440g/人/日 2025年度 廃棄物処理基本方針53

※一般廃棄物最終処分場の残余年数 2017年度の水準(20年分)を維持 2022年度 廃棄物処理施設整備計画
※産業廃棄物最終処分場の残余年数 要最終処分量の10年分程度 2020年度廃棄物処理基本方針
家庭系食品ロス量 2000年度の半減 2030年度
期間中に整備されたごみ焼却施設の平均発電効率 21% 2022年度
循環型社会ビジネスの市場規模の拡大というのまである、、


プラスチックの部分のみ抜粋 ↓ ↓

2 循環型社会形成に向けた取組の中長期的な方向性
 2.3.ライフサイクル全体での徹底的な資源循環
 2.3.1.プラスチック
 プラスチックについては、マイバッグの徹底やワンウェイの容器包装の削減等により排出抑制が最大限図られるとともに、リユースカップ等のリユースも推進されている。使用済みのものについてはポイ捨て・不法投棄により美観を損ねたり、海洋等に流出してマイクロプラスチック10化したりするなど環境に悪影響を与えることなく適正に排出され、質の高い再生利用が行われるとともに、再生材は市場での需要が多く高く売却され、繰り返し循環利用がされている。
 また、焼却せざるを得ないプラスチックをはじめとして、バイオマス由来のプラスチック34の使用が進み、焼却される場合も確実に熱回収されている。さらに、農業用シート、食品廃棄物の収集袋など、分解が望ましい用途については、生分解性のプラスチック35が使用されている。
 こうした取組を通じて、プラスチックの3Rとともに温室効果ガスの排出削減、化石資源への依存度低減、海洋環境等への影響低減等が図られるとともに、資源循環産
業等が活性化されている。    

5国の取組
5.3. ライフサイクル全体での徹底的な資源循環
5.3.1.プラスチック
○ 資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応しながら、中国等による廃棄物の禁輸措置に対応した国内資源循環体制を構築しつつ、持続可能な社会を実現し、次世代に豊かな環境を引き継いでいくため、再生不可能な資源への依存度を減らし、再生可能資源に置き換えるとともに、経済性及び技術的可能性を考慮しつつ、使用された資源を徹底的に回収し、何度も循環利用することを旨として、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略(「プラスチ
ック資源循環戦略」)を策定し、これに基づく施策を進めていく。
○ 具体的には、①使い捨て容器包装等のリデュース等、環境負荷の低減に資するプラスチック使用の削減、②未利用プラスチックをはじめとする使用済プラスチック
資源の徹底的かつ効果的・効率的な回収・再生利用、③バイオプラスチック44の実用性向上と化石燃料由来プラスチックとの代替促進等を総合的に推進する。

注釈
10:マイクロプラスチック:微細なプラスチックごみ(5mm以下)のこと。含有/吸着する化学物質が食物連鎖中に取り込まれ、生態系に及ぼす影響が懸念されている。
34:バイオマス由来のプラスチック:原料として植物などの再生可能な有機資源を使用するプラスチック素材。
35:生分解性のプラスチック:プラスチックとしての機能や物性に加えて、ある一定の条件の下で自然界に豊富に存在する微生物などの働きによって分解し、最終的には二酸化炭素と水にまで変化する性質を持つプラスチック。
44:バイオプラスチック:バイオマス由来のプラスチックと生分解性のプラスチックの総称。

 

関連(本ブログ)
第四次循環型社会形成推進基本計画(案)の公表及び本案に対する意見の募集について 2018年05月09日
遅ればせながら日本もやっと「プラごみ削減戦略?」今夏にも審議会設置となってはいるが~2018年05月27日

 


廃棄物処理施設整備計画の閣議決定及び意見募集の結果について

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環境省「廃棄物処理施設整備計画の概要 [PDF 1.3 MB]」から抜粋

 

廃棄物処理施設整備計画の閣議決定及び意見募集の結果について 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく廃棄物処理施設整備計画について、2018年度から2022年度を計画期間とする新たな計画が、本日閣議決定されましたので、お知らせいたします。
また、平成30年5月8日(火)から5月28日(月)に実施した「廃棄物処理施設整備計画(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)の結果についても、お知らせいたします。

1.新たな廃棄物処理施設整備計画について

(1)背景

 廃棄物処理施設整備計画は、廃棄物処理施設整備事業の計画的な実施を図るため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の3に基づき、5年ごとに策定されるものです。

今般、2018年度から2022年度の5ヶ年の廃棄物処理施設整備計画(以下「新計画」という。)が、閣議決定されたものです。

(2)新計画について

 新計画は、従来から取り組んできた3R・適正処理の推進や気候変動対策、災害対策の強化に加え、地域に新たな価値を創出する廃棄物処理施設の整備について強調しています。また、人口減少等、廃棄物処理をとりまく社会構造の変化に鑑み、廃棄物処理施設の適切な運営に必要なソフト面の施策についても記載を充実しています。

新計画の本文は別添1、ポイントは別添2のとおりです。

2.意見募集の結果

平成30年5月8日(火)から5月28日(月)までの間、「廃棄物処理施設整備計画(案)」について、国民の皆様からの意見募集(パブリックコメント)を実施しました。

(1)延べ意見提出者数 :  5件

(2)意見数: 7件

(3)御意見に対する考え方

頂いた御意見に対する環境省の考え方は、別添3のとおりです。

添付資料 廃棄物処理施設整備計画 [PDF 472 KB] 廃棄物処理施設整備計画の概要 [PDF 1.3 MB] パブリックコメント結果 [PDF 158 KB]

 

高槻市 平成30年6月18日発生の地震を起因とする災害ごみのクリーンセンターへの搬入について

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高槻市

平成30年6月18日発生の地震を起因とする災害ごみのクリーンセンターへの搬入について

平成30年6月19日午前8時45分掲載

災害ごみを出す場合

ガラス・せともの類・かわら・がれきなどは、不燃ごみの収集日に出してください。

その他、大量に出される場合などは清掃業務課にお問い合せください。

お問い合わせ先

清掃業務課 072-669‐1153

お問い合わせ時間 7:45~16:15

災害ごみを高槻クリーンセンターに持ち込む場合

災害ごみの持込には「一般廃棄物運搬届出書」が必要です。

ご本人以外の方が持ち込む場合は、「廃棄物処理依頼書」が必要です。

ごみの持ち込み時には、可燃ごみと不燃ごみに分けての持込が必要です。

災害ごみ以外の持ち込みについては、従来どおり、事前予約が必要、ごみ処理手数料が必要です。

災害ごみの持込受付時間 9:00~16:00

お問い合わせ先

高槻クリーンセンター 072-669‐1950

お問い合わせ時間 7:45~16:15

 

緊急・災害情報 現在開設している避難所(6月20日7時30分更新) (緊急情報) 水道の安全宣言について (6:50更新) 市立学童保育室の再開について(6月19日22時00分掲載) 市立小中学校の授業再開について(6月19日21時45分掲載) 青少年交流施設等の開館状況について(6月19日21時45分) 市立幼稚園・市立認定こども園・市立保育所・市立臨時保育室の休園について(6月19日21時00分掲載) 地震による建築物等に対するブルーシートの配布終了について(6月19日17時45分掲載) 通行止め状況について(6月19日16時25分掲載) 罹災証明書の発行について(6月19日16時10分更新) ガスメーターの復帰方法について(6月19日14時55分掲載) カセットコンロ及びガスボンベの配布について(6月19日14時10分掲載) 通常業務の一部再開について(6月19日12時45分更新) 平成30年6月18日発生の地震を起因とする災害ごみのクリーンセンターへの搬入について(6月19日8時45分掲載) 避難勧告(【土砂災害】南平台1・2丁目の一部)の発令について(6月18日21時8分更新) 地震情報(震度6弱)について(6月18日9時40分掲載) 建築物の応急危険度判定を実施します(6月19日14時40分掲載) 災害により被災した要援護高齢者・要援護障がい者等への対応について

緊急災害情報一覧

弘前市、「家庭系ごみ指定袋制度」は中止? (規則廃止で導入中止)

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 指定ごみ袋制、規則廃止で導入中止/弘前
東奥日報 2018年6月20日
 弘前市議会は19日、一般質問を行った。桜田宏市長は指定ごみ袋制について、7月からの施行を定めた規則を廃止し、導入を中止する方針を表明した。木村隆洋議員(自民・公明・憲政)、松橋武史議員(弘新会)の質問に答えた。 ...


指定袋制度の開始時期は平成30年7月を予定となっていたが、、、
中止なんだ!!

 

弘前市ウェブサイト

「家庭系ごみ指定袋制度」の導入について

素案説明会や、パブリックコメント、弘前市廃棄物減量等推進審議会等において寄せられたご意見等を踏まえ、家庭系ごみ指定袋制度についての基本的な考え方を示した、「家庭系ごみ指定袋制度の導入について」を決定しましたので、お知らせします。

 「家庭系ごみ指定袋制度」の導入について(平成29年10月)PDFファイル(1494KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

 

日本プラスチック工業連盟HPで「プラスチック海洋ごみ問題解決に向けた宣言実施企業・団体」を掲載、、

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国連環境計画(UNEP)の報告書で、
「世界各地の海を汚染し、生態系への悪影響が懸念されるプラスチックごみの廃棄量は年々増加傾向にあり、2015年には3億トンに及んだ。このうち、ペットボトルやレジ袋などの使い捨てプラスチック製品は47%を占めている。使い捨てプラスチック製品の廃棄量(14年)は中国が最多だが、人口1人当たりの廃棄量は米国、次いで日本、欧州連合(EU)が多いとした。」という記事が気になって、

使い捨てプラスチック製品
日本の廃棄量はアメリカに次いで世界2位(人口1人当たり)、、、

使い捨てプラスチック、その廃棄量たるものをどのように試算したのかよくわからないが、とりあえず、日本のプラスチック総生産量と世界の生産量などを比較してみようと、日本プラスチック工業連盟のホームページを開いてみると、、、なんと、6月6日付けで「プラスチック海洋ごみ問題解決に向けた宣言実施企業・団体」というのが更新されていたのでちょっとびっくり、、、「へ~」というか、「なるほど」というか、、

なにしろ、環境問題の解決に、日本の場合は、環境省にしろ経産省にしろ、法律による企業の規制などよほどのことがない限りは全く手つけず、、、やっと、改正海岸漂着物処理推進法が成立ということで、マイクロプラスチック使用抑制(努力義務)、今年度中に、「プラスチック資源循環戦略」というのも策定するようだが、おそらくそれらも企業の自主規制止まりかと、、、そういった意味でも、「プラスチック海洋ごみ問題解決に向けた宣言実施企業・団体」というのは、、、なるほどな~~~と、、、

でもしかし、、、かんじんな、使い捨てプラスチック容器の使用事業者、なかでも「PETボトルリサイクル推進協議会」などが真っ先に「プラスチック海洋ごみ問題の解決に向けた宣言活動」を繰り広げてほしいものだが、、、「PETボトルリサイクル推進協議会」では「日本のリサイクル率は欧米と比較すると、引き続き世界最高水準を維持」と、、海ごみへの問題意識は希薄なようで、、、

 

トピックス  2018.06.06

プラスチック海洋ごみ問題解決に向けた宣言実施企業・団体

プラスチックは私たちの暮らしに定着し、様々な生活分野や産業分野に貢献しています。しかし、使用済み製品の不適切な廃棄や、不十分な廃棄物管理等により、使用済のプラスチックが陸域から河川を通じて海洋に流出するプラスチックごみは、世界全体で年間 480 万~1,270 万トンに達するとの試算が米科学誌サイエンスに発表され、また 2015 年の G7 エルマウ・サミットでも海洋プラスチックごみの問題が取上げられる等、海洋ごみに対する関心が世界的に高まっています。

また、海洋に流出したプラスチックごみは、波や紫外線などによって細かい破片 “マイクロプラスチック”となり、これに海水中に微量に存在する PCB 等の有害化学物質が吸着・蓄積されることから、海洋生物の食物連鎖を通じて人や生態系に悪影響を与える懸念が指摘され、海外ではプラスチックの使用に対する規制の動きも出始めています。

日本プラスチック工業連盟は、1990 年代初頭から「樹脂ペレット漏出防止対策」の推進に努めて参りましたが、2017 年 5 月の定時総会で承認された「新 4 ヶ年計画(2017~2020 年度)」に基づき、対象をプラスチック製品にまで広げた「プラスチック海洋ごみ問題の解決に向けた宣言活動」を開始することとなりました。

この活動は、プラスチック海洋ごみ問題に対し、業界として自主的に取組を推進し、これを社会にアピールしていくことを目的にしたものです。

本活動の趣旨をご理解頂き、「プラスチック海洋ごみ問題の解決に向けた宣言活動」に参加して頂けるようお願い申し上げます。

1.本活動の趣旨

本活動に賛同する企業や業界団体のトップに「宣言書」に署名して頂き、トップダウンで取組んで頂く。 具体的な取組み内容は各企業・団体で決め、自主的に活動して頂く。 当連盟は、宣言書に署名して頂いた企業・団体名を公表し、業界として海洋ごみ問題に取組んでいることを社会にアピールする。また、各企業・団体の優れた取組みを積極的に公表する。 2018年6月18日現在 企業・団体名代表者役職署名 旭化成株式会社 代表取締役社長 小堀秀毅 住友化学株式会社 代表取締役社長 十倉雅和 積水化成品工業株式会社 代表取締役社長 柏原正人 三井化学株式会社 代表取締役社長 淡輪敏 三菱ケミカル株式会社 代表取締役 取締役社長 越智仁 東洋製罐株式会社 代表取締役社長 本多正憲 ポリカーボネート樹脂技術研究会 事務局長 薦田隆志 日本ポリエチレン製品工業連合会 会長 萩原邦章 発泡スチレンシート工業会 会長 酒井幸男 日本ポリエチレン重包装袋工業会 会長 中西孝夫 日本ポリエチレンラミネート製品工業会 会長 藤森明彦 日本ポリエチレンブロー製品工業会 会長 矢野英伸 日本フラットヤーン工業組合 理事長 萩原邦章

 

東洋製罐株式会社など、ペットボトルやプラスチック容器の製造をしている企業だが、、、こればっかりは、容器の製造メーカーが「プラスチック海洋ごみ問題の解決に向けた宣言活動」をしても、、、具体的になにができるのだろうか?  

バイオマスプラスチックの開発や、プラスチック素材の軽量化などの削減には貢献してはいても、中身メーカーがプラスチック容器を選び、また販売事業者はそのまま消費者に販売する、そして消費者のポイ捨てになってしまえば、、、やはり、事業者の自主規制などというのは、、、限界があるとおもうが~ 

海外では、捨てプラスチック製品の規制は、課徴金や賦課金など散乱規制、プラスチックレジ袋の使用規制やプラスチックストローにまで影響を及ぼしているというのに、

 

この夏の日本企業
サントリーもアサヒもノンアルコールビールをペットボトルで販売

サントリーは、ペットボトル入りの透明なノンアルコールビールテイスト飲料
オールフリー オールタイム」コンビニエンスストア限定新発売 6月19日(火)から

アサヒビールは炭酸の強さを130%※1に高め、高刺激なのどごしを実現
新たな飲用シーンを創出するブランド初のペットボトル商品
アサヒ ドライゼロスパーク』7月3日から8月末までの期間限定発売

2004年には、アサヒビールの「PETボトル容器入りビール」は消費者などの強い反対で販売中止になったものの、、、いつの間にか、わからないうちに、ノンアルコールビールのペットボトル入り、、、プラスチック容器の使用拡大路線、、、

 

23区清掃一組 中防不燃・粗大ごみ処理施設整備事業計画(素案)説明会の開催について(7月7日&7月14日開催)

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東京二十三区清掃一部事務組合  更新日:2018年6月21日

中防不燃・粗大ごみ処理施設整備事業計画(素案)説明会の開催について 中防不燃・粗大ごみ処理施設整備事業計画(素案)説明会を開催します。

中央防波堤内側埋立地にある不燃・粗大ごみ処理施設の整備事業計画(素案)について説明会を行います。

日時及び会場

年月日

時間

会場

平成30年7月7日(土曜日) 午後1時30分から午後3時まで

有明清掃工場見学者説明室

(江東区有明2-3-10)

平成30年7月14日(土曜日) 午前10時から午前11時30分まで

大田区役所2階201・202会議室

(大田区蒲田5-13-14)

すべての説明会において、説明内容は同一です。

事前申し込みは不要です。当日、直接会場へお越しください。ご来場の際は、公共の交通機関をご利用ください。

手話通訳を実施します。ご案内しますので、当日、受付でお申し付けください。

 

 

現「一般廃棄物処理基本計画」(現在改訂検討中)の
「不燃ごみ・粗大ごみ処理施設の施設整備計画」
不燃ごみ・粗大ごみ合計の年間処理量を17 万トンで推移とみて、新たな施設の処理能力は90トン/hとしている。  

23区の不燃ごみ量は、当初の計画よりも大幅に減少しているので、「新たな施設」建設計画は、規模の見直しが必要になるのでは?

再掲

関連(本ブログ) 
北、豊島、板橋、荒川、足立の5区、平成31年度までに不燃ごみの9割資源化実施(「堀船船舶中継所」は平成30年度末で休止) 2017年10月13日


7月に都政新報の「北区ごみ船舶中継所/来年度末に休止へ/9割資源化で車両を抑制」を読んだときは、豊島、北、荒川、板橋、足立の「不燃ごみの9割資源化」があまり飲み込めなかったが、、、

「堀船船舶中継所」を利用する5区が、平成31年度までに不燃ごみの9割以上の資源化を実施する見通しがついたことから、「堀船船舶中継所」は平成30年度末で休止することが平成29年7月14日開催の特別区長会総会で報告されたようだ。(利用5区(北、豊島、板橋、荒川、足立)と中防に近い3区(江東、大田、品川)を加えた関係8区で検討会を行っていたようだ。)

都政新報の記事全文を読んでみると、、、(2017/10/18追記)
「搬入5区の不燃ごみを15年度ベースで9割資源化し、10分のⅠ以下にする。」となっていた。

2015年度(平成27年度)不燃ごみの搬入量
豊島区 : 2,071.21トン
北区  : 2,040.15トン
荒川区 : 1,807.42トン
板橋区 : 3,446.61トン
足立区 :  292.84トン
合計 ;  9,658.23トン

 ←「都政新報」記事全文 クリックで拡大
北区ごみ船舶中継所/来年度末に休止へ/9割資源化で車両を抑制

足立区はすでに、不燃ごみのほぼ100%を資源化しているが、、プラスチック類が可燃ごみとなり、不燃ごみ自体が激減しているとはいえ、それでも、不燃ごみの9割資源化はそれ相応の取組が必要。北、豊島、板橋、荒川の今後の取り組みをしっかりと見届けよう、、、

できれば、不燃ごみだけでなく可燃ごみの資源化、減量にも力を入れてくれ、、
なにしろ区収集ごみの94%は可燃ごみなので、、、可燃ごみ減量も頑張らなくては、、、
北、豊島、板橋、荒川、足立の5区は、ともに、プラスチック製容器包装を容リ法資源化ルートに載せていない5区である。

 

先月の都政新報で「墨田で食器リサイクル開始/各区がリサイクル品目拡充/資源化「手詰まり」感も」では、墨田区で陶磁器、中野区で陶器・金属・ガラス類の資源化を開始するという記事もあった。これはもう、、23区全域で不燃ごみあるいは粗大ごみも大々的に資源化するということであろう。足立区と江東区は不燃ごみはほぼゼロ。他区も追随で9割資源化などとなったら、、、


清掃一組の 不燃ごみ・粗大ごみ処理施設の施設整備計画
「新たな施設」建設計画は、規模の見直しが必要になるのでは?
不燃ごみ・粗大ごみ合計の年間処理量を17 万トンで推移とみて、新たな施設の処理能力は90トン/hとしている。  

平成28年度の不燃ごみと粗大ごみの処理実績は 
区収集のごみの収集量は「不燃ごみ」と「粗大ごみ」の搬入は109,717.58トン
不燃ごみ処理センター処理実績は中防不燃ごみ処理センターへ5 万2,032 t (76%)、京浜島不燃ごみ処理センターへ1 万6,626 t (24%)、合わせて6 万9,308 t 搬入。粗大ごみ破砕処理施設に7 万2,021 t 搬入 (不燃ごみと粗大ごみ合計の搬入量は140,679トン)こうしてみると27,302.99トンは持込ごみや産業廃棄物

 

 

 ●清掃一組「不燃ごみ・粗大ごみ処理施設」の施設整備計画

 
東京二十三区清掃一部事務組合「一般廃棄物処理基本計画」から抜粋(P24)

2 不燃ごみ・粗大ごみ処理施設の施設整備計画
(2)新たな施設の処理能力
将来のごみ量予測に基づき算出した不燃ごみ・粗大ごみ合計の年間処理量は、17 万トンで推移するとしています。このことから、新たな施設の処理能力は、以下のとおり90トン/hとします。   
〈処理能力の算定〉
    17万トン/年-2万トン/年(京浜島不燃ごみ処理センター処理量)=15万トン/年
    15万トン/年÷295日(年間稼働日)÷6時間(1日の稼働時間) ≒90トン/h

   

 

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