■ 世界的な法律家がモンサントの問題を指摘。ハーグの模擬法廷、判決が下る
ハーバー・ビジネス・オンライン-2017/05/03
昨年ドイツの製薬化学企業バイエルが米国のモンサント社を買収したが、モンサントと言えば、これまで人体に有毒とされる製品を世界規模で販売して来た会社である。遺伝子組み換え作物(GMO)を始め、DDT、サッカリン、アスパルテーム、ダイオキシン、牛成長ホルモン(rBGH)、除草剤ラウンドアップ(RoundUp)などが同社の有害製品である。
このモンサントが昨年10月、遂にオランダ・ハーグで国際刑事裁判の過程に基づいて5人の判事による「模擬裁判」にかけられた。
「模擬法廷」とは、判決に法的拘束力がある本物の裁判ではないが、その審議過程は上記のように国際刑事裁判の過程に基づくもので、著名な本物の裁判官や弁護士が本当の裁判と同じプロセスで行われるものだ。
世界からモンサントの製品によって被害を受けた28人が証人として出廷したが、被告側のモンサントからの出廷はなかった。この「模擬裁判」の役目は、現存の法律に問題のあることを指摘したり、国内法や国際法に照らしての改善などを促すことに留めており、法的な拘束力こそないものの社会的に影響力を持つのは確かである。
モンサントといえば、、、真っ先にポリ塩化ビフェニル(PCB)を入れないと、、、
遺伝子組み換え作物(GMO)を始め、DDT、サッカリン、アスパルテーム、ダイオキシン、牛成長ホルモン(rBGH)、除草剤ラウンドアップ(RoundUp)、、
今日の気になるニュース(2017年5月5日)
遺伝子組み換え作物、2016年には1億8510万ヘクタールに拡大
世界中で遺伝子組み換え作物の作付けが、、、脅威の遺伝子組み換え「世界が食べられなくなる日」は間近いのか!?
■ バイオテク/遺伝子組換え作物の作付面積が2016年に1億8510万ヘクタールに達し、新たな高みに到達
時事通信 2017年5月5日
世界のバイオテク作物の作付面積は2015年から回復、バイオテク作物を導入する農家が増加
北京--(BUSINESS WIRE)-- -- (ビジネスワイヤ) -- 本日、国際アグリバイオ事業団(ISAAA)は年次報告書を発表しました。報告書によれば、商業化からわずか21年で世界のバイオテク作物の導入率は110倍に達し、1996年に170万ヘクタールだった作付面積は2016年には1億8510万ヘクタールに拡大しました。ISAAAの報告書「商業化バイオテク/GM作物の世界的状況:2016年度(Global Status of Commercialized Biotech/GM Crops: 2016)」では、発展途上国と先進工業国の農業従事者にバイオテク作物がもたらす長期的な利益、ならびに近年承認、商業化された品種によって消費者が享受する利益が明らかにされています。 ...
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