日テレ「指定廃棄物最終処分 理解進まず計画に遅れ(福島県)」より転載
福島の問題、除染をしても行き場のない放射性廃棄物、
いたるところにフレコンバッグの山を考えると、、安易なことも言えないが、、、
とにかく、最優先は、一日も早く、住民の近隣からそれらを撤去すること、、、
中間貯蔵施設もやっとの工事着工という、あまりにも遅すぎる現実に唖然とするが、、、、
そして、、指定廃棄物最終処分(フクシマエコテッククリーンセンター)も理解進まず計画遅れと、、、
日テレNEWS24 2016年12月17日
指定廃棄物などを最終処分するフクシマエコテッククリーンセンターの計画が遅れる見通しであることがわかった。
10万ベクレル以下の指定廃棄物などは、富岡町にあるフクシマエコテッククリーンセンターで国は最終処分する計画で、今年中に搬入を始める予定だった。
しかし、きょう開かれた楢葉町議会の全員協議会で、環境省は施設への搬入ルートなどがある町内の2つの行政区の住民から、未だ理解を得られず、安全協定を結んでいないと説明した。
*環境省の担当者は
「一定程度の方々にはコンタクト取れていない状況です。おおむね1割2割程度だったと記憶しています」
議員からは、住民らに対しての説明が不十分などの声があがり、環境省は、当初予定していた廃棄物の年内中の搬入は断念せざるを得ない状況となった。
福島に限らず、近隣自治体の指定廃棄物なども同様、、、
すべて、、福島第一原発事故でまき散らした放射性セシウムなどである、、、
いまだに、その廃棄物や汚染土の始末もできていないのに、、、
除染を進めて、、野や山や河川が元に戻るわけでもないのだが、、
避難指示区の解除、そして帰還困難区域すらも一部解除の方針とか、、
「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」の議論やを聞いていると、、、
この汚染土壌や廃棄物を、、、いかに減容化しようかと、委員のみなさん本気なのだ、、
全国民の理解を醸成し、8000Bq/Kg以下程度にセシウムを低減させて、
全国各地の公共事業で再利用させようというのだ、、、
それもこれも、「中間貯蔵施設」や「エコテック」の整備や見通しが立たないからだろう、
そして、、それらのキャパもあるのだろう、けっして、たんに、
プラントメーカややゼネコンの経済活性化のためだけで進めているのではないのだろう、、、
しかし、それにしても、、、
エコテック周辺住民からすれば、大熊町や双葉町の住民からすれば、とんでもないことになってしまうのだろう、、、
単純に、帰還困難区域のなかに放射性廃棄物の墓場をつくればいいという問題でもないのだろう、、
中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会(第5回)参考資料
中間貯蔵施設の整備について(平成28年12月 環境省)から転載
●大熊町の減容化施設を整備 平成29年冬頃の稼働を目指す ←200t/日 三菱・鹿島共同企業体(約298.7億円)
●平成31年度稼働を目指し、双葉町に減容化施設を着工 ← 入札これから