容リ協会「市町村・一部事務組合別 再商品化合理化拠出金配分額一覧 (平成 27年度 東京都)」から23区分のみ抜粋
容リ協会ホームページで,平成27年度分合理化拠出金額の市町村ごとの明細表が公表された。
さっそく、23区分の明細をみてみた~
年々減少していく拠出金、平成27年度は全国で約16億円、23区分は約3千8百万円
平成22年度分、全国で約100億のときは、23区には4億7千万円配分された。
いつまでも当てにはできない拠出金ではあるが、ゼロよりは少しでもプラスになれば、せめて、普及啓発費用にでもしてくれればいいのだが、、、
なにしろ、この「市町村への合理化拠出金制度」 の支払いのポイントは、「きれい」「少ない」がめやす。想定されるリサイクル費用よりも、「現に要した費用」が「想定額」を下回ったときは、その差額を市 町村にも拠出するというもの。従って、市町村は、申込量と実績量の乖離をできるだけ少なくしたいのか、積極的にリサイクルの拡大をしないようにもみうけら れる。容器包装プラスチック類は、回収量も横ばいないしは減少傾向。例えば、プラスチックも、品川、練馬、葛飾、江戸川のようにのように品質配分で入って くる拠出金は、集まったものが「きれい」だったということ。低減額配分での拠出金は、目標の申込量に達しなかった「少ない」ということであるので、、、なんというか、、、現 状の容リ法の仕組みでは、いかに事業者がリサイクル費用を負担するとはいえ、市町村負担分(小規模事業者負担分含む)は、収集・運搬・選別・圧縮とあまり に処理コストがかかりすぎる。プラスチック類など、ごみ処理コストの2倍以上のリサイクル費用がかかっているのだから、、、国の、容リ法改正の論議はいつのまにか、なんというか、、
日本容器包装リサイクル協会
平成28年9月26日
平成27年度合理化拠出金 市町村ごとの明細表を掲載
市町村・一部事務組合別 再商品化合理化拠出金配分額一覧 (平成 27年度 東京都)
これまでの23区分の拠出金を一覧にしてみた~
合理化拠出金額そのものが、、どんどん減少しているので、,,それぞれの分配額も確実に減っている
関連(本ブログ)
■容器包装リサイクル協会 平成27年度分 合理化拠出金額が確定(対象市町村数1,442、合計16億円) 2016年09月07日
平成27年度分 合理化拠出金額が確定
容器包装リサイクル法第十条の二で定められている市町村への資金拠出制度 に基づき、平成27年度分の資金拠出額が下表のとおり確定しましたので、お知らせします。
ガラスびん(無色、茶色、その他の色)については、「現に要した費用」が「想定額」を上回りましたので、拠出金はありません。
対象となる拠出金総額は、容リ法施行規則に定められた、「品質」基準による配分と「低減額」貢献度に応じた配分により、それぞれ対象となる各市町村・一部事務組合等に配分計算され、9月23日に対象市町村・一部事務組合等に対して支払われる予定です。
市町村ごとの合理化拠出金配分明細は、9月23日以降に当協会ホームページへ掲載予定です。
1. 配分対象市町村数・配分金額(消費税抜き)
ガラスびん
PETボトル
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
合計
無色
茶色
その他の色
配分金額(円)
-
12,239,709
3,825,125
1,606,396,355
1,622,461,189
契約市町村数
962
1,017
1,232
1,200
145
1,096
1,561
引取実績有りの市町村数
960
1017
1,225
1,200
145
1,093
1,560
拠出金配分対象市町村数
-
1,200
145
1,066
1,442
2. 拠出金関連数値一覧(消費税抜き)
分別基準適合物種類
想定額
②現に要した費用
(円)
差 額
(円)①-②
合理化拠出金
(円)
想定単価
(円/トン)
想定量
(トン)
①想定額
(円)
ガラスびん(無色)
4,142
112,135.540
464,465,406
488,279,836
-23,814,430
0
ガラスびん(茶色)
4,492
109,507.750
491,908,813
509,274,200
-17,365,387
0
ガラスびん(その他の色)
5,943
117,611.700
698,966,333
871,913,067
-172,946,734
0
PETボトル
1,551
199,887.658
310,025,757
285,546,340
24,479,417
12,239,709
紙製容器包装
1,107
23,365.579
25,865,695
18,215,445
7,650,250
3,825,125
材料リサイクル(トレイ)
109,875
559.595
61,485,500
17,597,114
材料リサイクル(トレイ以外)
65,313
337,063.670
22,014,639,478
17,905,843,483
高炉還元剤化
31,299
79,831.010
2,498,630,781
2,946,291,457
コークス炉化学原料化
31,679
38,853.330
1,230,834,641
1,395,427,598
合成ガス化
41,873
210,411.350
8,810,554,458
9,138,192,496
プラスチック製容器包装計
-
666,718.955
34,616,144,858
31,403,352,148
3,212,792,710
1,606,396,355
合計
-
-
-
-
-
1,622,461,189
合理化拠出金額の経年推移
(円)
ガラスびん
PETボトル
紙製容器包装
プラスチック製容器包装
合計
(合計)
無色
茶色
その他
平成20年度
0
0
0
0
326,457,265
56,045,755
9,102,068,262
9,484,571,282
平成21年度
0
0
0
0
88,246,795
26,389,998
9,220,338,824
9,334,975,617
平成22年度
0
0
0
0
340,433,146
44,671,017
9,586,817,625
9,971,921,788
平成23年度
24,304,510
0
4,381,385
19,923,125
112,393,488
13,124,240
2,293,050,180
2,442,872,418
平成24年度
14,993,248
0
0
14,993,248
51,930,909
12,973,222
1,809,310,228
1,889,207,607
平成25年度
2,724,122
0
0
2,724,122
0
6,838,703
2,117,367,029
2,126,929,854
平成26年度
0
0
0
0
102,345,989
1,758,421
1,284,540,303
1,388,644,713
平成27年度
0
0
0
0
12,239,709
3,825,125
1,606,396,355
1,622,461,189
想定額、現に要した費用、合理化拠出金額の経年推移
想定額(円)=想定単価(円/トン)×想定量(トン)想定単価:直近3ヶ年の支払実績単価の平均 ※想定単価は、3年ごとに見直し、3年間固定で適用。
想定量:毎年の市町村からの申込み量(特定事業者負担分のみ)