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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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23区清掃一組 平成24年度予算執行の実績報告

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☆グラフは、清掃一組「予算執行の実績報告」より作成

清掃一組決算関連の報告書などが公表されている
ほとんど理解できないというか、数字の見方がよくわからない
その上での「予算執行の実績報告」から気になった部分のみ抜粋
年度末の清掃工場別処理単価が出た時点でまた〜

東京二十三区清掃一部事務組合HPより(9月25日)
■平成24年度一般会計歳入歳出決算書を掲載しました NEW
■平成24年度決算審査意見書を掲載しました NEW
■平成24年度予算執行の実績報告を掲載しました NEW

平成24年度予算執行の実績報告―主要な施策の成果説明書―
1 平成24年度予算執行の実績概要
第1 総 括
 平成24 年度予算は、大田清掃工場、練馬清掃工場及び杉並清掃工場の建替工事や清掃工場等の経年劣化に伴うオーバーホール等補修工事を着実に実施し、「経営計画」及び「経営改革プラン2009」に基づく、安全で安定した中間処理をさらに推進することなどを基本方針として編成した。
 一般会計当初予算額は、767 億8,900 万円、1 回の補正予算を編成して59 億8,000万円を追加し、予算現額は827 億6,900 万円となった。
 歳入決算は、収入済額が831 億1,328 万5,012 円で、予算現額に対して3 億4,428万5,012 円の増(収入率100.4%)、前年度に対しては42 億8,004 万3,423 円、5.4%の増となった。
 前年度比較では、財政調整基金繰入金及び有価物売払収入が減となったものの、組合債、特別区分担金及び国庫支出金が増となった。
 一方歳出決算は、支出済額792 億5,083 万7,288 円で、予算現額に対して35 億1,816万2,712 円の減(執行率95.7%)、前年度に対しては54 億9,328 万8,851 円、7.4%の増となった。
 事業執行に当たっては、広域的に処理することが必要な宮城県女川町の災害廃棄物を稼働中の全ての清掃工場で受け入れ、被災地の復旧・復興に寄与するとともに、原発事故による放射能対策を継続するなど、様々な行政課題に対して適切に対応を図った。
 その上で、ごみ焼却作業、清掃工場の建設・施設整備等、ごみの安全で安定した中間処理を行うための事業に引き続き取り組んだ。
 前年度比較では、杉並清掃工場の操業停止に伴う運転管理等業務委託料や組合債の元利償還金である公債費が減となったものの、清掃工場建設等に伴う施設整備経費が大幅な増となった。
 なお、歳入歳出差引額は38 億6,244 万7,724 円で、事故繰越しにより8,085 万円を平成25 年度に繰り越したため、実質収支額は37 億8,159 万7,724 円となった。
 この実質収支額は、歳出の効率的で効果的な事業執行や歳入のより一層の確保に努めたことなどによるもので、今後、特別区分担金の抑制及び年度間の平準化を始め、中長期的な財政運営に資するものである。


●平成24年度決算(歳 出)



●清掃費と施設整備費推移の推移



●ごみの中間処理作業に要した経費の年度推移

※管路収集作業、車両維持管理、汚染負荷量賦課金、建物維持管理は除く


●不燃・粗大ごみ処理費(埋立処分委託費除く)



(款)3 清掃費(項)1 清掃費(目)
5 埋立処分費
平成23年度から、埋立委託費は、「平成20年度からの廃プラ焼却」による埋立量の減少から、「委託料が最終処分場を長期間安定的に維持するための経費に見合っていない」として、埋立委託費の改定(値上げ)となった。
詳細は:平成23年の以降の最終処分場、埋立処分委託費の改定




(款)8 諸収入(項)4
雑入清掃工場における余剰電力及び熱エネルギーの売払収入
清掃工場等における可燃ごみの中間処理作業に要した経費(光熱水費)

清掃工場における余剰電力及び熱エネルギーの売払収入
(収入実績)
1 電力エネルギー売払収入 6,331,164,899 円
売電量 5億7,448万kWh 6,331,164,899 円
(うち、新エネルギー等電気相当量分離売却分 647,817,828 円)
2 熱エネルギー売払収入 183,861,161 円
供給量 55万GJ


(款)8 諸収入 (項)3 有価物売払収入
1 鉄屑等売払代金



2 溶融スラグ売払代金



組合債残高及び発行額の推移と見込(億円)

☆グラフの「組合債残高」「組合債発行額」は「財政計画改定2010」などから作成
※平成24年度の組合債残高は36,977,869,000円、組合債は3,682,000,000円
公債費の支出済額11,026,107,519円(組合債元金償還に要した経費10,426,409,611円)
※組合債の内容は、廃棄物処理施設整備(大田清掃工場、練馬清掃工場)に係る組合債収入


●放射能関連での歳入を抜粋
1 清掃費国庫委託金
放射性セシウムの放射能濃度が8,000 Bq/?を超える飛灰処理汚泥の保管に係る国庫委託金収入
(収入実績)指定廃棄物保管委託金 8,805,936円(平成23年度は140,572,000 円)
  江戸川清掃工場(発生施設)
  新海面処分場(保管場所)

1 受託事業収入
災害廃棄物処理委託契約に基づく宮城県女川町からの災害廃棄物受入れに伴う受託事業
(収入実績) 345,986,095円
  受 入 量 23,861,110 ?
  受入単価  14.5 円/?

●気になる歳出
4 管路収集作業  287,561,033 円
有明清掃工場に付設されているごみ管路収集輸送システムの運転及び維持管理
に要した経費
  臨海副都心共同溝管理費 66,196,990 円
  管路収集システム運転管理委託 56,545,965 円
  光熱水費 19,356,891 円
  定期点検及び補修工事他 145,461,187 円
一方、管路収集の廃棄物処理手数料収入は〜
  搬入実績量 3,080,379 kg
  収入済額  100,096,540円
処理単価は管路収集32.5 円/kg、持込ごみ14.5 円/kg、産業廃棄物14.5 円/kg

とりあえず〜


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