多摩の自治体、有害ごみ回収徹底 事故多発で
日本経済新聞 2018年12月12日
東京都多摩地域の自治体のごみ処理施設で、有害ごみによる新たな事故が多発している。リチウムイオン電池による発火・発煙が起きているほか、水銀式の血圧計や体温計が燃やすごみとして捨てられ、大気中に誤って排出される事態も相次ぐ。ごみを収集する自治体は通常の収集日以外にも回収できるようにするなど対策を急いでいる。
リチウムイオン電池によるとみられる発火事故は、武蔵野市のごみ処理施設では2018年2月と4月… ...
この記事によると、ふじみ衛生組合「13年の新施設稼働開始後、ごみ焼却炉の排ガスから自主規制値を上回る水銀が9回検出された。周辺環境に配慮し、検出ごとに稼働を停止している。」と、、、
ふじみ衛生組合も23区の清掃工場と同様に、水銀の連続測定器を設置しているからこそ水銀の大気排出を事前に関知して対応できる、、、
水俣条約を受けて、廃棄物処理施設も水銀大気排出対策で排ガス中の水銀規制の対象施設となったものの、、,水銀の連続測定器の設置義務もないし、年に1~2回程度?の排ガス中の水銀濃度の測定をすればいいので、、、
しかし、廃棄物の中に水銀が混入していて焼却し続けていれば、、、大気中に放出のみならず、いろんな環境設備にも水銀付着でいずれ排ガス測定にも影響は出てくるのか、、、それとも、、、すべてきれいさっぱり大気に放出となってしまうのか???
廃棄物処理施設 排ガス中の水銀規制は平成30年4月1日からということであったが、焼却炉からの水銀排出のニュースも特に出てこないので、、、問題は起きていないのか?
「環境省「改正大気汚染防止法(水銀大気排出規制)」説明会資料 2017年06月12日」