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埼玉・吉見の新ごみ処理施設建設 差し止め求め住民ら提訴、昭和61年2月の「「今後は大串地区などでごみ処理施設の新・増設をしない」という和解条項に反すると~

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 埼玉・吉見の新ごみ処理施設建設 差し止め求め住民ら提訴
産経ニュース 2018年9月7日
 吉見町や東松山市、滑川町など9市町村で構成する一部事務組合「埼玉中部資源循環組合」(管理者・宮崎善雄吉見町長)が吉見町大串地区にあるごみ焼却場の隣接地に計画している新しいごみ処理施設の建設差し止めを求め、吉見町の住民らが6日、さいたま地裁熊谷支部に提訴した。
 訴状などによると、現在のごみ焼却場を建設した鴻巣市と北本市、吉見町の一部事務組合「埼玉中部環境保全組合」と、建設に反対した住民側は昭和61年2月、「今後は大串地区などでごみ処理施設の新・増設をしない」ことを条件に、当時の浦和地裁熊谷支部で和解した。
 住民側は埼玉中部資源循環組合の構成自治体に鴻巣、北本両市が加わらず、名称も環境保全組合と異なるが、ともに吉見町長が管理者で、設立の経緯などから大串地区に新ごみ処理施設を建設することは和解条項に反する-などとして建設の差し止めを求めている。
 埼玉中部資源循環組合は「訴状を確認していないので、具体的なコメントは差し控えたい」としている。

 

ひどい話し、、、
ごみの焼却施設、建設時の行政側の対応は千差万別ではあろうが、なんとしてでも必要施設として建設する、
それでもって、、、あちこちで、その地域での「新たな施設は建てない」等の覚え書きを交わす、、、
そうして長年の稼働を続けた後、覚書など反故にして、あちこちで建替時にはやはり同じ場所での建替を繰り返す、

裁判の和解条項となっていたことですら反故にしての建替など前代未聞、
なぜ、そこまでして焼却施設にこだわるのか、、、迷惑施設で建替用地がないのであれば、なぜ焼却以外の施策を講じないのか、、、
ほんとうに日本の廃棄物行政の焼却依存は常軌を逸している、、、可能な限りの焼却や埋め立てゼロを目指す施策は多々あるのに、

この施設、着々と事業計画は進められている
埼玉中部資源循環組合 新ごみ処理施設の事業経過について
(平成30年度開始)
・環境影響評価(環境アセスメント)※現地調査・予測・評価
・事業者選定支援業務

※焼却処理方式については、溶融の必要性をはじめとする諸条件を踏まえた検討を行うとなっていたが、、、


関連(本ブログ)
埼玉県内のごみ処理施設/各自治体で建替具体化 2017年01月18日

先ずは、
交付金対象の施設規模、そのためには広域?
小規模施設ではあるが、気になるので処理形式をみてみた~

埼玉中部資源循環組合
2市6町1村からなるごみ処理の一部事務組合です。
(東松山市、桶川市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、ときがわ町、東秩父村)

新ごみ処理施設

 

 

 

建設予定地
新ごみ処理施設の建設予定地は、吉見町大字大串字中山在地区、約5ha(5万m2)です。



ごみ処理基本計画、施設整備構想
埼玉中部資源循環組合のごみ処理基本計画・新ごみ処理施設の施設整備構想は次のとおりです。
 ・ごみ処理基本計画
 ・新ごみ処理施設整備構想循環型社会形成推進のための地域計画を作成しています。
 ・地域計画(環境省ホームページ、循環型社会形成推進交付金サイト)
 ・埼玉中部資源循環組合の地域計画 
環境影響評価(環境アセスメント)
<提出期間>
   平成28年12月9日(金)~平成29年1月24日(火)(※必着)

新ごみ処理施設整備(基本計画・基本設計)
新ごみ処理施設整備基本計画
 新ごみ処理施設の整備にあたり、基本的な事項を整理しているものです。
 素案はこちらです。  概要版 ・ 本編

 

☆焼却処理方式については、溶融の必要性をはじめとする諸条件を踏まえた検討を行う。
現段階で示せることは、24時間の連続運転を行う全連続燃焼式焼却炉の整備である。
規模は日量約228t(114t×2炉)を想定

 

 






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