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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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<除染土壌の再利用計画> 二本松市の道路造成に再利用する環境省の実証事業、計画段階からの被害に困惑というけれど、、

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放射能に関すること、放射性廃棄物のこと、放射線量に関する影響など、、、

風評被害などでなく、、ほんとうに心配している人は大勢いる、
なにしろ、国がいう安全・安心は全く信用できないとおもうのだから、、
信頼関係のない政府の安全神話にだまされないようにと必死なのだ、

東京電力福島原発事故以降、
安全にしきい値はないともいわれる放射線が
いろんなところで安全の線引きがされた、社会生活維持という名目で、、

それによって避難区域の線引きがされ、それらはやがて解除され、
空間放射線量、食品の安全基準、そして指定廃棄物の線引きも、

事故前は、原子炉等規制法におけるクリアランスレベル 100bq以下は再利用可能というものが、
廃棄物の焼却灰なども、セシウム8千Bq/kg以下は通常の埋立処理でOKとなり、
あげくは、8千Bq/kg以下は公共事業での有効利用までするというのだから、、、
やはり、ここまですると、風評というよりも、さらなる二次汚染とも言えるのではないかとおもう、、、

風評被害云々の前に、環境省の除染土の再利用計画こそ問題があるのでは、、

<除染土活用>はや風評 売れぬ飼料 二本松・環境省の道路造成事業 計画段階の被害に困惑
河北新報 2018年6月8日
 東京電力福島第1原発事故で発生した除染土を二本松市の道路造成に再利用する環境省の実証事業で、予定地周辺の稲を使った家畜用発酵飼料を手掛ける市内の生産組合が、取引先から購入を拒まれていることが7日、分かった。事業の計画段階から地域に風評被害が生じた格好だ。組合は市と対応を協議する。 ...

<除染土活用>環境省の実証事業 二本松市長「慎重に判断する」
河北新報 2018年6月9日
  東京電力福島第1原発事故で生じた除染土を二本松市の道路造成に再利用する環境省の実証事業について、三保恵一市長は8日の定例記者会見で、実施の可否を「慎重に判断する」と述べた。事業を巡っては、予定地周辺の稲を使う市内の生産組合の発酵飼料が畜産農家から購入拒否されたことが分かっている。


中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略

放射性セシウム含む汚染土や焼却灰の公共事業への再利用、、
結局は、福島の最終処分場や中間貯蔵施設に入れる量をできるだけ少なくするための苦肉の策なんだろうが、、

公共事業への再利用といえば聞こえはいいが、汚染土のバラマキともいえる、、、
日本列島、あちこちで、大雨による災害なども繰り返し起きている、
少しでも早く安全に隔離保管しなくてはならないのに、
多くの除染土等は、まだまだ仮置きのものも多い、、指定廃棄物でさえそのまま状態などで、

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」などで、減容化や再利用を決めてしまって、、、
地域住民の安全安心などそっちのけで、なんのための戦略と言えようか、、、

 


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