【陸前高田市仮置場の状況】(平成24年12月19日撮影)☆写真は環境局「岩手県陸前高田市及び釜石市の災害廃棄物を新たに受け入れます。」より
■岩手県陸前高田市及び釜石市の災害廃棄物を新たに受け入れます。
平成25年1月10日
環境局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/01/20n1a200.htm
岩手県で処理を必要としている災害廃棄物は、陸前高田市が最も多く、また、3番目に多い釜石市では、処理の進捗率が伸び悩んでいます。平成25年度中に両市の災害廃棄物の処理を完了させるために、岩手県から新たに災害廃棄物の処理依頼を受けました。
東京都は、平成23年9月30日付けで岩手県と締結した「災害廃棄物の処理基本協定」に基づき、平成25年4月から、東北地方以外では初めて岩手県陸前高田市と釜石市の災害廃棄物を受け入れ処理します。これにより、両市の災害廃棄物の処理の見通しが立ちます。
なお、受け入れる災害廃棄物は混合廃棄物のため、産業廃棄物処分業者で処理することとし、その処分業者の募集は、平成25年1月下旬に予定しています。
岩手県からの新規の処理依頼の概要
搬出元 陸前高田市
災害廃棄物の種類及び量
混合廃棄物 29,000トン
搬出期間(予定) 平成25年4月から12月まで
搬出元 釜石市
災害廃棄物の種類及び量
混合廃棄物 21,000トン
搬出期間(予定) 平成25年4月から12月まで
【釜石市仮置場の状況】(平成24年12月20日撮影)
災害廃棄物の広域処理、
放射能の問題、コストの問題、
そのうえ交付金のばらまき問題までいろいろあるが〜
やはり、余力での受け入れということは、
5万トン、10万トン、ましてや50万トンなど、並大抵のことではない、
それでも、東京都内、民間施設での受入実績が合計5万トンを超えた。
女川の災害廃棄物も当初の計画では、平成25年3月までに都として10万トンの受け入れ計画(23区清掃工場で5万トン)であった。しかし、23区で、平成24年12月末現在で18,728.4tということで、とうてい5万トンは見込めない。この、計画と実績の乖離については、都からも、23区からも具体的な説明は何もないが、おそらくは、女川の災害廃棄物の広域処理の必要量の減少なのだろう。そういうことをつぶさに公表しないことに、逆に、不信感や姑息さを感じる。ダラダラ引き延ばすことなく、北九州のように、見込み違いなら見込み違いと、さっさと見通しの表明をすればいいのに〜 広域処理の善し悪しとは別問題として、被災地の処理がどうなっているのか、うまく進んでいるのかは、誰もが気にかかっていることなので〜
東京都 災害廃棄物
平成23年11月〜平成24年12月末までの
受入処理実績、73,073t
内訳、
"女川町(可燃性廃棄物)" 22,969t ←23区分は18,728.4t
"宮古市(混合廃棄物)" 18,011t
"石巻市(廃畳)" 7,051t
"石巻市(混合廃棄物)" 12,123t
"大槌町(混合廃棄物)" 12,919t
合計 73,073t
平成23年度〜平成25年度までに
受け入れ計画、約 500,000t
(可燃性廃棄物(木くず等)、廃畳、混合廃棄物、焼却灰)
環境省
「沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況」平成24年11月30日現在
女川町(おながわちょう)
災害廃棄物推計量* :302千トン
処理・処分量計 :241千トン
災害廃棄物の処理・処分状況
再生利用量注7(241千トン)
焼却処理量(0)
埋立処分量(0)
処理・処分割合注9:80.0%
注7)再生利用量:チップ化した木くず、リサイクルした金属くずやコンクリートがら等の量を再生資材化の段階で計上。
注9)災害廃棄物の処理処分割合:*印の自治体については、市町村の独自処理分の処理は完了しているが、県委託分は処理中。
環境省の処理進捗状況を見ると、女川町は11月末現在で、処理・処分割合は80.0%ということである。この進捗率には、広域処理での焼却分は含まれていないので、かなりのピッチで処理が進んだということなのだろう。
女川町、当初は、 災害廃棄物、44万4千トンで、「町内の通常排出量の約115年分」と言われての広域処理であったが、見直し後の推計量は30万2千トンとなっている。
■岩手県陸前高田市及び釜石市の災害廃棄物を新たに受け入れます。
平成25年1月10日
環境局
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/01/20n1a200.htm
岩手県で処理を必要としている災害廃棄物は、陸前高田市が最も多く、また、3番目に多い釜石市では、処理の進捗率が伸び悩んでいます。平成25年度中に両市の災害廃棄物の処理を完了させるために、岩手県から新たに災害廃棄物の処理依頼を受けました。
東京都は、平成23年9月30日付けで岩手県と締結した「災害廃棄物の処理基本協定」に基づき、平成25年4月から、東北地方以外では初めて岩手県陸前高田市と釜石市の災害廃棄物を受け入れ処理します。これにより、両市の災害廃棄物の処理の見通しが立ちます。
なお、受け入れる災害廃棄物は混合廃棄物のため、産業廃棄物処分業者で処理することとし、その処分業者の募集は、平成25年1月下旬に予定しています。
岩手県からの新規の処理依頼の概要
搬出元 陸前高田市
災害廃棄物の種類及び量
混合廃棄物 29,000トン
搬出期間(予定) 平成25年4月から12月まで
搬出元 釜石市
災害廃棄物の種類及び量
混合廃棄物 21,000トン
搬出期間(予定) 平成25年4月から12月まで
【釜石市仮置場の状況】(平成24年12月20日撮影)
災害廃棄物の広域処理、
放射能の問題、コストの問題、
そのうえ交付金のばらまき問題までいろいろあるが〜
やはり、余力での受け入れということは、
5万トン、10万トン、ましてや50万トンなど、並大抵のことではない、
それでも、東京都内、民間施設での受入実績が合計5万トンを超えた。
女川の災害廃棄物も当初の計画では、平成25年3月までに都として10万トンの受け入れ計画(23区清掃工場で5万トン)であった。しかし、23区で、平成24年12月末現在で18,728.4tということで、とうてい5万トンは見込めない。この、計画と実績の乖離については、都からも、23区からも具体的な説明は何もないが、おそらくは、女川の災害廃棄物の広域処理の必要量の減少なのだろう。そういうことをつぶさに公表しないことに、逆に、不信感や姑息さを感じる。ダラダラ引き延ばすことなく、北九州のように、見込み違いなら見込み違いと、さっさと見通しの表明をすればいいのに〜 広域処理の善し悪しとは別問題として、被災地の処理がどうなっているのか、うまく進んでいるのかは、誰もが気にかかっていることなので〜
東京都 災害廃棄物
平成23年11月〜平成24年12月末までの
受入処理実績、73,073t
内訳、
"女川町(可燃性廃棄物)" 22,969t ←23区分は18,728.4t
"宮古市(混合廃棄物)" 18,011t
"石巻市(廃畳)" 7,051t
"石巻市(混合廃棄物)" 12,123t
"大槌町(混合廃棄物)" 12,919t
合計 73,073t
平成23年度〜平成25年度までに
受け入れ計画、約 500,000t
(可燃性廃棄物(木くず等)、廃畳、混合廃棄物、焼却灰)
環境省
「沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況」平成24年11月30日現在
女川町(おながわちょう)
災害廃棄物推計量* :302千トン
処理・処分量計 :241千トン
災害廃棄物の処理・処分状況
再生利用量注7(241千トン)
焼却処理量(0)
埋立処分量(0)
処理・処分割合注9:80.0%
注7)再生利用量:チップ化した木くず、リサイクルした金属くずやコンクリートがら等の量を再生資材化の段階で計上。
注9)災害廃棄物の処理処分割合:*印の自治体については、市町村の独自処理分の処理は完了しているが、県委託分は処理中。
環境省の処理進捗状況を見ると、女川町は11月末現在で、処理・処分割合は80.0%ということである。この進捗率には、広域処理での焼却分は含まれていないので、かなりのピッチで処理が進んだということなのだろう。
女川町、当初は、 災害廃棄物、44万4千トンで、「町内の通常排出量の約115年分」と言われての広域処理であったが、見直し後の推計量は30万2千トンとなっている。