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太平洋セメント大船渡工場火災操業停止 がれき焼却ストップ&災害廃棄物処理の進捗状況(11月末)

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■太平洋セメント大船渡工場火災操業停止 がれき焼却ストップ
河北新報-2012/12/15
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121215t33025.htm
 13日午後7時5分ごろ、岩手県大船渡市赤崎町の太平洋セメント大船渡工場から出火、タービン室1階天井にある配電用ケーブルが焼けた。火災で電気供給が止まったため操業を停止した。工場は東日本大震災で発生したがれきを被災自治体から受け入れているが、焼却もできない状態になっている。復旧のめどは立っておらず、震災復興への影響も懸念されている。
 大船渡工場などによると、焼けたのは数十本あった配電用ケーブルの一部。工場は火災直後、大型焼成炉などの操業を停止した。火災の原因は不明で、大船渡署が調べている。
 大船渡工場は震災の津波で被災し、約1年3カ月後のことし6月、工場内の主要な設備が復旧したばかり。セメントは日産約6000トン。がれき焼却も大船渡、陸前高田両市など岩手県内3市2町から1日当たり約700トンを請け負っている。
 同工場は「がれき焼却などに影響が出ないよう、早急に復旧させたい」と話している。

岩手の災害廃棄物、
太平洋セメントの役割は大きい、
安全管理を万全に、はやい復旧を願うのみ〜

災害廃棄物処理の進捗状況(11月末)
大船渡市(おおふなとし):58.4%
陸前高田市(りくぜんたかたし):33.0%


環境省>東日本大震災への対応
被災3県沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況
平成24 年12 月14 日 環境省廃棄物・リサイクル対策部
1. 災害廃棄物等の処理状況(平成24 年11 月末現在)
●被災3 県沿岸市町村においては、災害廃棄物1,802 万トンのうち、605 万トン(約34%)処理完了。10 月末(538 万トン(約30%))と比較すると67 万トン(約4%)増加。
●市町村別の処理処分割合(別添1参照)は、
 ?5割超:岩手県洋野町、普代村、大船渡市、宮城県利府町、松島町、宮城東部ブロック(塩釜市、七ヶ浜町、多賀城市)
 ?5割弱:岩手県久慈市、宮城県仙台市、福島県いわき市
 ?1/3 超:石巻ブロック(女川町、石巻市、東松島市)、亘理名取ブロック(名取市、岩沼市、亘理町、山元町)
●津波堆積物956 万トンのうち、140 万トン(約15%)処理完了。10 月末(107 万トン(約11%))と比較すると33 万トン増加。

詳細は〜:http://kouikishori.env.go.jp/news/pdf/20121214a.pdf


■災害廃棄物処理、34%にとどまる 被災3県11月末時点
日本経済新聞-2012/12/15
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1404Q_V11C12A2CR0000/
環境省は15日までに、東日本大震災により岩手、宮城、福島3県で発生したがれきのうち可燃物などの「災害廃棄物」について、11月末時点で34%の605万トンの処理を終えたと発表した。内訳は岩手が124万トン(31%)、宮城が441万トン(37%)、福島が40万 ...

■がれきの仮設焼却炉稼働 気仙沼市で処理本格化
MSN産経ニュース-2012/12/15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121215/dst12121511400003-n1.htm
東日本大震災で大きな被害が出た宮城県気仙沼市の階上地区で、震災がれきの仮設焼却炉2基が15日、稼働した。同市に焼却炉ができたのは初めてで、震災から1年9カ月を経て、ようやく処理が本格化する。 宮城県内では仮設焼却炉29基を建設する計画 ...

■気仙沼がれき焼却炉稼働 県施設完成1日400トン処理
河北新報-2012/12/16
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121216t13019.htm
 宮城県気仙沼市で発生した東日本大震災の廃棄物を処理する県の焼却施設が、同市階上地区の気仙沼向洋高跡地に完成し、関係者による稼働式が15日、現地で開かれた。今回の稼働で、県が廃棄物処理を請け負った12市町全てで焼却処理が始まった。
 神事の後に式典があり、県や市、処理業務を担う企業の関係者ら約180人が出席。ボタンを押して焼却炉を動かした。
 県環境生活部の本木隆部長は「県内最後の地区で施設に火が入った。全力を挙げて処理に取り組む」とあいさつ。菅原茂市長は「がれきの仮置き場を一つずつ減らし復興を進めたい」と述べた。
 稼働した焼却炉は2基。24時間態勢で燃焼させ1日当たり計400トンを処理する。
 気仙沼地域では当初、南三陸町の震災がれきを含め、気仙沼市小泉地区で一括処理する計画だった。環境悪化を心配した小泉地区の一部住民が反対し、用地選定が難航。小泉と今回の階上、既に処理を始めている南三陸町戸倉の3地区で分散処理することにしていた。
 小泉地区の焼却施設2基は来年1月にも稼働する予定。気仙沼市の震災がれきは推計約168万トンで、93万トンについては18万トンを市内の2カ所で焼却し、不燃物など75万トンを分別する。残る75万トンは広域処理などにより、来年11月までに全量処理を目指す方針。



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