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三木市、ごみ民間処理委託(大栄環境)で、 疑問や懸念に回答 広報別冊全戸配布、説明会も開催/兵庫

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 三木市、ごみ処理委託で広報別冊 疑問や懸念に回答
神戸新聞 2016年12月7日
 兵庫県の三木市が2025年度以降のごみ処理を民間委託する件で、薮本吉秀市長は7日、市民への周知が不十分として、住民説明会で出た疑問や懸念に答える広報別冊を15日に全戸配布するとともに、再び説明会を開くことを明らかにした。来年3月末の事業者との基本協定も延期し、10年間のごみ処理に関する基本計画を同9月の市会定例会で議決を得た後に結ぶ方針も示した。(大島光貴)
 市会定例会の質疑・一般質問で答弁した。
 市はごみ処理について今年5月、市内に事業所を持つ廃棄物処理業者「大栄環境」(本社・大阪府和泉市)に委託すると発表。7~11月に延べ32回の住民説明会を開いたところ「民間委託の理由や委託後の市の責任は」「事業者が営業停止や倒産した場合の対応は」などの質問のほか「市民が納得できるように時間をかけて詳しく説明してほしい」との要望が出たという。
 市は広報別冊を基に今月下旬~来年3月、より詳しい説明会を開催。事業者と詰めた協定内容については来年5月ごろ、さらに広報別冊で周知を図り、3度目の住民説明会を同6、7月に行う。
 市長は「要望があれば集落単位の説明もしたい。基本計画案や協定案に、できる範囲で意見を反映させたい」と述べた。基本協定の項目案にも言及し「搬入車両の台数や、他の自治体から可燃ごみを受け入れない方針は明記したい」と強調。事業者が倒産した場合などのリスク回避策についても盛り込むという。

三木市清掃センター
処理能力117t/日(39t/16H×3系列)

Business Journal(12/1)の「東京3市、ごみ焼却業務をゼネコンに丸投げの15年間包括契約…中止を求め住民監査請求」の記事では、、東京の柳泉園組合は、ごみ焼却施設の長期包括運営管理事業が、、市民に全く説明がないままでの入札公告がされている、という内容だったが、、兵庫県三木市の対応は、市民説明会を開催し、その意見も民間委託の協定に反映させる、「住民説明会で出た疑問や懸念に答える広報別冊を15日に全戸配布する」、、そしてさらに説明会の開催というもの。市民対応は大違いではあるが、、、

ただし、三木市の場合、、「2.事業提案の主な概要 ①一般廃棄物と産業廃棄物の混焼方式や処理施設能力のアップ(増炉)により、三木市にとって年間約3.3億円のコスト減」などという、、委託業者が産廃処理の大栄環境(株)なので、、、大栄環境の焼却炉を併用しての運営ということなのだ、、、

気になったので、三木市清掃センターの維持管理記録をみると、、いまでも「処分した廃棄物の種類は可燃性一般廃棄物(一部産業廃棄物を含む)」とはなっている。

 

三木市環境審議会 報告事項資料(平成28年6月28日)

関連(本ブログ)
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