■ 熊本・7市町村の災害ごみ 大分市が受け入れ 21日から
大分合同新聞 2016年11月19日
大分市は21日から、熊本・大分地震で大きな被害を受けた熊本県内7市町村の災害ごみ(木くず)の受け入れを始める。被災地では倒壊家屋の解体作業が進み、ごみ処理が課題となっている。
7市町村(宇土市、益城町、御船町、嘉島町、甲佐町、南阿蘇村、西原村)の災害ごみの処理事務をしている熊本県から要請を受けた。住宅解体で出た木材は熊本県内で破砕。木くずにして大分市の福宗環境センター清掃工場に運び、焼却する。受け入れは2018年1月末までの予定。月当たり900トン程度を見込んでいる。
市では、今年4~7月まで、阿蘇市など6市町村から家庭ごみ約4300トンを受け入れた。8月からは阿蘇市の災害ごみ(可燃)も受け入れ、これまでに約760トンを処理した。