■ 大分市のごみ有料化・依然多い「違反袋」
大分放送 2016年11月14日
大分市は14日、家庭ごみ有料化制度の導入から2年目のまとめを発表しました。導入前と比べごみの排出量は1割以上削減できていますが、不燃物に指定袋を使わない違反が依然多く見つかっています。大分市によりますと、家庭ごみ有料化制度2年目は、ごみの排出量が導入前と比べおよそ1万2215トン削減されました。削減率は12.3パーセントで、2015年と比べ0.01ポイント上昇しています。一方、指定袋以外の袋でごみを出す違反が、2年目の1年間で4万8853件ありました。このうち、燃やせるごみは1日平均145件、燃やせないごみは1日平均371件となっています。また、ごみ袋が破れやすいという市民からの指摘を受け、2017年4月以降に販売されるごみ袋は、順次厚いものに変更していく事が決まっています。