■ 2億円余売り上げか 家電製品無許可収集で逮捕
NHK-2016年11月14日
不要になった家庭用の電化製品を無許可で引き取っていたなどとして、神奈川県の自営業者らが逮捕され、警視庁は、違法な収集を繰り返しおよそ2億4000万円を売り上げていたと見て調べています。
逮捕されたのは、神奈川県大和市の自営業馬場光一容疑者(28)と51歳の元従業員で、警視庁によりますと、必要な自治体の許可を受けずに、東京・板橋区の女性から冷蔵庫1台を引き取り代金として6500円を受け取ったなどとして、廃棄物処理法違反の疑いが持たれています。
馬場容疑者は、従業員に会社や住宅にチラシを投かんさせるなどして廃品を引き取りますと宣伝し、集めたものは、リサイクルショップなどに売りさばき、利益を得ていたということです。調べに対して、馬場容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は、従業員を使って違法な収集を繰り返し代金として、ことし3月までの3年余りでおよそ2億4000万円を売り上げていたと見て調べています。