環境省 平成25年5月16日
■平成23年度 大気汚染状況について(一般環境大気測定局、自動車排出ガス測定局の測定結果報告) (お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16648
大気汚染防止法(以下、「大防法」という。)第22条に基づき、都道府県及び大防法上の政令市では大気汚染の常時監視が行われています。今般、平成23年度における常時監視の対象である主な大気 汚染物質の濃度測定結果及び微小粒子状物質(PM2.5)の成分分析結果を取りまとめました。
1.主な大気汚染物質の濃度測定結果
(1) 二酸化窒素(NO2)
環境基準達成率は、一般局では近年ほとんどすべての測定局で環境基準を達成しており、平成23年度の一般局の環境基準達成率は100%と、平成18年度から6年連続で100%となりました。
自排局では99.5%で平成22年度(97.8%)に比べ達成率は上がっており、平成18年度から年々改善されています。自動車NOx・PM法の対策地域については、一般局では平成18年度から6年連続で100%となり、自排局でも99.1%と、平成22年度(95.7%)に比べ更に改善しました。
また、年平均値の推移については、一般局、自排局とも近年ゆるやかな低下傾向がみられます。
(2) 浮遊粒子状物質(SPM)
環境基準達成率は、一般局で69.2%、自排局で72.9%であり、(平成22年度一般局:93.0%、自排局:93.0%)と比較すると、一般局、自排局ともに悪化しました。自動車NOx・PM法の対策地域についても、一般局が72.7%、自排局が75.6%と悪化しました。(平成22年度 一般局:100%、自排局:99.0%)
また、年平均値の推移については、一般局、自排局とも近年ゆるやかな低下傾向がみられます。
(3) 光化学オキシダント(Ox)
環境基準達成率は、一般局で0.5%、自排局で0%であり、達成状況は依然として極めて低い水準であるものの、一般局では若干の改善がみられました。(平成22年度 一般局:0%、自排局:0%)
また、昼間の日最高1時間値の年平均値については、近年漸増傾向にありましたが、平成23年度は平成22年度と比較して一般局、自排局ともに0.004ppm低下しました。
(4) 二酸化硫黄(SO2)
環境基準達成率は、一般局で99.6%自排局で100%であり、近年ほとんどすべての測定局で環境基準を達成しています。(平成22年度 一般局:99.7%、自排局100%)
(5) 一酸化炭素(CO)
環境基準達成率は、一般局、自排局とも100%で(平成22年度 一般局:100%、自排局100%)、近年すべての測定局で環境基準を達成しています。
(6) 微小粒子状物質(PM2.5)
環境基準達成率は、一般局で27.6%、自排局で29.4%であり、一般局では悪化し、自排局では改善しました(平成22年度一般局:32.4%、自排局:8.3%)。また年平均濃度の推移をみると、一般局ではやや増加、自排局ではやや減少しました。
詳細は:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16648
■平成23年度 大気汚染状況について(有害大気汚染物質モニタリング調査結果報告)(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16653
大気汚染防止法第22条に基づき、地方公共団体では有害大気汚染物質の大気環境モニタリングを実施しています。今般、平成23年度の調査結果について、環境省が行った大気環境モニタリングの調査結果と併せて取りまとめました。
■平成23年度 大気汚染状況について(一般環境大気測定局、自動車排出ガス測定局の測定結果報告) (お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16648
大気汚染防止法(以下、「大防法」という。)第22条に基づき、都道府県及び大防法上の政令市では大気汚染の常時監視が行われています。今般、平成23年度における常時監視の対象である主な大気 汚染物質の濃度測定結果及び微小粒子状物質(PM2.5)の成分分析結果を取りまとめました。
1.主な大気汚染物質の濃度測定結果
(1) 二酸化窒素(NO2)
環境基準達成率は、一般局では近年ほとんどすべての測定局で環境基準を達成しており、平成23年度の一般局の環境基準達成率は100%と、平成18年度から6年連続で100%となりました。
自排局では99.5%で平成22年度(97.8%)に比べ達成率は上がっており、平成18年度から年々改善されています。自動車NOx・PM法の対策地域については、一般局では平成18年度から6年連続で100%となり、自排局でも99.1%と、平成22年度(95.7%)に比べ更に改善しました。
また、年平均値の推移については、一般局、自排局とも近年ゆるやかな低下傾向がみられます。
(2) 浮遊粒子状物質(SPM)
環境基準達成率は、一般局で69.2%、自排局で72.9%であり、(平成22年度一般局:93.0%、自排局:93.0%)と比較すると、一般局、自排局ともに悪化しました。自動車NOx・PM法の対策地域についても、一般局が72.7%、自排局が75.6%と悪化しました。(平成22年度 一般局:100%、自排局:99.0%)
また、年平均値の推移については、一般局、自排局とも近年ゆるやかな低下傾向がみられます。
(3) 光化学オキシダント(Ox)
環境基準達成率は、一般局で0.5%、自排局で0%であり、達成状況は依然として極めて低い水準であるものの、一般局では若干の改善がみられました。(平成22年度 一般局:0%、自排局:0%)
また、昼間の日最高1時間値の年平均値については、近年漸増傾向にありましたが、平成23年度は平成22年度と比較して一般局、自排局ともに0.004ppm低下しました。
(4) 二酸化硫黄(SO2)
環境基準達成率は、一般局で99.6%自排局で100%であり、近年ほとんどすべての測定局で環境基準を達成しています。(平成22年度 一般局:99.7%、自排局100%)
(5) 一酸化炭素(CO)
環境基準達成率は、一般局、自排局とも100%で(平成22年度 一般局:100%、自排局100%)、近年すべての測定局で環境基準を達成しています。
(6) 微小粒子状物質(PM2.5)
環境基準達成率は、一般局で27.6%、自排局で29.4%であり、一般局では悪化し、自排局では改善しました(平成22年度一般局:32.4%、自排局:8.3%)。また年平均濃度の推移をみると、一般局ではやや増加、自排局ではやや減少しました。
詳細は:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16648
■平成23年度 大気汚染状況について(有害大気汚染物質モニタリング調査結果報告)(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16653
大気汚染防止法第22条に基づき、地方公共団体では有害大気汚染物質の大気環境モニタリングを実施しています。今般、平成23年度の調査結果について、環境省が行った大気環境モニタリングの調査結果と併せて取りまとめました。