■ 豊島の産廃問題 新たに2000トン見つかる 搬出期限内処理、知事「予断許さぬ状況」 /香川
毎日新聞-2016年10月15日
豊島(土庄町)に不法投棄された産業廃棄物について、浜田恵造知事は14日、新たに約2000トンの産廃が見つかり、総量が約91万5000トンに上ることを明らかにした。処理完了は従来想定より約10日遅い来年3月30日ごろの見込みで、公害調停で定められた搬出期限(3月末)に迫ることになった。浜田知事は「予断を許さぬ厳しい状況となった」と述べ、県は無害化する溶融炉のある直島(直島町)で産廃の一時保管の検討も始めた。【植松晃一】
浜田知事が14日に開かれた県議会本会議の冒頭で発言を求め、説明した。