■ 市発寒清掃工場さび飛散 車46台に800万円賠償
北海道新聞-2016年9月13日
札幌市の発寒清掃工場(西区発寒15の14)の煙突からさびが周辺に飛散した問題で、市環境局は12日の市議会総務委員会で、被害を与えた個人所有 の車両46台について計約800万円の賠償金を支払ったと報告した。これとは別に、法人16社、個人約150人と賠償手続きを進めていることも明らかにし た。
手続き中の賠償対象は、法人が建物数棟と車両数十台、個人が建物1棟と車両約150台。委員会で谷江篤環境局長は「工場周辺の車両、建物に被害を与えたことに心からおわび申しあげる」とあらためて陳謝した。
市によると、発寒清掃工場では2014年6月以降、高さ約100メートルの煙突の先端にあるステンレス製のノズルカバーにできたさびが風に乗って 飛散した。周辺の建物や車両に付着し、除去作業や塗料の塗り直しが必要となった。損害額は合わせて数千万円に上る見通し。(水野富仁)
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