日本製紙「紙製バリア包材「シールドプラス」(日本製紙 白板・産業用紙営業本部)」より
■ 日本製紙、酸素・香り通さない紙製包材を量産へ−水系塗工で環境負荷低減
日刊工業新聞 2016年9月7日
日本製紙は水系塗工により酸素や香りを通さないバリアー性を付与する紙製包材「シールドプラ ス」の量産加工技術を確立した。原紙に特殊顔料と水溶性樹脂を混ぜた塗工液をコーティングすることで空隙(くうげき)を埋め、バリアー性を持たせる。化石 資源由来のバリアーフィルムの機能を代替し、各種パッ...(残り:485文字/本文:625文字)
日本製紙
紙製バリア包材「シールドプラス」(日本製紙 白板・産業用紙営業本部)"紙"なのに、酸素・香りを通さない
環境に優しいバリア包材です
当社の原紙製造技術と水系塗工技術を活用し、100%木質原料からなる
「紙」を基材として、基材にバリア性を付与したパッケージ素材です。
従来のバリア包材に対し、構成の簡素化と加工工程の簡略化、紙基材に水系塗工を施しパリア機能を付与したため化石資源使用量の削減や有機溶剤不使用などにより、環境適合性の向上となるなどの優れた効果が期待されます。各種バリアフィルムに匹敵する酸素バリア性、フレーバーバリア性、耐油性を有しており、さらに、各種ラミネート加工適性、製袋機や成形機による加工適性も保有しております。
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■ 印刷用紙が一段安、3年3カ月ぶり水準 円高で下げ要求
日本経済新聞 2016年9月7日
チラシや書籍に使う印刷用紙の卸価格が一段安となった。下落は半年ぶりで、およそ3年3カ月ぶりの安値水準だ。円高による原材料の値下がりを理由に 代理店や印刷会社からの値下げ要求が強まり、製紙会社が応じている。製品価格の下落で製紙会社の利益が圧縮される可能性もある。
チラシやカタログ向けに大手印刷会社が使うロール状の塗工紙(巻き取り、A3規格)の代理店卸価格は現在、1キロ93~110円と前月に比べ約2%… ...