■中国の火力発電所で爆発、21人死亡 調整運転中に蒸気管が破裂
産経ニュース 2016年8月11日
【北京=西見由章】中国湖北省当陽市の火力発電所で11日、高圧蒸気管が爆発し、少なくとも21人が死亡した。5人が負傷し、うち3人は重傷という。中国国営新華社通信が伝えた。
新華社によると、建設中の施設で調整運転を行っていた際に蒸気管が破裂した。国家安全生産監督管理総局は同日、現地に特別指揮班を派遣した。また現地メディアは、省政府が事故原因と責任について厳重に取り調べていると報じた。
173人の犠牲者を出した天津市港湾地区の大規模爆発事故から12日で1年を迎えるが、生産現場の事故は後を絶たない。安全管理のずさんさや人命軽視の風潮に対し、改めて批判が高まりそうだ。
報道によると、発電所の運営企業は2002年に商業登記され、火力発電などを主な業務としている。
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中国の火力発電所で爆発、21人死亡 調整運転中に(高圧)蒸気管が破裂
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