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クリーンセンター解体工事契約、賛成多数で可決 落札業者は議長の実家 反対動議、一時紛糾も /佐賀

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■ クリーンセンター解体工事契約、賛成多数で可決 落札業者は議長の実家 反対動議、一時紛糾も /佐賀
毎日新聞 2016年8月12日
 有田町臨時議会(定数16)は10日開き、約2億円の同町クリーンセンター解体工事の請負契約を賛成多数で可決した。しかし、工事の落札者が議長の実家の土木会社だったため、一時紛糾した。

 同センターは、さが西部クリーンセンター(伊万里市)の稼働に伴い廃止された。町は跡地を資材置き場とし使う方針。先月27日に解体工事の指名競争入札を行い、町内の5社が参加。1回目で西有田土木が落札した。

 同社は松尾文則議長の実家で、議長は給与を受け取っていた。昨年12月定例議会で「議員の兼業禁止」に抵触する疑いがあると指摘され、資格審査特別委員会が設置された。

 同委は6月議会に審議結果を報告。同社の2014年度の町からの請負額は約2億円で全営業額の28・7%と認定した。判例が「全営業額の50%を超えた場合」を兼業禁止としており「違反なし」と賛成多数で議決した。

 その2カ月後の請負契約だけに、議員から「9月定例議会に再提案し、産業建設常任委員会で審議を尽くせ」と動議が出た。だが、賛成少数で動議は否決。更 に「町との取引額が50%以下だったので6月議会は議員資格ありとしたが、今年度の請負額の推移次第では資格問題が再燃する」などの反対討論も。しかし、 賛成多数で契約を原案通り可決した。【渡部正隆】

 

 


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