■ 南海トラフ巨大地震 名古屋市が試算、災害廃棄物は789万トン /愛知
毎日新聞-2016年8月10日
名古屋市は9日、南海トラフ巨大地震が発生した場合、市内で約789万トン(推計)の災害廃棄物が出るとの試算を明らかにした。また廃棄物を一時保管する仮置き場は計約250ヘクタール分の確保が必要と試算したが、用地選定はこれからという。
市環境局によると、災害廃棄物のうち可燃物は75万3000トン。3年間で処理するとした場合、市焼却施設の処理能力の約2倍に相当するという。不燃物 などを埋め立てる最終処分量は63万3000トンと推計。11万8000トン分が不足し、県や国に広域処理を要請する必要があるという。
これらの推計を基に、市は今秋にも災害廃棄物処理計画を策定する。地震では周辺自治体も同様の被害がある可能性が高く、関係機関と広域連携の協議も進める。【三上剛輝】
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南海トラフ巨大地震 名古屋市が試算、災害廃棄物は789万トン /愛知
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