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京大付属病院 放射性物質扱う実験室で爆発音・火災、0・5マイクロシーベルト検出(京都府)

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■研究員「ヒーター電源切り忘れたまま部屋を離れた」 放射性物質の外部拡散なし
産経ニュース 2016年7月2日
 京都大病院(京都市左京区)で1日夕に発生した火災で、出火元の実験室で直前に実験を行っていた研究員が「水を加熱するヒーターの電源を切り忘 れ、机に置いたままにしていた」と説明していることが2日、分かった。病院側が同日行った記者会見で明らかにした。稲垣暢也病院長は「出火原因である可能 性が高いと思うが、さらに詳しく調査する」としている。
 病院側の説明によると、火元となったのは、放射性物質を扱う「RI低レベル実験 室」で、直前まで40代の男性研究員が1人で薬品開発研究に関する実験を行っていた。研究員は、実験で使う水を温めるためのヒーターを使用後、「電源を切 り忘れたまま木製の机に置き、部屋を離れた」と説明しているという。
 火災は1日午後6時15分ごろ、病院敷地内の旧産婦人科病舎で発生。 1階の1室約30平方メートルが全焼、3人が煙を吸うなどして気分不良を訴えたが、けが人はなかった。室内には、液体に溶かした状態の放射性物質がガラス 容器に入れて保管されていたが、外部への拡散はなかった。

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■京大付属病院 放射性物質扱う実験室で火事(京都府)
日テレNEWS24-2016年7月2日
 京都大学付属病院で1日に火事があり、新薬の開発に使う実験室が焼けた。この実験室では、研究用の放射性物質を扱っていたということだが、大学側は外部への拡散を否定している。  1日午後6時すぎ、京都市左京区にある京大付属病院の研究施設が入った建物から出火し、一時、爆発音とともに燃え上がり、学生らが避難する騒ぎとなった。  けが人はいなかったが、この火事で、新薬の開発を行う1階の実験室が焼けた。ここでは、研究用として放射性物質を扱っていたという。  京都大学医学部付属病院・稲垣暢也病院長「周辺に拡散しているということはありませんので、その辺はご安心いただければと思います」  大学側は外部への拡散を否定しているが、警察は、実験の内容などについて関係者から事情を聞いている。

火災で、一時的にでも毎時0・5マイクロシーベルト検出であれば、、
拡散なしとか、外部漏えいなしという発言はおかしい、

■京大病院放射線施設で火災=外部漏えいなし、1人搬送-京都府警
時事通信-2016年7月2日
 1日午後6時15分ごろ、京都市左京区の京都大付属病院から「旧病棟で火事が起きている」と119番があった。市消防局によると、4階建ての旧産婦人科病棟1階にある実験室から出火、約30平方メートルを焼いて約4時間後に鎮火した。
 同病院によると、旧病棟は実験施設として使われており、「RI(放射性同位元素)低レベル実験室」で、研究員が実験中に火が出た。
 消防局が周辺で放射線量を測定したところ、毎時0・5マイクロシーベルトが検出されたが、健康への影響はない値という。
 京都大から報告を受けた原子力規制庁によると、同実験室は放射線管理区域内で、がんなどの検査に使う放射性物質を扱っていたが、区域外への漏えいは確認されていない。
 京都府警川端署によると、火災で3人が煙を吸って気分が悪くなり、うち1人が病院に搬送された。消防局などが原因を調べている。 
 男性医師(42)は「廊下に出ると焦げ臭く、非常階段で外に出たと同時にボンベが破裂するような爆発音を3回聞いた。火が2階部分にかかるぐらいの高さに上がっていた」と話した。(2016/07/01-23:13)


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