藤沢事業所での溶剤循環洗浄法によるPCB無害化処理作業の様子
電気新聞「PCB無害化処理事業、一般向けに展開-かんでんエンジ」より
■PCB無害化処理事業、一般向けに展開-かんでんエンジ
電気新聞 2016年6月28日
◆大型変圧器を現地で洗浄、環境へのリスク低く
かんでんエンジニアリング(大阪市、畑中利勝社長)が展開するポリ塩化ビフェニール(PCB)無害化処理事業が佳境を迎えている。PCB汚染のある大型・ 超大型変圧器を解体することなく現地洗浄できる「溶剤循環洗浄法」を活用した処理事業について、関西電力が保管していた変圧器32台の無害化処理を行う第 1期事業をすでに完了。1月から第2期として、一般企業4社からの受注を含む68台の現地洗浄に取り組んでいる。(23面)
>>記事全文や他の記事は電子新聞「新聞オンライン」や各種データベースでご覧いただけます(有料です)。
かんでんエンジニアリングの現地洗浄がどれくらいの費用がかかるのかはわからないが、
リスクを低く抑えられればそれに越したことはないが、、、
関西電力分の変圧器32台の無害化処理で実績を積んで、、一般企業分と、、
関電エンジニアリングは「溶剤循環洗浄法」
ゼロ・ジャパンも「金属ナトリウム添着セラミックス分解・洗浄法」で、現地で処理をするといっていたな~
微量PCBの無害化処理施設は全国各地に増えてきた、焼却施設のみでなく、化学分解処理の施設も増えている、
「環境省:認定施設一覧」平成28年5月30日現在で31事業者
なにしろ現場で抜油して解体するだけでも大変な金額、、、
そして、「解体した機器+抜油油」の輸送費+PCB無害化処理費用
平成26年に23区の大田清掃工場で保管中の「微量PCB変圧器」を無害化処理施設へ搬入可能な状態に解体、分別、密閉容器への収納を行うという一連の費用だけでも2160万円かかっていた。輸送費とPCB無害化処理費用はいくらかかったのか?
大田清掃工場の微量PCB混入の超大型変圧器現場解体の様子は、清掃技報第15号の「特別 高圧油入変圧器(PCB廃棄物)の処理について」で、それはそれは、たいへんな一連の作業内容が、カラー写真入りで詳しく報告されている。
関連(本ブログ)
■23区 大田清掃工場、微量PCBの変圧器を現場で解体?! 2014年06月04日