■大雨による災害ごみ 臨時に受け入れ 広島・福山市
NHK-2016年6月26日
今月２２日からの大雨で広い範囲で浸水などの被害があった広島県福山市は、この週末も廃棄物処理施設を臨時に開放して、災害で発生したごみの受け入れを行いました。
福山市では、今月２２日から降り続いた大雨で市内の広い範囲が浸水したほか、土砂崩れも発生して、大量の災害ごみが発生しました。
こ のため、福山市は、２５日に続いて２６日も箕沖町の福山クリーンセンターを臨時に開放し、ごみの受け入れを行いました。クリーンセンターには、自宅が浸水 した住民や土砂の撤去を行っている業者がトラックなどにごみを載せて次々訪れ、福山市によりますと、２５日と２６日の２日間で合わせて５５０トン余りのご みが持ち込まれたということです。
床上浸水の被害を受けた友人の家の片づけのため岡山県から駆けつけたという４８歳の男性は「畳や家具、家電がすべて水につかって住めるような状態ではありません。きょう１日作業を手伝います」と話していました。
災害ごみの受け入れは２７日以降も行われ、福山クリーンセンターの神原誠課長は「今回の災害で多くのごみが発生し、困っている人も多いと思うので、積極的に利用してほしい」と話していました。