JESCO「北九州PCB処理事業所2期施設で保管していたドラム缶からの廃液の漏洩について」より抜粋
中間貯蔵・環境安全事業株式会HPで、北九州PCB処理事業所2期施設内で保管していたドラム缶から廃液が漏えいしたとのおしらせ。(PCB濃度が約9%で約 5 リットルの漏えい)
防液堤のあるパレット内での漏えいで、外部への影響はないとはいえ、、、なぜドラム缶からにじみ出てきたのだろうか、、、古いドラム缶を使っていたのだろうか? タンクの腐食や欠陥なの?
PCB廃棄物を保管する自動倉庫ということは、倉庫への出し入れも機械がしていて、ドラム缶がぶつかったりのそういうトラブルからのドラム缶の不具合でもあったのだろうか? いつから保管していたものかもわからないが、
それにしても、北九州事業所、排気中ベンゼンの協定値超過等で、2015年10月から操業がストップ(安定器等汚染物について 受入を再開)したまま。「トランス・コンデンサ処理設備に係る試運転を行っているところ」となっているが、、、これで、またまた操業再開が先送りになるのだろうか。
北九州事業所のPCB廃棄物の計画的処理完了期限は
トランス・コンデンサ等は2019年3月31日(平成31年3月31日)
安定器及び汚染物等は2022年3月31日(平成34年3月31日)
その後、事業終了準備期間が2~3年あるにせよ、、、長らくの操業停止で,,間に合うのだろうか?
中間貯蔵・環境安全事業株式会 2016年6月21日
●北九州PCB処理事業所2期施設で保管していたドラム缶からの廃液の漏洩について
(平成28年6月21日)
北九州PCB処理事業所 2 期施設で保管して
いたドラム缶からの廃液の漏洩について
平成28年6月16日、当社北九州PCB処理事業所2期施設内の自動倉庫で保管していたドラム缶からPCBを含む廃液が滲み出しているのを確認しました。
なお、ドラム缶は防液堤のあるパレットに保管していることから、廃液はパレット内に留まっており、外部への影響はありませんでした。また、廃液は速やかに回収しています。
1.発生状況
現在、北九州PCB処理事業所では、トランス・コンデンサ処理設備に係る試運転を行っているところですが、6月16日、PCB廃棄物を保管する自動倉庫においてドラム缶により一時保管していた木酢液を主とする廃液の処理を行うために、当該ドラム缶を自動倉庫から呼び出したところ、ドラム缶1缶から廃液(約 5 リットル)が滲み出していることを確認しました。
その後、木酢液の濃度分析の結果、PCB濃度が約9%あることが本日判明しました。
なお、ドラム缶は防液堤のあるパレットに載せた上で自動倉庫に保管していることから、廃液はパレット内に留まっており、外部への影響はありませんでした。また、廃液は速やかに回収しています。
2.今後の対応
このような事態を生じた原因を速やかに調査し、再発防止に努めてまいります。
3.これまでの経緯
6月16日 自動倉庫から呼び出したドラム缶1缶から廃液(約5リットル)が滲みだしていることを確認したので、速やかに回収作業を実施。
6月17日 北九州市に一報
6月21日 木酢液の濃度分析の結果、PCB濃度が約9%あることが判明したので、改めて北九州市に報告