図1:蒸気タービン発電機へのプロジェクションマッピング
PR TIMES (プレスリリース)「日本初、ごみ処理工場の蒸気タービン発電機にプロジェクションマッピングを採用」より
プレスリリースで、
「日本初、ごみ処理工場の蒸気タービン発電機に、、、、」というので、何かと思ったら、、、
見学者向けのごみ処理施設のイメージアップのようだ~
PR TIMES (プレスリリース) 2016年6月13日
空間デザインを企画・制作する株式会社シンク・デザイン(本社:東京都港区、社長:中村新市、URL: http://www.think-d.com )は、三重県四日市市が本年4月より稼働した新ごみ処理施設「四日市市クリーンセンター」の見学コースの展示と環境教育用コンテンツを企画・制作しました。
四日市市クリーンセンターは、環境への配慮、資源の有効利用、エネルギーの活用をテーマに建設された最新のゴミ処理施設で、循環型社会の形成の拠点とし て建設されました。四日市市では市民へのごみ問題・環境問題への意識の啓蒙と、ごみ処理施設のイメージアップを目指しています。
同センターでは、新ごみ工場の新設に合わせて、小学生を中心とした見学者に向けて、ごみ処理の設備や技術の紹介と循環型社会の理解を深めるための教育・啓蒙を目指した見学コースを整備しました。
同見学コースは、全体を通して説明・紹介ストーリーが展開され、CGオリジナルキャラクターも登場し、子供達が楽しみながら、興味深く学べるように企画 しました。特に蒸気タービン発電室の見学では、国内初*となる蒸気タービン発電機へのプロジェクションマッピングの導入により、迫力ある映像演出により、 環境メッセージが印象的に伝わる体験学習ができる展示となっています。
*:一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会調べ(2016年4月25日現在)
四日市市クリーンセンターは、2016年4月から稼働の新日鉄のガス化溶融炉、、、
新日鉄のシャフト炉式ガス化溶融炉は、、、あちこちの自治体で採用されているが、、、
多くの施設で、コークスの代替にペットボトルやプラスチック類の混合焼却を推奨していたが、、、
四日市市も同様に、、、
4月の稼働と同時に、、、プラスチック類を可燃ごみに変更した、、、
容器包装プラスチックの分別収集はなし、、、
【関連情報】
▼四日市市 新総合ごみ処理施設整備事業 紹介ページ
http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu73728.html
▼添付関連資料
四日市市クリーンセンター 見学ストーリー
図2 ブラックライトによる通路演出
なんだか、イメージアップかどうかわからないが、、、廃棄物焼却施設らしくみせないのがポイントなのか、
「佐賀伊万里のガス化溶融炉、「さが西部クリーンセンター」が完成」も新日鉄のガス化溶融炉で蔵のイメージ、
最近では、ごみ焼却施設=蔵のイメージも定着か、、、
先日,「川越市立博物館」の前を通ったのだが、、、
蔵のイメージで、、、逆に、,,煙突でもあるのかと探してしまった、、、
最近は、「おしゃれな新型清掃工場、新武蔵野クリーンセンター(仮称)」のように「まるで美術館」まで現れたり、、、
ごみ焼却施設が「負」のイメージであれば、、、外観や見学者向けに目先だけのイメージを変えるだけではなく、、、
ごみ削減、、、可能な限りのごみ焼却の削減と、、、そっちに力を入れなければ、、、
関連(本ブログ)
■四日市市 クリーンセンター完成、4月からガス化溶融炉でプラスチックも可燃ごみ /三重 2016年03月28日