栗東市は、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)に搬出したごみ焼却廃棄物から基準値を超える鉛などが検出され、センターから5月31日付で搬入停止を通知されたという。
毎日新聞によると、大阪湾フェニックスセンターの抜き打ち検査で「鉛又はその化合物」が1リットル当たり0・87ミリグラム検出され、基準値(0・3ミリグラム)を超えとなっている。
2015年は、三田市、宝塚市、湖北広域でも鉛の基準値超過で搬入停止処分、
茨木市はヒ素、、民間業者ではダイオキシン類や六価クロムの基準値越えも、
2014年は、高島市のダイオキシン類の超過問題など、、城南衛生管理組合や桜井市も、、
栗東市及び大阪湾広域臨海環境整備センターのホームページなどでは、まだ公表されていない。
毎日新聞 2016年06月04日
栗東市は3日、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)に搬出したごみ焼却廃棄物から基準値を超える鉛などが検出され、センターから5月31日付で搬入停止を通知されたと発表した。
市によると、廃棄物は4~5月に「市環境センター」(同市六地蔵)で焼却処理し、5月18日に搬出したばいじん。大阪湾フェニックスセンターの抜き打ち検査で「鉛又はその化合物」が1リットル当たり0・87ミリグラム検出され、基準値(0・3ミリグラム)を超えた。市が5月11日に実施した ...
栗東市のホームページで、環境センターの維持管理状況をみようと思ったのだが、、、
検索で出てこない、、通常の焼却灰などのダイオキシン類や重金属類の公表もないようだ、、
栗東市 (りっとうし)
ごみ処理の流れ(一般廃棄物 ( ごみ ) 処理基本計画)
栗東市環境センターでは、焼却、破砕、選別等の中間処理と保管を行っています。搬入された可燃ごみは焼却し、発生した焼却灰やばいじん(焼却飛灰)の一部は溶融し無害化しています。
最終処分は、大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックス)に委託しており焼却灰やばいじん(焼却飛灰)を埋め立て処分しています。
栗東市環境センター(平成15年3月竣工)
ごみ焼却施設
焼却炉形式 全連続燃焼式ストーカ炉
処理能力 76t/日(38t/24h×2炉)
灰溶融施設
炉形式 回転式表面溶融炉(10t/24h)(燃料式溶融方式)
「栗東市」って「りっとうし」なんですね。
「くりとうし」かとおもっていた~
大阪湾広域臨海環境整備センターでは、
平成27年度、12月末時点の抜取検査、中間検査の結果の公表をしている。
大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)
廃棄物の受入基準●受入廃棄物の抜取検査及び中間検査の結果について(平成27年12月末時点)
(抜粋)
(1)検査結果
平成27年度、12月末時点で、
①抜取検査 重金属等超過 8件(検査数588件)
ダイオキシン類超過 2件(検査数111件)
②中間検査 基準超過 1件(検査数267件)
2014年の高島市のダイオキシン類超過以来、気にかけてはいたが、
2014年他には、、(報道されたニュースで検索できたもの)
城南衛生管理組、クリーン21長谷山 ダイオキシン類超過
桜井市 桜井市グリーンパーク(奈良)
播磨の民間業者(兵庫)
産廃処理業者(和歌山)
関連(本ブログ)
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■(大阪湾フェニックスセンター)ダイオキシン超過:奈良・桜井市ごみ焼却廃棄物から2014年08月28日
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