■ ケニアで完成した「福岡式」ゴミ埋め立て場について知ろう
アフリカビジネスニュース 2016年5月18日
2016年6月1日、国連人間居住計画(UN-HABITAT)福岡本部と福岡県国際交流センターが主催で、「福岡方式」をアフリカへ、をテーマとした講演会が開催される。
会場は、福岡市天神のアクロス福岡3階こくさいひろばにて。入場無料。定員は50名程度の予定。事前に所定の申込用紙に必要事項を明記の上、FAXでの申し込みが必要となる。同イベントに関する問い合わせは、UN-HABITAT福岡本部まで。
今回のレクチャーにて取り上げられる「福岡方式」は、ゴミ埋め立て処分技術のひとつだ。
1970年代に福岡大学と福岡市が共同で開発した準好気性埋め立て構造を採用し、環境に優しく、比較的管理がしやすいなどの利点から、福岡市のみならず、日本各地の自治体および日本国外でも採用されている。
UN-HABITATアフリカ本部では、アフリカ大陸出初めてとなる「福岡方式」のゴミ埋め立て処分場の建設プロジェクトをケニアで遂行してきた。同処分場は、既に無事完成し、本格的な稼働を待っている状態にある。
同レクチャーは、ケニアでの同プロジェクトにアドバイザーとして貢献してきた福岡大学工学部教授の松藤康司氏を講師として、ケニアでのプロジェクト完了報告と今後の展望について聞くことができる貴重な機会となっている。