日刊工業新聞「 プラント各社、海外でゴミ焼却発電受注が順調−新興国需要増で受注争奪戦」より転載
■ プラント各社、海外でゴミ焼却発電受注が順調−新興国需要増で受注争奪戦
日刊工業新聞 2016年4月12日
■日立造、タイで初/川重、中国2件目■
ゴミ焼却発電施設を手がけるプラント各社が、アジア案件を相次いで受注している。日立造船は タイで初めて、川崎重工業は中国で2件目を受注した。各社は沿岸都市部に加え、内陸部で新設需要が出ている中国や、国内総生産(GDP)の高まりで焼却需 要が拡大する東南アジアを重点地域に位置づける。日本での更新需要は今後数年で一巡する見通しで、生き残りをかけた海外市場の受注競争は激しさを増してい る。
日立造船はタイで再生可能エネルギープラントを手がけるNKNYから、北部ノンカイ県に新設 するゴミ発電プラントを受注した。受注額は数十億円。日量370トンのストーカー式焼却炉と、発電出力6000キロワットの発電設備を供給するほか、設備 の据え付けや試運転の支援を担う。
タイでは2015年から再生可能エネルギー固定価格買い取り制度がスタート。ゴミ焼却で発生する熱エネルギーを活用し...
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■ 再生可能エネルギーの発電設備が世界で8%増加、過去最高の伸び率 (1/2)
ITmedia 2016年4月12日
015年に全世界で1.5億キロワットにのぼる再生可能エ ネルギーの発電設備が運転を開始した。前年から8.3%増えて過去最高の伸び率だ。種類別では風力・太陽光・水力の順に多く、全体の4割以上を風力が占め た。日本は過去6年間に13万件の特許を取得して世界1位の技術力を見せる。
[石田雅也,スマートジャパン]