■ 高濃度製品は廃棄=PCB特措法改正案を閣議決定
BIGLOBEニュース 2016年3月1日
政府は1日、有害な高濃度のポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む製品の全廃に向け、PCB廃棄物処理特別措置法改正案を閣議決定した。高濃度PCB製品 を使用する業者に廃棄を義務付けるなどの内容。政府全額出資の特殊会社の5施設で、2018年度末から23年度末までに処分するよう順次求める。
[時事通信社]
■ PCB特措法改正案を閣議決定 24年3月までに全廃
日本経済新聞 2016/03/01
政府は1日、学校や工場の蛍光灯などに含まれる有害な高濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)を2024年3月末までに全廃させる特別措置法改正案を 閣議決定した。既に製造や新たな使用は禁止されているが、現在使用中のPCB機器についても、無害化と廃棄を義務付ける。今国会での成立を目指す。
PCBは1968年に起きたカネミ油症事件で大規模な健康被害をもたらした。改正案は5000PPM(PPMは100万分の1)を超える高濃度PCBを含 む機器を自治体に報告させる。処理の過程で都道府県の命令に従わない場合、事業者に対し3年以下の懲役か1000万円以下の罰金を科すことができる。
使用中のPCB機器はまだ山ほどあるので、、
PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出状況
環境省 平成27年3月5日
●PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果について
東京都 平成 27 年3月 24 日
●都内における PCB 廃棄物等の保管・使用・処理状況について
○ ( )内は、平成 2 5 年 3 月末の数値です。
○ 平成 2 5 年 3 月末からの保管・使用量の増減原因は主に、「①処理施設へ搬入、②使用から保管への移行、③ 都 道府 県間の移動、④新規届出」によるものです.