上勝町「上勝町広報2月号」より転載
■燃やしても有害物質出ず 上勝町が環境に優しいごみ袋導入
徳島新聞-2016年2月12日
上勝町は焼却ごみの指定袋に、燃やしても有害物質が出ないリサイクル原料の製品を導入した。町全体でごみ排出ゼロを目指す「ゼロ・ウェイスト運動」の一環。
導入したのは町独自の34分別のうち、「どうしても燃やさなければならない物」用のごみ袋。包装容器・資材販売のアネシス(徳島市川内町)の製品を採用した。プラスチックのリサイクル原料を使っており、燃やしても塩素ガスなどが発生しない。
従来の長方形のごみ袋と異なり、力の弱い高齢者でも口元を縛りやすいように持ち手部分がある。使用する分を切り離して使うロール式で、コンパクトに収納できる。包装もリサイクル可能な紙ラベルで止めただけの簡易式で、包装用袋のごみ排出を減らすことができる。
住民が間違えることが多い紙、プラスチック、生ごみを、袋に入れないようにイラスト付きでプリントするなど、利用者目線で工夫を凝らしている。
45リットル容量10枚入り200円(税込み)で、従来製品と同一価格。町企画環境課の山城真季子主事(31)は「ごみ排出ゼロを目指すには、ごみの発生と抑制が大切。利便性もよく、できるだけ環境にも良いものを採用した」と話している。
環境に優しいごみ袋?
今までどんな素材のごみ袋を使っていたのか?
ロール式の意味がわからなかったので、広報をみると、、、
なるほど、、いいアイデアですね。
ゼロ・ウエイスト宣言当時、,
どうしてもでる焼却ごみは、かなり遠くで処理委託していると聞いたが、
今は、徳島市の民間会社への委託になっている。
カーテン・カーペット 10 8 リサイクルびん 0.5 26 紙おしめ・ナプキン 40 9 その他のガラス類・
陶磁器・貝殻 5 27 廃食油 0.2 10 乾電池 0.5 28 プラスチック製容器包装類 12 11 蛍光管 0.5 29 どうしても燃やさなければならないもの 90 12 蛍光管(壊れた物) 0.5 30 廃タイヤ・廃バッテリー 1 13 鏡・体温計 若干 31 粗大ごみ(金属類) 44 14 電球 0.5 32 家電製品
(テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫) 5 15 白色トレイのみ 0.5 16 古布 3 17 紙パック 1 18 段ボール 28
●中間処理施設(焼却)
委託業者名 旭鉱石株式会社(徳島県徳島市飯谷町/清掃、廃棄物処理業)
平成25年度、リサイクル率76.4%で全国3位(人口10万人未満)
焼却ごみは,全体ごみ量の約26%