■ 焼却炉からダイオキシン
新潟日報 2016年2月6日
新潟市は5日、亀田清掃センター(江南区亀田)の焼却炉の排出ガスから基準を超えるダイオキシンを検出したと発表した。ダイオキシン類を吸着させる活性炭を供給する装置のチェーンが外れていたのが原因。
市によると、1月20日に採取した1号焼却炉の排ガスから1立方メートル当たり1・7ナノグラムを検出。ダイオキシン類対策特別措置法の基準値である同 1・0ナノグラムを超えた。2月3日の結果(速報値)判明後、1号焼却炉を停止し、他に原因がないか調べている。昨年12月末の点検では異常はなかった。
同センターは「数値的に環境や健康への影響はないとみられるが、細かいデータがそろい次第、専門家に調査を依頼する」としている。
反応助剤定量供給装置の駆動チェーンが脱落となっている。
1月20日に採取で、2週間後に速報値、はやいですね。
23区の清掃一組、ダイオキシン類測定結果は1ヶ月以上のことが多い
亀田清掃センターは、
2013年には、飛灰から埋め立て基準を超えた鉛や水銀などという報道もあった~
新潟市 更新日:2016年2月5日
亀田清掃センター焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度の法基準値超過について平成28年1月20日(水曜日)に測定した、1号焼却炉の排ガス中のダイオキシン類濃度が1.7ng-TEQ/m3Nとなり、ダイオキシン類対策特別措置法の基準値(1.0ng-TEQ/m3N)を超過したことから、1号焼却炉を停止しました。
測定結果 亀田清掃センター排ガス中のダイオキシン類濃度測定結果 測定日(採取日)結果取得日 焼却炉 測定値 法基準値 平成28年1月20日 平成28年2月3日 1号 1.7 ng-TEQ/m3N 1.0 ng-TEQ/m3N 原因排ガス中のダイオキシン類を除去するための反応助剤定量供給装置の駆動チェーンが脱落したため、反応助剤が供給不能となり、ダイオキシン類対策特別措置法の基準値を超過しました。
対応 直ちに1号焼却炉を停止し、反応助剤定量供給装置を点検するとともに、排ガス中のばいじん濃度等の確認を行ったところ全て正常値でした。
今後、全焼却炉の反応助剤定量供給装置の点検及び駆動チェーンの交換を行い、原因となった装置の定期的な確認作業を行う等再発防止に努めます。