東京新聞「国が指定廃棄物の分散保管容認 「集中」候補の千葉市は歓迎」より転載
■ 国が指定廃棄物の分散保管容認 「集中」候補の千葉市は歓迎
東京新聞 2016年2月5日
東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物について、政府は四日、茨城県での分散保管の 継続を正式に認め、「各県一処分場」の原則が崩れた。千葉県内でも分散保管が再検討される可能性が強まり、処分場の候補地となっている千葉市は、政府の方 針転換を歓迎。一方、より多くの廃棄物を抱える東葛地域の自治体は反発している。 (内田淳二、三輪喜人)
「現実的な方法を模索する中で、茨城県のような状況になったと思う。千葉県にも当てはまる話だ」。千葉市の熊谷俊人市長は四日、茨城のケースを追い風に、あらためて分散保管を求めていく姿勢を見せた。
こういう流れになってみると、、、
我孫子市住民、手賀沼の一時保管場所から発生源自治体に持ち帰らせて、
よく頑張ったと思う、なにしろ、そこには我孫子市の廃棄物は入れてなかったのだから、、
どちらにしても、宮城、栃木、千葉、群馬、どこでも1ヶ所に集約は難しいだろう、
どこも引き受ける自治体など出てこない、それは、福島にしてもなおさらのこと、
時間ばかりが過ぎてゆく、
関連(本ブログ)
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■【栃木】 二度目の候補地<指定廃棄物の行方> 環境省、塩谷住民に4度目DM
東京新聞 2016年2月5日
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