■関電ジオレ、高濃度PCB処理許可を兵庫・尼崎市から取得
電気新聞-2016年2月4日
◆4万ミリグラム/キログラムは国内最大値
関西電力グループの関電ジオレ(兵庫県尼崎市、柴垣雄一社長)はこのほど、4万ミリグラム/キログラムと高濃度のPCB(ポリ塩化ビフェニール)汚染土壌 を処理・浄化する許可を尼崎市から取得した。同社が保有する洗浄・熱処理一体型プラントにおいて許可上限値変更が認められたもので、国内では最大となる。 技術的に困難とされる汚染土壌の浄化に幅広く対応できる体制を整え、「業績改善と社会への貢献を図っていきたい」(柴垣社長)考えだ。
PCBは電気設備の絶縁油などに使われていた物質で分解しにくく、全国でも 処理・浄化できる施設は限られる。関電ジオレは2014年7月、土壌汚染対策法に基づくPCB汚染土壌処理の許可を取得。当初は需要が比較的大きい低濃度 PCB汚染土壌を処理できる675ミリグラム/キログラムを上限に許可を得た。(5面)
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関電ジオレ株式会社