TBS「高レベル放射性廃棄物、海底下を処分場候補に検討」より転載
■高レベル放射性廃棄物、海底下を処分場候補に検討
TBS News-2016年1月26日
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物=いわゆる“核のごみ”の最終処分場について、経済産業省は日本沿岸の海底の下を候補地にできないか、検討を始めました。
26日に開かれた専門家の研究会では、日本沿岸の海底の下が高レベル放射性廃棄物の最終処分場として適性が高い「科学的有望地」にふさわしいのか検討を始めました。
経産省は去年、火山や活断層が近くにある地域を除く日本沿岸20キロ以内の海底の下などを処分場の有望地として「適性が高い地域」に分類。海底の下などは 地権者との交渉が不要な上、海上で廃棄物を輸送しやすい利点もある一方、海水による侵食や塩分の流入などの懸念もあり、技術的な精査が求められていまし た。
研究会は地質のデータなど元に技術的な精査をすすめ、政府は今年中にも日本全国を適性に応じて色分けした「有望地」の地図を公表したい考えです。(26日12:18)
■ 「核のゴミ」処分場 沿岸海底の地下も検討へ
NHK 2016年1月26日
原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」について、経済産業省は、日本沿岸の海底の地下に埋めて処分することも選択肢に含めるとして、専門家による研究会を発足させ、地質や海水の影響といった技術的な課題を検討することになりました。..
■「核のゴミ」最終処分場 海底の下など検討
日テレNEWS24-2016年1月26日
経産省は、原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」の最終処分場をどこに建設するかについて、沿岸の海底の下や島の地下も視野に入れ検討を始めた。海底は地権者がいないことから制約が小さいなどのメリットがあるという。 全文を読む
沿岸海底下等における地層処分の技術的課題に関する研究会
委員名簿 (委員)※五十音順、敬称略
大江 俊昭 東海大学工学部原子力工学科 教授
大西 有三 関西大学環境都市工学部 都市 システム工学科 特任教授 【主査】
佐藤 治夫 岡山大学大学院自然科学研究 科 准教授
竹内 真司 日本大学文理学部地球システム科学科 准教授
登坂 博行 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授
山崎 晴雄 首都大学東京大学院都市環境科学研究科 教授
吉田 英一 名古屋大学博物館 教授
(関連研究機関 等 ) ※五十音順
海洋研究開発機構
原子力環境整備促進・資金管理センター
原子力発電環境整備機構
産業技術総合研究所
電力中央研究所
日本原子力研究開発機構
放射線医学総合研究所
(オブザーバー)
文部科学省
海は誰のもの?
地権者いなければ、国が強引に処分地に、、、
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