■福島第1原発事故 栗原市、汚染牧草を堆肥化実験 金成萩野地区に施設/宮城
毎日新聞-2016年1月7日
栗原市の佐藤勇市長は6日の記者会見で、市が計画している福島第1原発事故で汚染された牧草を堆肥(たいひ)化して減容する実証実験について、同市金成萩 野地区の住民から施設建設の合意を得たことを明らかにした。年度内に実験を始める。建設費については、実験後に進める本格処理にかかる費用とともに東京電 力に請求する方針。
減容実験は、指定廃棄物にならない1キロあたり8000ベクレル以下の汚染牧草と微生物を二つの発酵槽(そう)に入れ、計90日間高温発酵処理する。市内には農家225戸に汚染牧草が2592トン(昨年4月現在)あるが、実験に使う量は20トン弱程度という。
微生物を使った堆肥化は、東大農学生命科学研究科付属牧場(茨城県)が減容化で900ベクレルになった堆肥を使い栽培した結果、ナスなどから検出された放射能濃度は20ベクレル未満だったとの研究報告がある。栗原市も同様の方法で実験する。
佐藤市長は、汚染牧草などを自治体に焼却するよう求めた国の方針を「暴論」と指摘したうえで「(微生物による減容化は)県や福島でも一つの方向になるのでないか」と述べた。
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第8回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会
●放射性セシウム汚染堆肥中で栽培した各種作物における放射性セシウムの動態
■【福島第1原発事故】指定廃棄物処分場、国に基本方針見直し求める 栃木・塩谷町長/栃木
産経ニュース-2016/01/05
東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の処分場問題で、建設候補地となっている栃木県塩谷町の見形和久町長は、5県に1カ所ずつ処分場を新設するとの国の基本方針の見直しをあらためて求めた。 見形町長は4日の仕事始め
■<最終処分場>福島集約「話し合う時期」 加美町/宮城
河北新報-2016/01/04
東京電力福島第1原発事故に伴う指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、宮城県加美町の猪股洋文町長は4日の定例記者会見で、宮城県内の指定廃棄物を福島県飯舘村の仮設焼却施設で集約処理するよう提案していることについて「国と福島県、(処分場 ..
■指定廃棄物処分場 地元反対で建設は厳しさ増す
NHK-2016/01/04
東京電力福島第一原子力発電所の事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の処分場は、地元の反対などで計画されている5つの県でいずれも建設のめどが立っていません。先月には候補地の自治体すべてが現地調査を拒否する事態となり、処分場の ...