■ ジャカルタに炭化炉を 環境に優しいごみ処理 低炭素廃棄物処理セミナー
じゃかるた新聞 2016年1月8日
物質を燃やさずに分解する「炭化炉」でごみの削減を――。環境保全機器や発電設備などを販売する宜興行工業インドネシア(本社・神戸)は炭化装置の製造・販売を手がけるCYC(本社・岐阜県)と協力し、ジャカルタ特別州内のごみ問題解決のため炭化炉の普及を目指す。
炭化炉は焼却炉と違い物質を燃やさないため二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、ダイオキシンなどの環境汚染物質も発生しにくい。プラスチックを完全 に分解する際に発生する燃焼ガスはエネルギーとして、木材などの有機物は炭になり肥料や燃料など再資源として、それぞれ利用できるため、ごみの削減と 3R(削減、再使用、リサイクル)活動にもつながるという。
課題はごみ処理規模。
(略)
炭化炉 対象物への酸素供給をできるだけ減らし、燃やさずに熱で分解して炭化させる。プラスチックは完全に分解され、生ごみや木材などは炭となる。金属は 灰にならず残ることを利用し、日本ではレアメタル(希少金属)など商用価値の高い貴金属の回収に使われている。今後は飛行機や車などに使用されている軽く て丈夫な素材「カーボンファイバー」の回収や、スーパーマーケットなどで賞味期限切れの食品を焼却処理する代替システムとして検討されている。
「炭化炉は焼却炉と違い物質を燃やさないため二酸化炭素(CO2)の排出量が少なく、ダイオキシンなどの環境汚染物質も発生しにくい」となっていて、「発生しない」というところが正直というか、、、燃やさなくても、低温で蒸し焼き状態、、完全無酸素状態にならないと、、、よくわからないが気になる、