■ 175億の神鋼環境グループ/エネ回収施設DBO/山形広域組合
日刊建設通信新聞 (会員登録) 2015年12月14日
山形市など2市2町でつくる山形広域環境事務組合(管理者・佐藤孝弘山形市長)は、DBO(設計・建設・運営)方式のエネルギー回収施設(川口)建設・ 運営事業を総合評価一般競争入札した結果、175億円(税別)で神鋼環境ソリューショングループに決めた。2016年2月中旬に契約する。18年12月の 供用開始を目指す。維持管理・運営期間は39年3月末まで。
同グループは、代表企業の神鋼環境ソリューションと神鋼環境メンテナンスで構成。協力企業として山形建設、山形パナソニック、松田建設、本間利雄設計事務所、山形ビルサービス、東北電機鉄工、東北ナノテック、イベントプロデュースガッツが参画する。
概要は、流動床式ガス化溶融方式で処理能力は日量150t(75t×2炉)を想定。処理棟や計量棟、構内道路、ストックヤードなども整備する。落札額の内訳は設計・建設費が91億2154万8000円(税別)、運営費は83億7845万2000円(同)となっている。
事業者選定支援業務は日建技術コンサルタント、西村あさひ法理事務所が担当した。建設地は上山市川口。[ 2015-12-14 6面 面名:北海道・東北面]
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