■ 運転期間4カ月延長へ 川内の仮設焼却施設、処理量増
福島民友 2015年12月11日
環境省は10日までに、川内村下川内五枚沢地区に設置した仮設焼却施設の運転期間を、当初の予定より4カ月延長する方針を決めた。同日開会した川内村の12月議会で村側が明らかにした。
同施設は村内の避難区域で出た災害がれきなどを焼却処理する施設。村によると、当初は年内に1700トンを処理する計画だったが、解体家屋の増加が影響 してがれきの量が2130トンに増加。同省は処理が間に合わないとして運転期間を来年3月末までに延長した。同施設は焼却処理の完了後は解体される。
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対策地域内廃棄物処理 ( 国直轄)平成27年11月27日現在)
・川内村 村内の災害廃棄物、片付けごみ 仮設焼却炉7t/日 日立造船(約29億円)
(稼働中 平成26年12月より) 推計量2,500t 約1,400t処理済み
●平成25年度川内村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理等)
業務名:平成25年度川内村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理等)
契約年月日:平成26年3月11日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡川内村下川内五枚沢地内
契約業者名:日立造船株式会社東北支社
履行期限:平成28年9月30日
業務概要:本業務は、川内村内に仮設処理施設を建設し、川内村内の対策地域内廃棄物(災害廃棄物、片付けごみ)を焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥2,929,500,000-(消費税込)