■ 約176億の川重グループ/新ごみ処理施設DBO/須賀川環境組合
日刊建設通信新聞 (会員登録)
福島県の須賀川地方保健環境組合(管理者・橋本克也須賀川市長)は、DBO(設計・建設・運営)方式による新ごみ処理施設建設運営事業を総合評価一般競争 入札した結果、175億5000万円(税別)で川崎重工業グループに決めた。落札金額の内訳は、設計・建設工事が90億5000万円(同)、運営・維持管 理業務が85億円(同)。近く基本協定を締結し、2016年2月下旬にも契約する予定だ。設計期間と工期は19年3月末まで。運営・維持管理期間は同年4 月から39年3月末までの約20年間となる。
同グループは代表企業が川崎重工業、構成員がシンキ、協力企業が青木あすなろ建設と東北テック、佐藤産業、釜屋、不二薬局。
築後約25年以上が経過し、老朽化が進行している既存施設に代わって、一般廃棄物の適正処理の推進や環境負荷の低減など、多様化する時代のニーズに対応する新ごみ処理施設を整備する。住民サービスの向上と経済性を追求した運営・維持管理の実現を図る。
ストーカ式焼却施設で、処理能力は日量95t(47.5t×2炉)を想定。管理棟機能を併設する工場棟や計量棟、駐車場などを整備する。予定価格は 177億6900万円(同)に設定していた。アドバイザリー業務はエイト日本技術開発、ベーカー&マッケンジー法律事務所が担当。建設地は現施設(須賀川 市森宿字ビワノ首)の北側隣接地約0.8ha。
[ 2015-12-09 6面 面名:北海道・東北面]
須賀川地方保健環境組合(須賀川市、鏡石町、天栄村)
ちなみに、
現在の須賀川地方衛生センター施設
ごみ処理施設
最新の焼却灰の放射能測定結果は、
平成27年11月 飛灰セシウム合計 1,2号炉 1.960Bq/Kg
11月24日も空間放射線量0.14~0.31μSv/h
平成23年3月直後は、、測定なし、
平成23年7月測定値
飛灰セシウム合計1号炉 34,400Bq/Kg、2号炉 38,200Bq/Kg
8月19日 空間放射線量 0.61~0.72μSv/h