■ 日立造船 ごみ焼却発電プラント 世界規模で受注拡大
ヘッドライン ニュース 2015年12月9日
日立造船は、ごみ焼却発電プラント事業を世界的規模で拡大する。グループ子会社の日立造船イノバ(イノバ)が欧州地域を中心に受注が好調、アジア 地域で展開する日立造船と合計した累計の受注は800件(ライセンシー含む)を突破し、すでに世界トップシェアを握る。今後、日立造船は大規模施設でノウ ハウを持つイノバと連携し、最大の激戦地である中国で受注を積み上げ、世界市場で「不動のトップ」の地位を確立する考え。
【写真】中国では大規模プラントにターゲットを絞る(今春完工した上海市向けプラント)
Hitzの特徴
発電量で国内トップクラス
Hitz日立造船は1965年(昭和40年)に日本で初めて発電設備付き機械式ごみ焼却発電施設を建設しました。
ごみ焼却施設は世界で443施設の納入実績があり、その内、231施設が発電設備を備えています。発電施設の総発電量は約33万kWであり、稼働中の45か所では約26万kWとなります。
これは、年間116万トンのCO2削減に貢献しており、約24万世帯が1年間に排出する量に相当します。
欧州トップメーカを子会社化
Hitz日立造船は、欧州を中心に200件以上のごみ焼却施設の納入実績があるAE & E Inova社を子会社化しました。
Hitz日立造船とAE & E Inova社の実績を合わせると400件以上のごみ焼却施設の実績があり、世界においてトップメーカーです。
米国にごみ焼却施設の事業を手がける現地法人を設立し、インドにも海外事業拡大のための現地法人を設立しており、世界を視野にごみ焼却発電施設を建設していきます。
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