■ 実証試験へ 土の力で分解、生ごみ処理装置 藤沢市 /神奈川
毎日新聞 2015年12月6日
藤沢市は、自然の土の力で生ごみを分解する生ごみ処理装置「キエーロ」の導入に向けて実証試験を始める。試験に使われるキエーロは、プラスチックごみを リサイクル処理した擬木(ぎぼく)を木の代わりに使う新タイプ。市内のごみ処理業者、服部商店(服部信介社長)が製作した。
キエーロは透明なポリカーボネート板を屋根につけた木製の箱で、黒土を入れて生ごみを混ぜると、土中のバクテリアがごみを分解する仕組み。葉山町の松本信夫さんが考案した。葉山町、逗子市、鎌倉市などで購入費の助成制度がある。
藤沢市は、回収したプラスチック製ごみの一部を業者に依頼して再生処理し、衣装ケースや公園のベンチに使う擬木などに利用している。市は松本さんと話を するなかで、擬木が腐りにくいことに着目。服部商店が協力して、擬木を箱形に組み立てた新タイプのキエーロを製作した。ごみから生まれた素材でごみを処理 する「循環資源の地産地消型」(市環境部)装置だ。
また、これとは別に、市資源回収協同組合(金田勝俊代表理事)で働く障害者らが、県内の間伐材を使い、従来型の木製のキエーロを製作した。2台のキエーロは4日、そろって市に寄贈された。
擬木タイプは鈴木恒夫市長が自宅で使い、有効性を検証する。市は来年度から、市民が購入するキエーロの費用の4分の3程度を助成したい考えだ。【塚本泉】
葉山町の松本信夫さんが考案した「キエーロ」、、
今や、神奈川だけでなく、,,全国各地の自治体でも広まっている~
しかし、、、 擬木(プラウッド)でとはね、、、どうなんだろう、、