■ 仮設焼却施設1年間延長へ 福島飯舘
河北新報
東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村の仮設焼却施設について、環境省は4日、稼働期間を2017年3月まで1年間延長する方針を固めた。処理対象の片付けごみが想定以上に発生し、延長が必要と判断した。
焼却施設は14年8月に稼働し、家屋解体に伴う家具などを焼却。当初計画では16年3月に処理を終える予定だった。家屋解体の申し込みが想定より増え、約1900トン程度と見込んでいた処理量が約3000トンにまで増えた。
飯舘村は、蕨平地区と小宮山地区に、2つの仮設焼却炉がある。
この報道は、おそらく小宮山地区の仮設焼却炉だろう
飯舘村(蕨平地区)の仮設焼却炉は先日火入れ式、
蕨平地区も、「環境省は当初、3年間で計21万トンの処理を想定した。除染が進んで対象物が36万トンに増えたため、2年間の契約延長に向けて村と調整している。」報道あり、、
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■福島県内の災害廃棄物の処理進捗、仮設焼却炉の設置状況、契約情報(平成27年11月27日現在) 2015年11月28日
対策地域内廃棄物処理 ( 国直轄)
・飯舘村<小宮地区(飯舘クリーンセンター)> 村内の片付けごみ 5t/日 神鋼環境ソリューション・神戸製鋼所JV(約39億円)
(稼働中 平成26年11月より) ??? 約1,300トン(約1,300トン)処理済
・飯舘村<蕨平地区(減容化事業)> 村内の家屋解体ごみ等と除染廃棄物、及び村外5市町の下水汚泥・農林業系廃棄物 240t/日 HI環境エンジニアリング・日揮・熊谷組JV(約414億円)
(建設工事中) 42,000t
●平成25年度飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)
業務名:平成25年度飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年3月26日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県相馬郡飯舘村蕨平地内
契約業者名:IHI環境・日揮・熊谷組廃棄物等処理業務共同企業体
履行期限:平成31年7月31日
業務概要:本業務は、飯舘村蕨平地区に仮設処理施設を建設し、飯舘村内の対策地域内廃棄物(除染廃棄物、災害廃棄物、片付けごみ)ならびに村外の農林業系廃棄物、下水汚泥を焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥41,433,000,000-(消費税込)
●平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成25年11月14日
契約方法:随意契約企画競争方式 ←随意契約
業務場所:福島県相馬郡飯舘村小宮字沼平地内
契約業者名:神鋼環境・神戸製鋼共同企業体
履行期限:平成28年3月31日
業務概要:本業務は、飯舘村内に仮設処理施設を建設し、飯舘村内の対策地域内廃棄物(片付けごみを焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥3,926,983,200-(消費税込)